屋上

▼過去ログ1778
2012/10/15 22:59

★桐谷朱鷺
(腕の中に収めた相手の体が一瞬強張るも気に留めずより温もりを感じるよう瞼を閉じ続け相手の匂いに満たされるよう静かに呼吸をし、やがて相手の腕も背中に回され紡がれる小さな告白を耳にすれば内部に黒髪のある耳許の金糸の髪へと唇を寄せ)…俺も。好きだよ、裕夢。直接言える時を、待ってた(耳許や頬へと繰り返し唇を触れさせていき、ふと顔を覗き見遣るように窺い見れば鼻先が触れ合う距離で止まり)流石に…キスなんてしたら駄目かな(触れる事すら怖れていた相手に問うように告げ瞼を伏せればそっと唇を触れ合わせようとし)
10/15 22:59

★綾瀬裕夢
(眼前迫る存在視界映し続け乍ら息苦しさ感じる程無意識の内緊張していた心中解す様微笑んで呉れる彼へと指先伸べては刹那其の部位より伝わる熱故短く吐息零して思わずと双眸閉ざし、数瞬後緩慢持ち上げた瞼瞬かせつ促された所作享受し片腕下ろせば同時僅かしか感じる事叶わなかった体温が己包み込み一瞬身動き無く過ごす次ぎ更に彼求める様両腕背部へと回して)……好き、(鼻先首筋へと擦り寄せた後耳許に唇寄せ恋情告げるなら此方からも抱き締める力強め柔い一笑、然し不意打ちと聞こえた言葉が胸締め付ける様作用しては表情切な気な色纏う其れに変化し詞返せぬ代わり確りと一つ頷き行って)
10/15 22:41

★桐谷朱鷺
(相手が己に歩み寄らない事は想定内であったか気にする素振りなく相手を見詰め手を伸べてただ待ち続け。伸びてきた相手の指が己に触れぬまま止まる様も瞳に映し淡い笑みを浮かべ何度もか細く呼ばれる己の名には小さく頷いたりゆっくりと瞼を瞬かせたりしつつ応え、やがて漸く相手の手が己に触れれば双眸を細め先ほど伸べた手を相手の手首に添えて下ろすよう促し、次いで一歩踏み出し間を詰めれば両腕で大切なものを包むように抱き締め)――…ん、…お帰り、裕夢(静かに相手にだけ聴こえる声で告げれば相手の温もりを確かめるよう回した腕に力を込めて瞼を閉じ、容易く口に出す事の叶わなかった言葉を紡ぎ出し)…逢いたかった。
10/15 22:25

★綾瀬裕夢
(顎先触れる迄伸びた前髪が夜風故掛け乗せて居た耳上から落ち柔く頬擽り揺れるが其れ気にする事出来ぬ程余裕微塵も無い侭に只管真っ直ぐと視界の先在る存在見詰め続け、此方近付く彼へ同様足先進め歩み寄る事出来ず立ち尽くす後僅かな距離残し立ち止まった相手の瞳未だ双眸隠す様やや右寄りに流れる前髪其の侭見上げれば差し伸べられた片手先気付いていながら敢えて其れ掴む事せず躊躇いがち伸ばす指先を触れる事叶う頬届く間際迄緩り近付けて)……朱鷺、…朱鷺、――朱鷺。(触れる事は疎か声を聞く事すら叶わず過ごした短い様で長い期間ずっと恋い焦がれ続けた恋人への恋情溢れ彼の名繰り返す声量次第にか細く其の場溶け消える程小さく成り、触れずに居た指先漸くと僅か乍ら頬上滑らせるなら愛おし気に其れ全体包む様掌添え微々首傾けつ淡く微笑み向け遣って)……ただいま、朱鷺。
10/15 22:10

★桐谷朱鷺
(遠くで船の汽笛が聴こえる以外には静かな屋上に佇みゆっくりと呼吸を繰り返し、暫しして首に倦怠感を覚えたか瞼を閉じ項を垂れていれば扉のあるほうから微かな物音がし、瞳を開いてから顔を上げ仰ぎ見遣り灯りが届く範囲内に在る恋人の姿を目にし、一瞬の見詰める間を持ってから刹那に頬を緩めれば体ごと向き直りゆっくりと歩み寄っていき)…なんでそんなとこ突っ立ってんだ(穏やかな声で言葉を掛けやがて目の前まで行くも僅かに距離を置いた位置で足を止めれば最初から強引に触れるつもりはないのかただ片方の手を差し伸べ)…裕夢。
10/15 21:52

★綾瀬裕夢
(夏の欠片消え失せ冬の気配感じさせる肌寒い夜風身に受け乍ら適度に着崩した制服纏う姿にて訪れた校舎の最上続く重圧感色濃い扉何を為るでも無く唯静かに見詰め続ける時間数刻流し、軈て其れへと双眸閉ざしつ額触れさせては刹那微々たる呼気一つ流す後緩慢瞼持ち上げ再度吐息零して。次いで何処か恐る恐る扉押し開ければ着込んでいる紺地カーディガンの裾握り締め乍ら辺り緩りと見回し始め、其の所作と同時首許巻いた黒地マフラーに鼻先擦り寄せ屋上の端から端に視線流すなら途中暗闇の中僅か視界映り込んだ存在に視線縫い止められ薄く開いた口唇より震えそうに成る声音其の場響かせ詞紡ぎ出して)――…朱鷺?>入室
10/15 21:28


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