−劇場『Perle』−

ゴシック建築の古城のように繊細で美しく、荘厳でいて豪華な構造の劇場
オペラ・コンサート・演劇 etc...
ファイエ
退室
うん!用意するね!
美味しいの持ってくるから楽しみにしててね、ふふっ。
(やはりそうかと予想通りの返答が返ってくると任せなさいと己の無い胸に左手の拳を当てて、快く頷き)
う、うん…安心したぁ。
経験するのは楽しい事と嬉しい事だけの方が良いもんね!悲しいのはやだ。
ご主人様だけを見て、勉強するよ!
(相手の演技や日常的な行動も観察するつもりでそれらを覚えていこうと考えており、相変わらず嬉々とした顔で相手を見上げており)
うーん、やっぱりご主人様みたいになりたい。
私の理想図がご主人様だもん…目標にしちゃダメ?
ぁ、うん!はやくいこー!
(美しさに憧れを抱き、自分らしさを保ちながらでも相手に近付けるかと思ったが、今では理想の形にまでなっておりどうにも諦められない様子。放っておいてもすぐに諦めるだろうが、そんな事より練習の話になれば電波を受信したアンテナのように耳がぴこぴこ動き舞台裏へ向かった相手を追い共に劇場を後にする)

【お誘いに乗って頂けて嬉しく思います!劇場でエンカした時の事を思い出し、一度離れてしまった事を改めて後悔しています。またヴィア様とエンカ出来て良かったです、ありがとうございました!また次回も楽しみにしております!】
ヴィアレス
退室
嫌いではなくてよ。…でも、アタクシは別でコーヒーを用意してもらおうかしら。
(トマトジュースは別段嫌いということもない。しかしドーナツと一緒にという事ならばコーヒーが良いかと思えば、折角だし少女に頼んでしまおうかと少女を見下ろして。)
そうねぇ。若かりし頃は、誰かを憎んだり悲しむこともあった…かも知れないわ。でも、その感情を知っていなければならないわけでもなくてよ。それはこれから覚えていきなさい。
(沢山の感情を知っているかと言われれば、知らないわけではない。だからといって怒りも悲しみも憎しみも、大昔にやめてしまった。どうせなら幸せと楽しみを優先したいということから義妹との姉妹ゲンカすら楽しみであり、答えはどこか曖昧。しかし、絶対に必要なわけでもなし問題ないと微笑んで。恋事情において己のことを褒められればニンマリと当然とでも言いたげな笑みを浮かべ。そろそろ劇場を出なくては遅くなりすぎるだろうと考えれば舞台裏の方へと身を翻し。)
そんなの当然よ。アタクシの美しさに偽りなどなくてよ。それに、アタクシを手に入れたければ相応しいだけのことをしてもらわなくっちゃ。…昔って…そんな大昔でもないでしょうに。でも、どうだったのかしらね?アタクシにも分からないわ。さあ、そろそろ帰りましょう?聞きたいことや練習の内容は、邸で教えて差し上げる。
(手を差し伸べ少女が手をとったのなら舞台裏を通り、劇場を出て己が義妹たるロード公邸宅へと帰っていくことだろう。)


【こんばんは!遅くなって申し訳ありません!もう少しお話していたいところですが、期日となりましたのでこれにて失礼いたします。チョコレート、ありがとうございます+まさかヴィアに貰えると思っていなかったので嬉しかったです。またお会いしました際はよろしくお願いします。
ではでは、これにて失礼いたします。】
ファイエ
置きレス
ご主人様もトマトジュース好き?
(しかし用意してくれるとしても相手がトマトジュースを飲む人でなければ、此方は珈琲でも用意しなくてはとそう問い掛けて)
そっかぁ〜…難しそう。
悲しみと憎しみは実際に体験しないとわからないものなのかな?ご主人様は悲しいことも沢山知ってるの?
(記憶を失ってからは支えられてばかり故に喜びや感謝の気持ちしかよく理解出来ていない事に気付き、複雑な気分に浸り表情を曇らせプロならば既に色々な経験をしているのだろうと首を傾げて)
…愛されても、愛せなかったらそうなっちゃうものなのかなぁ。私が男の子で、イケメンだったとしても夢中には出来ないかも…それだけご主人様うつくしーもん!
恋?したことないよー。昔の私はどうなのかなぁ?
ヴィアレス
置きレス
現金ねぇ。
(なぜ今までドーナツに栄養があると思っていたのだろう。そんなわけ無いと苦笑いを浮かべたが、トマトジュースと聞いた途端に喜ぶ姿に目を細めつつ、ポロリと呟きを零して。)
好きや感謝だけではないわ。憎しみや悲しみ、喜び…オペラは歌劇…物語だから、役になりきらなくてはならないの。沢山の感情を知らなくては。
(分からない、といった様子にそれだけではないと首を横に振り。オペラはただ歌うだけではないため、用意された役の背景などをしっかり自分の中に落とし込まなくては意味がない。そのため、感情というものを理解していなくては心に響かない。まだ難しすぎたろうかと思いつつ、見上げる視線に己の視線を合わせて。その後、己の恋愛について更に突っ込んで聞いてくると右手を自身の腰に宛てて。)
飽きる…のもあるけれど、向こうが夢中になっても、アタクシは夢中にはなれなかったのよ。それに好意を寄せてくれるのだから、こちらだって少しくらい興味がわくじゃない?…というか貴女、恋をしたことはあって?
ファイエ
置きレス
えっ!そうなの!?ないのぉ〜!?ぁ、だからお胸とか成長しないのかなぁ。悔しい!
…っ!やったァ!トマトジュース好き〜!
(肉が付くと聞いてずっと信じていたドーナツは早くもただの洋菓子となり、驚き方からして余程本気にしていたのだろう。しかしそんな事も忘れてしまう程にもう一つの大好物を用意してくれるとなれば跳んで喜び)
基礎?んー…気持ちが籠ってなきゃ何も伝わらないってこと?
じゃあ、大好きな人とか思い浮かべながら歌えば上手くいくのかな。いや、聞いてくれる人たちにこう…感謝の気持ちも込めなきゃってこと?うぅあんまりわかんないや!
(思ったことをそのまま言葉にして答えていくが、結局違う気がしてか頭を抱えて唸り答えが相手の口から出て来るのを待つように上目遣いで見上げ。恋愛についての話を聞くも今の自身ではあまり意味はわからないが、右手の人差し指を己の顎に添えて暫く考えてから更に遠慮なく問い掛けて)
んん〜……っ、それってつまり、モテモテでご主人様にいーっぱい男の人が寄って来るから飽きちゃったってこと?ちゅーしたりしてもラブラブ〜ってならなくて、結婚とかする前に別れちゃうとか?
ヴィアレス
置きレス
ドーナツに発育のエネルギーはないと思うけれど……じゃあ、アタクシはトマトジュースを用意して差し上げる。
(ドーナツで発育が良くなると信じ込んでいる風な口ぶりに全くそんな要素はないのだとキッパリと告げ。そもそもドーナツばかりで逆に栄養がないから良くないんじゃないかと首を捻り。が、一緒に食べたいと聞けば飲み物は必要かと少女の好物を上げて。)
極意というより、基礎ね。これをしっかり理解していなくては、練習したって無意味ですもの。…歌とは心、想い、願い、…貴女自身。…意味、分かって?
(衣装を羨ましがる姿に、ふ…と笑みを浮かべてから練習よりも必要なものについて言及して。なんの想いもない詩を紡いだとて誰の心に響くことはない。上手いだけでは意味がないのだと、それは何よりも大切なことで。己のことを知りたがる少女に視線だけでなく漸く顔ごとそちらへと向けて。現在、ではなく今までの恋愛遍歴をつらつらと並べるも要約すると“取っ替え引っ替え”なのだが、それを聞いて少女はどう思うだろうか。)
アタクシの隣に立つのだから、当然見目麗しくてよ。みぃーんな、ね。アタクシを愛してアタクシを見て、アタクシだけに夢中になる。…アタクシは、途中でいつも飽きてしまうけれど。