職員室

▼過去ログ52
2007/11/20 21:17

★辻義隆
そりゃァ結構(一連の動作を見るとも無く見ているが、場を無視した着信音に僅かに片眉を上げ。繊細と潔癖の入り混じる線の細さと若さ旺盛な噛み付き方への対応も生返事以外は面倒臭がるのかのっそり席を立ち、30分ほどの休憩でようやく仕事の続きをする気になったか口の端にタバコを咥えたまま緩く煙を吐き出して、携帯の電源を切っている相手が見ていようといまいとといった一方的な、視線を遣るでもなくの片手を上げる動作での挨拶代わりをひとつ黙ってドアへ向かい)>萩野

(ドアの前までのっそりと歩いて来ると、廊下に浮かんだ人影が同じタイミングで入ってきた事にチラリと相手を一瞥、見知った人間であったことに僅かに片眉を上げ)仕事か(作業着に脚立のいでたちを見るなり、職員室の換気扇か電気かで呼ばれたのかと低くひと言洩らし。声は低く愛想は欠片も無いが、働く人間を相手に無下な悪態をつく趣味も持ち合わせてはいないのか僅かに口の端を引き上げ黙って道をあけ。すれ違いになった相手に一応の挨拶をする気でもあるというのか、振り向きはしないものの去り際片手を軽く上げそれに代え、片手を白衣のポケットに突っ込みタバコの煙をくゆらせながら、のっそり廊下へ消えていき)>弩>退室
11/20 21:17

★萩野 硝子
いいえ。何でもありません。几帳面な御方だな、と。(呆れと憤りでますます冷えていく体温と頭を自覚しながら、この手の類は干渉されるのが嫌いだろうと見当をつけて口角と目を見事な笑みの形に作り上げ)……煙草、きついの吸われるんですね。自分は軽いものしか飲まないもので。体、壊したら大変ですよ。お気をつけ、(張り詰めた気持ちを崩すように自分のポケットから聞き慣れぬ甲高い電子音が鳴り響き。慌てて取り出すと変えた覚えのない携帯電話の着信音から兄からだと気付いて、これで本日14回目だったかとうんざりした顔で、でも先までとは明らかに違う微笑みを微かに滲ませながら電源を切る)
11/20 20:56

★弩 鋼夜
(ツナギ服のジッパーを半分以上開け下に着た厚手のインナー、ポケットからは白いタオルや手袋が見え首からはシルバーリングを下げ作業終わりなのか白い息を吐きながら左肩に脚立を担ぎ右脇に蛍光灯を何本か持った姿でガチャガチャと脚立の音を鳴らしながら身を窄め廊下を歩いているとふと見つけた灯りに戸を開け中を覗き込み)こーんばんは〜?>入室>ALL
11/20 20:55

★辻義隆
(元来愛想とは最も遠いところにいる人間であるのか、相手の礼も見ているのか見ていないのかといった杜撰さ。新たなタバコに火をつけ一服し始め、書類の処理とカルテの整理を一日掛けて終わらせた新たな保管場所を作ったことにようやくまとまった資料の置き場ができると目を眇めているが、視界の端で再びなにか言うことでもあるのか固まっている相手にチラリと視線をやり)あンだ
11/20 20:42

★萩野 硝子
(余りの素っ気なさについ平坦になる自分の声に感謝の気持ちを表現しようとしながら一礼し)……有難う御座います。(広報誌のコピーを張り出してある壁に足を向ける傍ら、案外机は整頓してあるんだなと相手を見直しそうになったその視線をそのまま決裁箱に流し、その中に山になった紙束と先程まで容量が少なかった筈の光景を比べて言葉を失い)
11/20 20:30

★辻義隆
(2年高橋と再度繰り返される苗字は一見どこにでもありそうな感があり再び身も蓋もなく、知らねェな、と言い捨てかけるが、前に聞かされたフルネームにはカルテ以外で覚えがあり、一瞬眉間に皺を刻みどこかで見た記憶を引き出すよう視線を留め)陸上部の大会記録(頭の中で合致した資料は広報が発行している大会記録だったらしく、上位入賞に列記されていた名前とフルネームが一致したのか低く洩らし。着崩れなく着こなすスーツ姿の見かけ以上に中身がデリケートに出来ている様子の相手の表情をチラリと一瞥、新任の名簿に載っていたいずれかの人間だと判別したが、特に言う事もないのか短くなったタバコを消し、白衣のポケットからタバコを取り出し1本箱から出すと手の甲へ軽く落として葉を詰めなおし、ワイシャツのポケットに携帯しているライターで目を眇め火をつけて)
11/20 20:18


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