屋上

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2009/10/26 16:21

★城戸劉生
軽いお節介はね。…ホント、学園の人らはいい人すぎて困る。(放たれた言葉に同意するかのよう頷いて返し、缶を開けそのまま口へと運べば一口含み。自分の知り合い思い返せば苦笑浮かべ、やや呆れ口調で口を開いて。それから暫く珈琲に口をつけたままぼーっと目の前に広がる景色を眺めながら相手の言葉に静かに耳だけを傾け、全て聞き終えると少しの間を空け視線そのまま漸く黙ったままだった口を開き)――…良い思い出ばかりが幸せに繋がるとは限らんからのう。去年はこうだったから今年はどうだとか、そんな事は誰にもわからんし…ましてや来年の事なんか誰にもわからん。…だからって全部が全部仕方がないの一言で片付けられるほど、軽い思いじゃないだろうしのう。俺に高橋くんの気持ちをわかってやれる事は多分一生ないんじゃろうけど、去年は去年で楽しめたんなら今年は今年でまた楽しんだらいいと思うよ。
10/26 16:21

★高橋斗真
ウチのガッコって基本的におせっかいが多いんだよねー…キライじゃないならよかったデス(自分の周りにもおせっかいな人種が多いことからクツクツと肩を揺らせばブラックの缶を相手へと手渡し、自分の手に残った甘い珈琲の缶に視線を落とせばぎゅっとそれを握りしめて)…んー…多分ね。下手すりゃ日本にすらいないかも。……オレ、開校当初からいるから、友達や知り合いが辞めていくの何度も経験してんだ。みんな事情があるんだからしょうがねぇとは思うんだけど…今みたいに学院祭の時期とかで去年は一緒にあんなことしたなーとか思い出すと……ちょーっと寂しくなったり、ね(考えても仕方がないことだと解ってはいるものの感情はついてきていないようで、寂しげな笑み浮かべたまままだ仄かに温かい甘い珈琲の缶を頬に当てて)
10/26 16:01

★城戸劉生
…はは、確かにお節介じゃのう。俺の周りはお節介ばっかぜよ。(相手の言葉に小さな笑みを浮かべると否定する事もなくただ“嫌いじゃないけど”とだけ付け足して。座り込む相手へ視線落とし自分の放った問いに対して返ってきた言葉聞けば軽く驚いたよう瞬き数回繰り返し、暫く何か考えるよう間を空けた後差し出された二つの缶珈琲のブラックへと手を伸ばして)じゃあ、お言葉に甘えて……もう居ないって…高橋くんの知り合い、どっか遠くに引っ越したとか?
10/26 15:49

★高橋斗真
ちゃんと発散できてんならいいけどね。…って、すんません、オレおせっかいで…(空を仰いだまま軽い口調で返される言葉に僅かに安堵するも、続く言葉にふと我に返れば初対面の相手にまた立ち入りすぎたかと苦い笑みを浮かべ謝罪して。こちらを見た相手に問いに躊躇うことなく首を横に振れば、しゃがんだままだった腰を落として座り込み)いや、ちょっと時間が空いたから感傷に浸ろうかと思ってただけで……最近忙しすぎたからね。それに…これを飲むヤツはもうここにいないから……よかったらセンパイ、ひとつもらって?(どこか寂しげな笑み浮かべると、好みの方を選べるようにと2本の缶を手にしたまま相手の前にズイッと差し出して)
10/26 15:38

★城戸劉生
(疑いを示す沈黙にさすがに無理があったかと内心思いつつも次いで漏れた相手の笑みにほっと安堵の息を逃がして。続く言葉には相変わらずぼーっと空を仰いだまま)…大丈夫、溜め込むのは嫌いじゃき適当にその辺で発散しちゅう。だから、出会ったばっかの少年の心配は必要なーし。(軽い口調でそう返し、次いで相手の言葉聞けばその手に持たれた二つの珈琲缶へと視線向け、本来他の誰かの為の物ではないかと疑問に思えばそのまま相手の顔を見据えて)……そういや、少年は何か用があって来たんじゃないの?それを二つ持ってるって事はそういう事かと。
10/26 15:29

★高橋斗真
……(まだ疑っているのか僅かに黙るもすぐにクスリと笑うと肩を竦めて、一瞬の驚きの表情は見逃さなかったものの、すぐに常の物であろう表情へと変える相手に何かを悟ったのか小さく溜息をついて)……オレの勘違いならいーんだけど。ひとりで溜め込むのはよくないらしいから。…ん、城戸センパイね。…ぁ…よかったら飲みます?甘めのとブラックがあるけど…(相手の名前を繰り返せば、屋上が無人ではなかった時点で目的を失った手に持っていた2本の缶珈琲を掲げて見せ)
10/26 15:10


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