屋上

▼過去ログ1972
2015/4/18 21:44

★宮野 比呂彦
(暫く景色を眺め、静寂の中遠くに聞こえる車や電車、木々の揺れる音に耳を傾けているもその音の中に僅か聞えた足音、それが段々と明確なものとなって近付いてくると案の定此方へ続く扉の開く音がして。人の気配に振り向くと、柵に手を掛けフェンス越しに半ば声を張って)うぃーす、こんな時間にどーしたんだー?
4/18 21:44

★瀧川 憐
(ブレザーなしの制服に珍しく眼鏡を掛け片手にはお馴染みのホットの缶コーヒーを持ち重たい扉を開けれ一歩中に入れば月の明かりに光る髪に足を止めて)あーくそ。あつ…い…>入室
4/18 21:33

★宮野 比呂彦
ヒュー、たっけえー。(片手で柵を掴みつつ外へと身を乗り出し下方を覗き込み、屋上であれば当然の高さに一時目が眩むも次いで口元は弧を描いて喉奥で笑うと僅か肩を揺らして、柵に身を寄せると寄り掛かり静かに手を離して鞄をコンクリートの地面へと落とし。柵から身を離すとゆっくりと息を吸い込み、遠くに見える夜景と水平線を視界に映して感嘆のため息を)絶景かな、絶景かな。
4/18 21:10

★宮野 比呂彦
(バイト帰りの制服姿、就寝前の折角の空き時間を一人寮に戻るには気が向かず、気晴らしに向かうのは学校の屋上。部活動を終えたらしい生徒の賑わう声を遠くに聞きながら、非常灯のみで照らされた廊下を闊歩し足取り軽やかに段飛ばしで階段登り目的地へと、扉開けば入り込む風に目を眇め気温が上がったとはいえ陽が沈んだ夜の空気は涼やかで心地良く、肩に掛けていた鞄を担ぎ直すと歩を進め張り巡らされた柵へと歩み寄り)よ、っと。(柵に手を付くと上体持ち上げ脚を掛け、ガシャンと音を立て乗り越えると柵を挟んで反対側へと降り立ち、吹き上げる風が羽織っただけのブレザーと、ネクタイを外したシャツをはためかせて)>入室
4/18 20:52

★小枝嶋 司
(暫くの間小さな丸い玉作っては空へ飛ばす様子は楽しげに口角上げ、人気少ない屋上我が物顔にて過ごしているもどこからやってきたかひとひら視界過ぎった花弁中空で掴み、それが桜であると知れば無意識下フェンスの向こう眼下広がる景色へ眸落とし。多くは未だ存在感示すが如く咲き並んでいるものの見据えた先、葉桜見留めては時期の終わりを感じ思わずと幽か唇から零れる吐息、現実から思考逸らすよう一度睫毛伏せると同時腹の虫鳴れば刹那眉顰めて)……お腹減った(呟くなり立ち上がって宙に浮くシャボン玉人差し指突ついて痕跡消すと、容器片手に校舎続く扉奥へと消えて行き)>退室
4/12 13:44

★小枝嶋 司
(始業式も始まり間も無い校舎内は休日にも拘らず部活動に忙しい生徒がちらほら、時折擦れ違う多忙そうな教師へ軽く会釈する素振り見せつつ緩慢な歩調以て踊り場抜け向かうは屋上、重厚な質感の鉄扉開く先に視界広がる蒼穹眩しげに双眸眇めるも一瞬、後ろ手に扉閉め規定の制服にブレザーの代わり薄手灰地パーカーのみの軽装ながら暖かさ感じる陽光身に受け、フェンス側まで歩進めては其処に背を向ける形で座し。手のひら収まる程度小さな容器に入れていたストロー咥え空向けて軽く吹けば心地良い風に乗り舞い上がるそれは光の反射にて虹色成し、思い思い浮かんでは消えゆくシャボン玉に眼元緩めて)>入室
4/12 12:51


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