屋上

▼過去ログ1638
2011/12/30 1:09

★本城正義
――寒…。(本格的に体の芯まで冷えを感じると僅かに肩先震わせて眉を顰め体調を崩す前にと御守ポケットに入れ、再び景色へと視線移せば直ぐ其処まで迫った年の瀬の街の雰囲気へと思い馳せ。スポーツバックを拾おうと身を屈めた刹那、聞えた声に弾かれ顔を上げると親しい友人の姿に笑み綻ばせつつ会釈し)朔先輩。今晩は、こんな時間にどうしたんです?
12/30 1:09

★木下 朔也
うーわ、さむいー(ジーンズに黒ハイネックセーター、ダッフルコートに白黒ロングボーダーマフラーを鼻までぐるぐる巻き付けた姿で屋上の戸を開ければ、キンと冷たい夜の空気にふるっと震え。町並みを見下ろす金網の方へと足を向けると見知った姿を見付け、嬉しそうに駆け寄り)…あっ、正義ーっ!
>入室
12/30 1:01

★本城正義
(夜も更けて一段と下がる気温に指先から次第に温もりが奪われ、寒さに悴む指を温めるべくダウンのポケットに両手を滑り込ませると不意に指先に硬い感触触れて徐にそれを取り出し。目の前に掲げて確かめれば使い込まれ角先が磨り減り始めた小さな御守、知らず口許綻ばせて大切そうにその御守握り締めると拳に唇寄せて軽く目を伏せ)
12/30 0:26

★本城正義
(規定通りの冬制服に黒のロングダウンコート、大きく膨らむ校名入りスポーツバックを肩に襷掛けにし屋上へ赴けば冴え冴えとした冬の夜の空気に白く呼気吐き出してゆっくりと金網に近づいて行き。街の夜景を一望するその場所に重みのある音響かせスポーツバックを足元に降ろし、金網に片手掛けて重心預ければ見慣れた筈のその景色を慈しむ様に眼鏡の奥の双眸窄め)>入室
12/29 23:16

★城ヶ崎啓
(短い息を吐いて双眸開くといつの間にか雪は後も残さず降り止んでおり、冷えきった身体をほぐすべく両腕を天に突き上げ大きな伸びと共に立ち上がり)すっかり冷えちまったな(低く言葉落としながら俯きコンクリートに熱を奪われ強ばった手の平を眺め、そのまま一度、二度ゆっくり拳を開き握り込む仕草をしてから上着のポケットに入れ。背筋伸ばし直しまっすぐ顔をあげると先の独り言とは裏腹に、寒さなど感じぬかにゆるり歩きだせば振り返る事も無く屋上を後にして)>退室
12/22 16:51

★城ヶ崎啓
(灰が服に落ちるのも気にせず姿勢も変えず、只ただ己の呼吸音だけ微かに響かせじっと動かずに居るも、ふと頬に冷たさを感じ目を開ければチラホラゆっくり小さな白い物が降り始めた様子。初雪だろうか、頬についた雪だった雫を親指で拭い、その指先でタバコを持つと雪雲を仰ぎ細く長く白い煙を吐き出し両眼を細め。吹いた煙の残像までが消えきる程度のたっぷりとした間の後、取り出した携帯灰皿に穂先押し付け吸い殻を収め仕舞いなおせば両脇緩く開いて床に手を投げ再び瞼を落とし)
12/22 16:22


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