屋上

▼過去ログ1706
2012/8/5 2:46

★綾瀬裕夢
(無意識の内細めた目許気付き一度呼気流すと同時身体脱力させて穏やかな雰囲気纏う事心掛けつ彼の一挙一動逃さぬ様にと真っ直ぐ送り続ける視線の先緩慢と此方近付く姿見受けられて淡い一笑、然し繰り返し紡がれた声量微々たる詞故僅か溜め息吐くと一歩自身も互いの距離詰め何処か泣き出しそうな彼の頬撫でる為緩り片腕伸ばして)傷付いたのも、泣いたのも、俺だけじゃ無ェだろうが。……何処かで気付いてたんだわ、御前の気持ち。でも逃げてた。――御免な、陽向。
8/5 2:46

★佐藤陽向
うん、…解ってる。……解ってる。(暫しの時間経てから振り返り其の顔見せた彼の表情以前の物と比較すれば随分と穏やかで在るも其の中に見える僅かな鋭さが真剣さを醸して其の意図充分に伝わったか僅少な言葉のみを返事として。保ち続けた数歩の距離漸く埋めようかと踏み出す足は歩幅狭く微量乍ら近付いた彼の顔徐に見上げるや目頭熱く成る感覚を堪える様刹那強く瞼瞑り)…傷付けて、泣かせて、御免ね。
8/5 2:35

★綾瀬裕夢
(久方振り同じ空間にて過ごす彼は屹度振り返り姿見られる事望んでいないだろうと身体反転させ無い侭微か響いた咳払いの後告げられる台詞何処か柔い雰囲気纏い乍ら静かに聞き受けて居るも不意、其の声音が常の色と異なる事察す次ぎ一つの答えへ行き着けば緩り身動き成し漸くと其の姿視界の中映し入れて)……そんな御前なら俺が陽向を必要としてる事位分かるよな、馬ァ鹿。何が俺は必要無い、だよ。次同じ事云ったらマジでグーパンチだからな。
8/5 2:19

★佐藤陽向
(噤んだ口許其の儘に空仰ぐ彼とは反対に足許へ視線落として眉間皺寄せ無意識握り拳作れば軈て発せられる音に僅か肩揺らすも決して顔上げる事せず背後確かめる事も無い儘に紡がれた言葉が他の誰でも無く自分へ向けられた物だと知るや微か自嘲の笑み表情に浮くも其れ彼へと伝わる事は無く小さな咳払い後漸くと再び開いた口から零す声が震えるのを意識的に抑え乍ら久方振り成る彼への言葉紡ぎ)……伊達に御前の事見てないよ、俺。
8/5 2:10

★綾瀬裕夢
(夏用の制服纏い白地の大きめなパーカー羽織った姿にて蒸し暑さ気に為る様子無く暫時淡い月明かり仰ぎ見続けて居るも不意背後より物音響き其れが先程己も押し開けた鉄扉からの音だと悟れば微々口端引き上げる後双眸閉ざして深呼吸、決して振り返る事無く過ごす時間へと変化起こすべく薄く開く口唇依り紡ぎ出す言葉視界映さずとも分かる親友へと届く様僅か大きめに発して)――…直接云わ無くても来るだろうとは思ってたわ、御前は。
8/5 2:01

★佐藤陽向
(日中の昼寝にて惰眠貪った所為か常ならば疾うに就寝時間過ぎている筈の此の時間帯自室にて自由に過ごして居るも携帯にて或る頁閲覧した際気に掛かる出来事浮上し部屋着の儘外出へと事運び向かう先は人気の無い校舎の屋上、重い鉄扉開くや周囲へ視線彷徨わせ捉えた一つの影目視しては緊張故固唾を呑んで意中覚悟決めたかの様な顔付きで緩慢歩み出す足。其の距離縮まるに然程時間要さず一定の距離感保つ位置から声を掛けようと開口成すも何も音発する事無く閉ざして)、──……、>入室
8/5 1:50


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