屋上

▼過去ログ1503
2011/7/18 23:42

★桐谷朱鷺
当然。影は本体と同じ動きすんだから(肩にぶつかられればフェンスに腕を乗せたまま僅かによろけつつ笑いを零し)ああ、暑い日中は日向にも出てこねぇしな。早く懐いてくんねぇと、俺下手すりゃ変質者(ずっと同じ場所あたりを徘徊している己を客観視しては眉を下げるも可笑しそうに肩を揺らし、名について問われれば笑みを穏やかにし姿勢を戻し相手を見遣り)うん…付けたっつか、最初から付いてた、つか。俺と同じ名前(答えてから花火へ視線を向け語られる相手の意志に耳を傾け、やがて瞼を伏せれば体を反転させてフェンスに寄りかかりそのままその場に腰を下ろし)奏くんは、ちゃんと前向いてんだな…。あ、でもそんなら今日俺が来て良かったよ。あいつ今日から花火好きになったはずだから(ぽつりと零してから気付いたように顔を上げ相手を見上げ小さく頬を緩め)
7/18 23:42

★葉月 奏
俺は影までぽやっとしてんのかーい(お約束のツッコミとばかりに軽く肩先ぶつけてみせると笑い残した表情のままキャリーの前にしゃがみ込み、言葉通り空っぽの中を覗いては眉尻僅かに下げて残念そうに呟き)
そっかぁ…早ぅ慣れてくれるとええね。暑くなるやろうし、食べ物とか水もどこかで調達出来てるとしても傷み易い季節やから腹壊したら大変やしなぁ(これからの時期を思うと野生で生きるには過酷な環境に心配の種を口にし、小さく吐息漏らしながら思案気に膝の上で頬杖つき。ふと聞き逃しそうになった相手の声に目を瞬かせて顔を上げ)
…あ。名前、付けたん?――うん。ただ過ぎて行く時間じゃなくて、ちゃんと今を、大事に覚えておこうと思うて…記憶に置いて行くんやのうて、一緒に連れてく為に…(再び花火の上がる音に釣られて景色に目を移すと、過ぎゆく季節を愛おしむようにその光景をしっかりと瞳に映しながら想いを込めた言葉を選ぶようにゆっくりと口の端に上らせ)
7/18 23:25

★桐谷朱鷺
ぽやっとした人影だったからなぁ(冗談めいて口端を上げ問い掛けに頷けばフェンスに両腕を乗せ、相手の視線がキャリーバッグに向けられている事に気付けば己も追って見遣り)ああ、うん。でも今日もフられたから、中は空っぽなんだけど。それでも名前呼べば反応してくれるようにはなったよ(指差して肩を竦め未だ目標が達成されぬ事実を述べ、耳に届く花火の音に誘われるように再び夜空を仰ぎ腕の上に顎を乗せ)目に、か…今年の花火は、もう二度と見られねぇしなぁ。
7/18 22:52

★葉月 奏
ふふ、歩き方で見抜くとは俺のおかんレベルやな。…朱鷺君、出掛けてたんや?(相手の言葉に数度頷きながら冗談交えて茶化し、その手に荷物が握られているのに気付いて視線降ろすと近付くにつれそれがキャリーである事が分かり)
あ…うん。今年の花火大会今日までやから、ゆっくり目に収めとこう思うて。朱鷺君は、例の猫迎えに行ったん?(肩越しに上がる花火を振り返り夜空に鮮やかな花を咲かせる光景に微笑んで肯定すると、キャリーの中身が気になるのか相手に視線戻して首傾かせ)
7/18 22:41

★桐谷朱鷺
(扉が閉まった直後に人の声が上がれば辺りへと視線を移し、暗がりに居る相手の姿ははっきりとは見えぬも聞き慣れた声と独特の訛りですぐに影の主が分かり、口元に緩い笑みを乗せ、其方へと歩み寄っていき)奏くん。此処に来てたのか。さっき学院に帰ってきた時に奏くんらしき人が校舎入ってくの見た気がしたんだよな(相手の近くまで行けば足を止め、フェンスを越えた向かい側の空に上がる花火が恐らくベストの位置から見える様子に気付けば腰を軽く折ってキャリーバッグを下に下ろしつつ相手を見遣り)花火?
7/18 22:23

★葉月 奏
ひっ?!……誰〜?(不意に背後で扉の閉まる音が響き、無防備な最中に聞いたその音に大きく肩を跳ねさせ。恐る恐る振り返ると入口に立つ人物に目を凝らし蛍光灯の明かりでくっきりと浮かぶシルエットは見慣れた姿で、安堵したように肩を降ろすといつもの緩い笑みで片手を振って自分の存在知らせてみて)
朱鷺君かー、やほ〜こんばんはさ〜ん。
7/18 22:15


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