監督
セイコラ〜♪ 第4話

『放課後の出来事なのだが、椅子に座りながら帰る準備をしたいたら、突然女達が声をかけてきた。』

「えっ!それってこの教室なの監督?」

俺は話しを続けた。

『女達は俺に向かって何か話しかけている。その言葉をよく聞くと、「キモい」、「マジ引くわ〜」と言っている。まったく意味がわからない。わからないので帰る準備を急いだ。

しばらくすると、女達が俺の机の前にいた。また何か言っている。その言葉に耳を傾けると「やったね。早く聞かせて」「うん聞かせて。」と聞こえた。

「それって?えっ!?私達のこと??」

俺は話しを続けた。

実際はこの手の事は大体だが、顔がない、顔が血塗れとかが多いのだ。そんなことは怖くも何ともない。慣れと言うものは怖いものだ。

(さて見てみますか。いや待てよ。もしハゲたオッサンと、ハゲ散らかしたオッサンだたっらどうしよう。流石にそれはマジで怖いと言うより危ないだろ。女装したハゲたオッサンとハゲ散らかしたオッサン。無理、無理、無理!)

そんな馬鹿げた事を思いながら、机から顔を上げゆっくりと女達の顔を見た。

『うわぁーーーーー!!』

そこにはなんと





『ブス とブサイクがいたのだ!!』

俺はイスから落ちるのではないかと思うくらい、後ろにのけ反った。

『アレは一体何なんだ!』

俺は何かの見間違いかと思いもう一度確めてみた。

やはりそこにはなんと





『“ ブス ” と “ ブサイク ” しかいないのだ!!』

2回確かめたのだから間違いない。

俺は恐怖のあまり脱糞するのではないかと思った。

しかし、俺はすでに経験済だ。
(もちろん脱糞ではない)

こう言う時は怒ったり、怖がってはいけないのだ。

ある言葉を笑顔で優しく相手に言ってやるのだ。

俺はイスから立ち上がり、女達の目の前で親指を立て

笑顔で優しく『ドンマイ!』って言ってあげた。

すると女達が「なにがドンマイなのかなぁ〜教えてくれる?」と鬼のような形相で睨まれた。

『ゴメンなさい。けど最後に一言だけ言わせてくれ』

俺はそう言うと女達の胸を指差し俺は言った。





『そこだけは、“good job”!だぜ。』

「そこだけはねぇ〜・・・逝ねっ!」

『もう逝ねはやめて。』

・・・つづく 第4話(完)

セイコラ〜♪
監督
セイコラ〜♪ 第3話

彼女は下を向いたまま黙っている。俺は気になり下から顔を覗きこんだ。すると泣いていたのだ。

『えっ!そんなに怖い話だった?』と尋ねる。

すると、鬼のような形相で睨み「逝ねっ!」と言って、教室から走って出ていたのだ。そんな彼女に驚きながら、

『だけど、逝ねっ!は酷くねえか?まあ確かに、少しふざけすぎたかな?』

と言いつつ帰る準備をしていると誰かがやって来た。

「何かあったの?」 と言ってきた。

「監督。さっきの子泣いてたわよ。」と別の女子も言ってきた。

『あ〜さっき告白されて断っただけ。』とドヤ顔で言ってやった。

すると「キモい。」「うん。キモい。」と女子達に罵声を浴びせられた。

『キモいは酷くないか?』

「監督に告白する子なんて、この世の中に居ないから。鏡で顔を見たことある?」

『あるぜ。問題なし!』

「自覚なし!!」

『なんでやねん!!』

「そんなこといいから!一体どうしたん?」と、女子達は聞いてくる。

俺はこう言った。

『だったらえっち〜な話しておくれ?お二人さん。』

「キモい。しかもゲスい。」

『なぜキモいんだ!ゲスな男子にしてみれば聞きたい話だろ!!こんな』

「ハイハイ。で本当は何があったの。」

『そうだな、俺がイケメン良すぎるだけの事かな。罪だなこれは。』と、

どや顔で決めてやった。すると女子どもは、

「アホ」、「ボケ」、「変態」、「キモい」、「監督」、「バカ」、「クズ虫
」と、これでもかと言うぐらい悪口を言ってきた。

『あの〜僕の名前が悪口の部類に入っているんですけど?』

「そんなのどうでもいいから。」

(イヤイヤよくないから・・・)

と、心の中で思いながら『ただ怖い話をしただけです。』と女子達に言った。

「怖い話?泣くほどの!それは聞いてみたいなぁ?」

困った。俺自身こう言う話はペラペラ喋るもんじゃないと思っている。確かに前の女子は執拗に聞いてくるから話をしたのだが、

『わかったから話しするから、とりあえずキスしよう。』

「引くわ〜。」、「マジ引くわ〜」

『ごめんなさい。話しするから。でも自己責任で頼むな。』

「やったね。早く聞かせて」「うん聞かせて。」

まったく困ったものだ。

・・・つづく 第3話 (完)

セイコラ〜♪
監督
セイコラ〜♪第2話

『放課後の出来事なのだが、俺は机で寝ていると ”聞かせて” と何処からか女の声が聞こえてきた。しかも、いつの間にか俺の正面に立っている気配がある。寒気を感じた。』

「えっ?この教室の事なの監督?」

俺は話を続けた。

『また、女が何かを言っている。よく聞いてみると』

「やったね。早く聞かせて、聞かせて」そう聞こえた。

(一体何を聞きたいのやら)

「えっ?えっ?私のこと?」

俺は話を続けた。

(さてと、あっち系の感じだなこれ。)

俺は慣れたもので、

(女の顔でも見てやろうかなぁ〜何て思い、かわいい系、美人系どっちかなと期待していた。)

そう思いながらも、実際はこの手の事は大体だが、顔がない、顔が血塗れとかが多いのだ。そんなことは怖くも何ともない。慣れと言うものは怖いものだ。

(さて見てみますか。いや待てよ。もし顔がオッサンだたっらどうしよう。流石にそれは怖いな。女装したオッサン。無理、無理、無理!)

そんな馬鹿げた事を思いながら、机から顔を上げゆっくりと女の顔を見た。

『うわぁーーーーー!!』

そこにはなんと





ブサイクがいたのだ!!

俺はイスから落ちるのではないかと思うくらい、後ろにのけ反った。

『アレは一体何なんだ!』

俺は何かの見間違いかと思いもう一度確めてみた。

やはりそこにはなんと





『ブサイクしかいないのだ!!』

2回確かめたのだから間違いない。

俺は恐怖のあまり失禁するのではないかと思った。

しかし、俺はすでに経験済だ。
(もちろん失禁ではない)

こう言う時は怒ったり、怖がったりしてはいけないのだ。

ある言葉を笑顔で優しく相手に言ってやるのだ。

俺はイスから立ち上がり、目の前にいる女の顔に親指を立て、笑顔で優しく『ドンマイ』って言ってあげたのだ。

そこから女の胸を指差し『それこそドンマイ!』と最高の笑顔で優しく言ったのだった。

・・・つづく 第2話(完)

セイコラ〜♪
監督
セイコラ〜♪ 第1話

俺が学生の頃の話なのだが・・・

とある放課後の日。俺は机の上で寝ていた。みんな親切なことで起こしてくれなかったみたいだ。

そんな時ある女子が俺に声をかけてきた。

「話聞いたよ。怖い体験したんだって!どんな話か聞かせて。あっ!もしかして監督って見える人とか?」

俺はその声で起きることが出来たが、ダルくて体を起こすことが出来ずに、うつ伏せのまま返事をした。

『面倒だからまた今度な。』

「今度って。今聞きたいの!」

面倒くさくなりそうなので、俺はこう言った。

『だったら、えっち〜な話しでもしてくれたら話そうかな。イヤ話せ。』

「最低!!」

『なぜ最低なんだ!健全な男子にしてみれば聞きたい話だろ!!こんな純情な男子をもて遊んでナニが楽しい。それこそ最低だ。・・・と言うことでえっち〜な話でお願い。お願いします!』

「最悪」

『なぜ最悪なのだ!健全な男子にしてみれば聞きたい話だろ!!純情な』

「はいはい。もうあんたのペースには乗らないから、いいから聞かせろ。」

困った。俺自身こう言う話はペラペラ喋るもんじゃないと思っている。確かに前の奴には話したが、それは余りにも執拗に聞いてくるから話したのだが実に困った。

『わかった。話しするからデートしよう。イヤしろ。』

「はぁ!そんな冗談いらないから。」

『イヤイヤ本気なんですけど。』

「ハイハイ。冗談は顔だけね。それと、みんなにそんな事をばっかり言ってるから信用ないの監督は。」

『わかったから、話するからそれ以上は言わないで下さい。それと、話してもいいけど、決して怒ったりするなよ。』

「やったね。早く聞かせて、聞かせて。」

・・・つづく 第1話(完)

セイコラ〜♪
監督
セイコラ〜♪

最近ふと思う事がある。

人はどうして怖い話を聞きたがるのか?聞いた後に後悔する人も要るのに。

しかも、男ならそうでもないが女の場合は話を終えたあとに何故か怒る。

特に自分から話を聞きたいと言いながら、話終えると「最低」「最悪」と言って罵られる。挙げ句の果てには「泣く」意味がわからん。

なんと自分勝手な生き物なんだ。

聞きたいと言う奴の自己責任じゃないのか?と思う。

よくある話ならファミレスに5人で行って水が6個でるとか、後ろから肩を叩かれるが振り向くと誰もいないとか、首を絞められる夢を見て鏡で確認すると絞められた跡があったりと、そんな程度なのだがそんなのが怖いものなのか?

確かに俺自身そういう体験し、それをもとに怖い話をした事はある。いわゆる見える人なのだが、かといって罵られたり泣かすほどの怖い話をした覚えはないのだが?

俺が悪いと言うのか?

他にも色々と話はあるのだが、別にたいした話しでは無いと思うのだが。

それはどんな話かと言うと・・・

ここからは自己責任でお願いします。
思うほど怖い話では無いと思うのだが・・・