屋上

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2019/6/5 23:06

★松井 恋
……、あ、すいません。(優しげな雰囲気をまといながら自身へと寄る相手に緩く謝罪を重ね、怒らせたり困らせた訳では無いと分かればすっかり安堵したように緩く息を吐いて。相手からの問いかけとほぼ同じタイミング、ブレザーのポケットで震えた携帯を取り出せば、約束の友人から帰宅を知らせるメールで。こくりと頷けば、見慣れぬ顔の訳に合点がいけばその名前を反芻して)、はい、まあ、大丈夫っす。……、葉山さん。ああ、俺は2年の松井 恋っす。
6/5 23:06

★葉山 那智
(暗がりの中で視線がかち合った瞬間、見る見る顔色が変わる相手の様子から事態を把握した事を悟り何処と無く愉しげに双眸を細めて手にしたスマホをポケットへ戻すと自ら一歩、さらに一歩と距離を詰めていき。先程までとは異なり畏まってしまった相手の態度に少し寂しげに微笑んで気にしないで欲しいと首を左右に振り、偶然とは言え邂逅果たした縁を紡ぐべく名乗ると緩く首を傾げ)いや、大丈夫だよ。お友達とは行き違いになっちゃったのかな。…俺最近ここに転入した葉山那智って言うんだ、君は?
6/5 22:55

★松井 恋
……、え、わ、(てっきり約束の相手と思い込む自身の足取りや態度は、まさしく慣れた相手に対する緊張感のないもの。それでも振り向いた顔は暗闇でもわかるほど友人とは似つかわしくなく。無論初対面であるので当たり前だが、咄嗟のことに瞳を丸めてはその顔を凝視して。理解が遅れて言葉に詰まってしまいつつも、漸く頭が動けば自身が人違いをしたのだと理解して、表情こそ変わらない迄もぺこりと頭を下げれば特に意味もなく事情を話し)あ、すいません。友達かと思ったら、間違えたっす。
6/5 22:43

★葉山 那智
(歩き疲れて蓄積した疲労が緩和するまで暫し休むことに決めフェンス伝いに見晴らしの良い位置へ
移動すると上着のポケットからスマホを取り出しカメラを起動して前方へ翳して見たもののフェンス越しという事も相俟ってか思ったように眼前に捉えた風景を切り取る事は叶わず。悩ましげに画面を見つめていたその背後から不意に聞こえた物音と次いで耳に届く声に振り返り、身に覚えのない言葉に辺りを見渡してからもう一度声の聞こえた方へと視線を戻せば見知らぬ人影に向けて何故か会話の流れに合わせて返し)…ん?……ああ、やっと来た。待ちくたびれたよー。
6/5 22:37

★松井 恋
(指定の制服は常の如くだらしなく着崩しており、羽織るだけのブレザーの裾からは白いシャツが覗き、腰履きのスラックスのポケットには携帯と財布のみという軽装で。毎度の補講の後の暫しの談笑、気付けばこんな時間で、違うクラスの友人との緩い約束を思い出した帰り際、随分と待たせてしまったと途方に暮れたように後頭部の髪を掻き混ぜて。淡い期待で空き教室などを辿って辿り着いたのは屋上、暗がりに認めた制服姿の背中には小さく安堵の溜息を、盛大な勘違いをしているとは露ほども思わずに緩慢な口調で声を掛けて)……、わりい、忘れてた>入室
6/5 22:16

★葉山 那智
(下ろし立ての真新しい制服に身を包み日中の暖かさが一変し少々肌寒く感じる外気にシャツ一枚では心許無いと上着を袖は通さず羽織り、転入して日が浅く未だ慣れない環境の中で少しでも早く学院に慣れるべくまずは校内施設の把握をと寮を抜け出し。差し込む月明かりを頼りに色々と見て回り歩き疲れた頃に屋上へ続く階段を見つければ足先は自然とそちらへ向き、重厚感ある扉を押し開いた先に広がる開放的な景色を視界いっぱいに捉えて大きく息を吸い込むとゆっくりとした足取りでフェンス側へ歩みを進め)はー…、ちょっと張り切り過ぎたかも。一先ず休憩休憩。>入室
6/5 22:11

★妹尾 唯人
(相手との会話を楽しんでいればいつの間にか時は過ぎておりふとその事に気付けば慌てて帰宅の意思と誘いを言葉にし了承が得られれば共に、断られれば一人で寮へと帰っていくだろう)あ…、もうこんな時間ですね。そろそろ帰らないと。先生も用事無かったら一緒に帰りましょう?>両者退室
5/24 3:23


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