職員室

▼過去ログ51
2007/11/20 19:59

★萩野 硝子
(間の空いた空白のうちに目を細めて、相手の好き勝手に跳ねまくった髪とだらしのない風体を認識し思わず口元をひくりとひきつらせる。睨まれているとすらとれる目を冷えた瞳で見返していたが相手のからかうような言い様に表情が消え失せ)……あの、二年の高橋ってご存知ないですか。一昨日世話になったので礼を言いたいのですが。
11/20 19:59

★辻義隆
(手元の新聞を無造作に折ると隣のデスクの書類の上へ放り、代わりに灰皿を引き寄せると口の端に咥えていたタバコの灰を落とし、先ほどまでコーヒーへ向けていた気も元来の面倒臭がりか、立って行くのが面倒だと切り捨てたところで、声を掛けてきた相手の声を一度は黙って無視していたが、一拍置いて自身に掛けられた声であることが判別できると、胡散臭いものでも見るかのようにフルネームでの尋ね人について、さァな、と低く洩らし。もともとが悪いのか、黙っていると不機嫌そうに見える目付きで相手を一瞥)探して焼きでも入れンのか(少し前からの相手の言動を揶揄するように口の端から緩く煙を吐き出しながら棒読みの冗談を洩らし)
11/20 19:49

★萩野 硝子
(なかなか見つからない為か、頭を抱えながらぱらぱらと苛立たしげにページを捲り)……あ?一年だったか?あれ?(熱で鈍っていた記憶を恨めしく、半ば呆れながら考え込んでいると鼻孔を煙草の臭いがくすぐりやっと人の存在に気がつき)あの。すみません、そこの煙草吸ってる人。高橋斗真、知りませんか。
11/20 19:28

★辻義隆
(両手で新聞の端々を持ったまま数枚を繰ると地方面に関心事でもあったか手を止め。タバコの先が紙面に付くかつかないかの角度で文字を追い、背後で開いたドアの音に人が入ってきた足音を聞き分けるが、出入りの多い職員室ならではの気配にチラリとも視線をやらず煙を吐き出して。数行の記事を読み終え再び紙面をめくるがこれといって興味をひく見出しもないのか、欠伸をかみ殺すと中断し、コーヒーがあったかと横を向くと視界に先ほどの足音の主が映り、探し物でもしているのかぶつぶつ呟いている相手を視界の隅に給湯室へと視線を遣り、僅かにするコーヒーの匂いに飲もうか飲むまいかと立ち上がる面倒臭さをはかりにかけ、再び欠伸をかみ殺し)
11/20 19:11

★萩野 硝子
(からからと軽い音を鳴らし、いつもの黒いスーツを着た自分の腕を抱えさすりながら入り口付近の『二年』ラベルが貼られた出席名簿の棚の前で眉間に皺を寄せ立ち尽くす)……この前助けてくれた子、組知らないんだったな。名前が、えーと、高橋、高橋。(適当な名簿を取り出して指先で細かい文字の羅列をなぞり、目的の名前をぶつぶつ繰り返し)>入室
11/20 18:56

★辻義隆
(決裁書類と数日分止まっていた回覧文書を片手に、無造作にドアを開け室内へ。珍しく一日校内に居たのかワイシャツに白衣を引っ掛けだらしなく前を開けたままの格好で、周りを一切気にする気も無く学年主任のデスクへのっそり歩くと横を通り際、決裁箱の中にどさっと放り3つ離れたデスクにどっかり腰掛け。めったに座ることが無いデスクは綺麗に片付き書類ひとつ載っておらず、隣のデスクにおいてあった夕刊を取り上げるとタバコを1本取り出し口の端に咥え火をつけてイスの背もたれを軋ませ体重を掛けると、新聞を開き目を眇めながら緩く煙を吐き出して)>入室
11/20 18:54


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