屋上

▼過去ログ1963
2015/3/4 23:20

★白鬼立芳
いや、謝る事なかれ。むしろドキリとして良い刺激であったよ(箱の角に触れていた指先をポケットから引き抜いては眼前まで運び手のひら見せながら横に振り、そして背筋伸びる相手に反して緊張が解れさらに背を丸めてはそのまま大げさに肩を落とし項垂れた様子で問いに答え)兄貴が車で迎えに来てくれる予定が潰れちゃって、俺絶賛ナーバスなもんで少し夜風に当たり気持ちを宥めながら対策を考えようかと(故に屋上に来た理由を間も置かず語り終えれば相手の雰囲気察してヘラリと緩い笑み浮かべた顔を上げ)先生は?っていうか、先生?保護者?悪いね、俺、学校サボリがちなもんで。
3/4 23:20

★榊・ハトホル・恵寿
(相手が此方の存在に気づいてか一瞬驚きにも似た声を漏らすのを聞き、次いで歩み寄りながら告げられる疑問符を帯びた挨拶と軽口に苦笑の呼気を吐き出しては改めて生徒に対し元より正していた体勢にながらさらに背筋を確りと伸ばし応じ)こんばんは。幽霊に見えたのなら、それはすまなかったな。もう下校時刻は随分前に過ぎているが、屋上に何か用事か?(相手を驚かせたことに対する詫びを一つ述べると、教師ゆえの小言を唱えながらも其の顔には厳しさの色は浮かばず、微かに口角を上げ威圧感を与えぬ程度の話調で以って問いを投げ)
3/4 23:03

★白鬼立芳
(階段上るにも一苦労と言わんばかりに鼻腔から息を吐き出し背を丸め、スラックスのポケットへと手を差し込みながら目視で他人の姿を探り)ん!(ポケットの中の煙草に指先が触れると同時に視界に移る人影に一瞬、ピタリと動きを止めるがニヤニヤと意味もなく笑みを深めては一歩、相手へと歩み寄り)こん、ばん、は?(興味を示す眼差しにて相手の輪郭を捉えては楽しげながらも恐る恐る存在を確かめるように疑問系での挨拶を口にし)ビックリ。暗すぎて幽霊に見えた。
3/4 22:58

★榊・ハトホル・恵寿
(缶を右手に持ち両の肘をフェンスに預けながら夜空を見上げれば、曇り空であるが故にそこは漆黒に薄く灰色を引いたような色彩をしており、眼鏡越しの双眼には星のまたたき一つ映り込むことは無く。日頃、他者に対して見せる事の少ないだらしない体勢の儘ぼんやりと空を見ることで疲労回復を図っているところへ、ドアノブを捻る軋みを鼓膜が拾えば条件反射のようにフェンスに預けていた躰を正し。開け放たれたドアの向こうに見えるは制服に身を包んだ生徒であることは視認できたが、其の顔立ちが暗さにより判断に難しく稍目を細め)
3/4 22:33

★白鬼立芳
(満面の笑顔で肩を抱き合いながら学院を去るクラスメート二人を校門で見送れば踵を返して校舎へと再び戻り、祭で盛り上がったテンションも一人であれば程々に落ち着き、食べすぎによる膨らんだ腹部擦りながら階段をゆっくりと上り。林檎の絵が描かれた紙パックにさしたストローを犬歯で齧りながら楽しげに鼻歌を奏で、緩慢な足取りで下ろした前髪を揺らしつつ階段を上りきれば屋上へと続くドアノブへと手を書け扉を押し開き)>入室
3/4 22:27

★榊・ハトホル・恵寿
(創立祭ゆえに学校其の物は華やかであるため彼方此方と各々教員は忙しく動き回り、我が身もほぼ裏方の仕事に徹しているため足の止まる間の無い程に彼是と雑務をこなし今日の仕事内容を終えた頃には校内は静けさに包まれ。職員室では落ち着かず、缶コーヒーを手に訪れた先である屋上に静寂と憩いを求め。体力自慢ながら流石に疲弊してしまっていることに苦笑しつつ屋上へと続く階段を上りドアを開けば、つい最近まで身も凍るような風に晒されていた屋上はほんのりと暖かさを感じる程に初の訪れを感じさせ。僅かに紺色のネクタイを緩めつつ、フェンスの方まで歩み寄れば其処に腰を預けながら缶コーヒーのプルタブを開け半分ほど一気に喉に流し込み)はぁ…生き返る…。>入室
3/4 21:25


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