屋上

▼過去ログ1504
2011/7/19 9:55

★長谷川京都
(半袖のカッターシャツにスラックス、長い髪は三つ編みにして背に流し、手には細く紫煙を上げるタバコ。フェンス際に立ち、白い煙を吐き出しながら灰色の空を仰いで)重っ苦しい。降るんなら、降っちゃえよ。(どんよりとした色に、肌にまとわりつく湿気。今にも泣き出しそうで泣き出さない空を睨み付けては、風に煽られた髪を鬱陶しそうに撫で付けて)ハッキリしないのキライ。(詮無きことにぶうたれて、フェンスに背を凭れズリズリと座り込んだなら、指に挟んで居たタバコを唇へ。さして美味そうに吸う訳で無し、惰性の仕草で紫煙を吸ったり吐いたり)>>入室
7/19 9:55

★葉月 奏
中途半端に変な人より微笑ましい格好やろ?もし補導されちゃったら東護先生を身元引受人にするんやで?俺がお迎えに行ってあげてって話通しとくよ(相手の吹き出す様子に悪ノリしながら麦藁帽での姿に冗談重ね、自分の拙い言葉でも気持ちを汲んでくれる親友に嬉しげな笑み浮かべると、手助けせずとも立ち上がる気なのか僅かひと時繋いだ手が握手のように揺れて離れ)
そかそか、俺達のコンビっぷりも板について来たのかな〜?…俺の方こそおおきにやで。俺は朱鷺君にいっぱい恩があるもん。お互い様や(相手の部屋に恋人がいるとの言葉に小さく肩揺らしながらおどけ。擽ったそうに礼の言葉受けると薄く頬を赤らめ、はにかみながら自分より上背ある相手の背中を片手でポンと叩いて歩き出し。照れ臭いのか視線足元向けたまま一緒に寮へと帰って行き)>退室
7/19 1:51

★桐谷朱鷺
麦藁…なんかますます怪しくね?(ここ最近同じ場所を歩き回っている己の図の頭に麦藁帽子を被せてみたか小さく吹き出し、相手が発する優しい言葉には双眸を細め)はは、大丈夫、そう簡単に前を向けるもんじゃねぇってのは分かってっから。…そうだな、実は今そう言おうと思ってたとこ。彰、今俺の部屋に居るんだよ(促されれば差し出される手を見遣り、己が立ち上がるのを手伝ってくれようとする意図であろう相手の手を握手するかのように握ってから手を離し、胡座を崩し己の力で腰を上げ)さて、んじゃ行くか。…有難うな、奏くん(キャリーバッグを手にして空いている手をポケットに引っ掛ければ建物入口へと歩き出し、親友として寄り添ってくれる相手へと今一度感謝の思いを言葉にすれば互いが住まう寮棟目指して共に帰ったか)>退室
7/19 1:28

★葉月 奏
日差しも強いから、ちゃんと麦藁帽子被って冷やしタオル巻いて行くんやで?…あは、それもそっか。こんな立派なお家も出来たし、早く保護してあげんとねぇ(暑さ対策にと野良仕事姿もどきを勧めて肩揺らし、キャリーへと視線降ろすと探している猫が気に入ってくれるようにと願い込めて深く頷き。相手らしい分析を聞きながら無理強いするでもなく今までと変わらぬ澄んだ瞳と視線が合い、緩やかに唇しならせ微笑むと髪に触れた手を降ろして立ち上がり)
大丈夫。そない急いで前向かんでも、時間は誰の上にも同じにしか流れへんよ――ん〜…はぁ〜…ほんで今、朱鷺君が行くのは彰君のところや。ホラ、行っておいで(花火も終わったのか静かな夜の帳が広がる空に大きく背伸びすると、深呼吸しながら腕を降ろし。その片手を相手に差し出すと促すように掌上向かせ、親愛の情込めて笑み綻ばせるとその願いを胸に刻みながら誓いのように口にして)
うん。星空の輝きも、紅葉も、雪も夕日も全部…描いて残せない代わりに連れてくから。
7/19 1:11

★桐谷朱鷺
しかも猫にとっては日陰でも、体のデカい俺にとってはバリバリの日向ってとこ多いから、消耗しまくり。つか、その場合身分証出せとか言われたら完全アウトじゃね?そんな事になる前に早く入ってもらわねぇと(小さな笑いを喉奥で響かせながら恋人ら譲り受けた籐製のキャリーをポンポンと叩き、相手が己を思い述べる心強い意志と言葉を聞いてから投げ出していた足を引き胡座を掻き両肘を膝に乗せ、手はだらりと垂れ)…ああ、道標…『友』か。有難うな、奏くん。今の俺は何処が前だか分かってねぇっぽいから。…つか、進んでるつもりなのに、自分の一部が切り離されて、一箇所に留まってる感じ(相手が触れた髪の隙間から見える景色を見渡しつつ己が己に対し感じる事を述べてみて。相手へ視線を移せば小さく笑み)紅葉も雪も、儚ぇものは全部、そうなるよ。全部連れてってやって?
7/19 0:49

★葉月 奏
しまった、上手いコト1本取られたわー。ん、動物は人間よりも生存本能が強いから、涼しい所見つけるのも上手やんな……ぷ、最近は逃げたペットを探す専門の探偵も居るらしいから、もし通報されそうになったら探偵ですって言うてみるとか(口で相手に敵う筈もなく見事な切り返しに小さく肩を揺らし、精一杯生きる野生の本能に希望を託しながら頷くと昼間キャリーを手に徘徊する相手想像してか眉尻下げて苦笑零し)
あぁ…なるほど。――朱鷺君には、何処にいようと傍に寄り添ってくれる人が居るから。ほんなら俺は親友として出来る事、何か言うたらこれかなって思う…朱鷺君の、道標になるよ。今おる場所を見失いそうになっても、自分の進む道、ちゃんと探せるように。俺と同じ道やなくてもええの、俺がいる位置が見えたら、何処に行こうか目処付けやすいかなぁって(金網を背にやがて目線の位置が同じ高さになった親友に頬杖付いた手を外して腕を伸ばすと、以前二人で話したドラマで描かれた親友同士のように志は違えど親友を想う気持ちは同じと口にして。前髪に触れる事を許されるならその瞳を良く見えるように指先で分け、漏れる吐息で肩を揺らしながらこの日を記念日と称し)
ふふ、ほんなら俺、花火好きになった記念に立ち会えた訳やな。
7/19 0:06


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