屋上

▼過去ログ2209
2018/10/19 20:59

★松井 恋
おお、よかったっすね。俺のおかげっすね(自身を認識したらしい相手の笑顔を見れば、その勢いに気圧されたか自身は常の表情とテンションのまま抑揚なく返して、そんな中に見え隠れする不遜さは相手なら冗談と解釈してくれるだろうとの安心感もあり。眼前の鈴が可愛らしい音を立てるのを聞けば、よいしょ、と緩慢に腰を持ち上げてはベンチの端へと寄って。ぽんぽんと隣を叩くことで空いていることを知らせれば、あとは相手に委ねるつもりで。問い掛けには思わ小さく自嘲を漏らしてしまいながら、相手の奥、静かで冷たい空をぼんやりと見ながら答えて)んー、なんつうか。なんもする気起きないんすよね。まあ、いつもっすけど。
10/19 20:59

★幣原清瀬
レンかあ!落とし物探しに来たんやけど、えかったわあ、レンのおかげで見つかって。(名前を呼びかけられ、その喋り方と声で相手が知人だと気づくと、更に笑顔になり。指からつまんでぶら下げた鈴は、シャラシャラと軽やかで美しい音を立てる。よかったと肩の力を抜きながら、相手に向かい首を傾げて)レンはどないしたん?家帰らへんとこないなとこで。
10/19 20:53

★松井 恋
…………、おわっ、……どうも、って、清瀬さんすか(ふと現れた人影も暗がりに紛れては大凡の方面に目を遣ることしかできず、ふとその人影が何やら叫んだかと思えば自身の足元に寄ったのなら、咄嗟に両の足を持ち上げて。持ち上げた足の下、嬉々とした様子を浮かべるその人物、この距離にて漸く知人だと分かれば差し出された感を受け取りつつ、嵐のような出来事に瞳を丸めたまま言葉を告げて)
10/19 20:41

★幣原清瀬
(不意の物音にびくっと体が跳ね上がる。驚くと同時にむき出しの警戒心で身構えながら、背後の安全を確保し周囲を見回してしまうのは、現職の性か前職の性か。音の招待が缶だと知れば、なんだ空き缶かと安堵しつつ手を伸ばし、それに中身があることに気づくとようやく相手の姿を認め)おわ、人おる!びびった〜、気付いてへんかった、堪忍……あ〜〜!(ベンチに座っている相手の姿を照らした瞬間に、ベンチのすぐ下に光るものを見つけ。慌てて駆け寄ってつまみ上げれば探していたストラップで)あった〜!やー、おおきに〜。(相手からすれば意味がわからないだろうが、相手がいなければ気づかなかったと満面の笑みで礼を述べつつ、拾い上げた缶を差し出し)
10/19 20:30

★松井 恋
(暫し夜風に当たりながら考えるともなしにただじっと虚空を眺めていれば、ふと屋上のコンクリートを照らす小さな明かりが地面を這って。それが何か理解する間もなく人の声を聞けば、咄嗟のことで驚きこそしないものの、まだ開けていない缶がかろん、と音を立てて手元を滑って転がっていこうか)
10/19 20:16

★幣原清瀬
(渋い緑のマウンテンパーカーの中には、厚手の紺色のタートルネックセーター。首周りには赤いチェックのマフラーをぐるぐる巻きにしていて、下はグレージュのスキニー。靴は黒いコンバットブーツ。シフトあけ、本来であれば帰宅しているはずの時間帯だが、携帯に付けていた金色の鈴のストラップが行方不明。もうすぐ切れそうだなと思っていたにもかかわらずぶら下げていた自分が悪いのだが、懐中電灯を片手に床を照らし)あ〜、こう暗いともう見つけるのは無理かなあ…。(先日、ピアスを探していた生徒を、夜の間に見つけるのは無理だと諭したばかり。とりあえず巡回ルートを一通り見て回ろうと、ぐるりと一回りしはじめて。屋上に既に他に人がいることには、まだ気付いておらず)>入室
10/19 20:08


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