屋上

▼過去ログ2361
2021/5/3 22:57

★佐江嶋 千歳
(黄金週間中の夜、小雨が降ったりやんだりする中を傘もささずに校門を通って警備員に愛想良く一声掛けてからガランとした校舎内へ足を踏み入れ。片手にはコンビニ袋を携えて服装はグレーの薄手パーカーの下に黒のTシャツ、下はシルバーの三本ラインが入った白ジャージに白のカットスニーカーを履き。首に着けたペリドットのネックレスを揺らして階段をのぼること数分、重たい扉を押し開いたなら幸運なことに雨は上がっており、フェンスの方へと吸い寄せられるように歩いて進み)>入室


★知羽 麻璃於
(暫時貰ったメッセージに目を通したり返事に勤しむものの寒さに指先が冷える感覚は流石に堪えると中断余儀なく片手のそれをポケットに仕舞ってその場を後にして)>退室


★知羽 麻璃於
(緩く着崩した制服姿、釦留めず羽織るブレザーの下には深緑のカーディガンを着込み気怠い足取り向かうは屋上。言わずもがなの時刻当たり前に廊下に人影は殆ど無く、堂々とサボる気満々に辿り着く眼前の扉を開け踏み入る屋外は寒気を湛えており髪を揺らし頬撫ぜる風の冷たさに自ずと強ばる身に肩竦めつ両手をポケットに突っ込みフェンス迄歩を進め、少しの間ぼんやりと眺めた景色も呼気流すのを切っ掛けに背中を柵に軽く預けるよう凭れ掛る体勢に変えて徐に取り出した携帯を片手操作し中々返せずに居た返信をのんびりと打って行き)>入室


★椿冬真
・・・・・・すみません、起きられますか?(一通り眺めると満足したのかフェンスに背を向け、屋上のベンチがあることと、そのベンチに座っている人影を認め、ゆっくり近づくと冷えたペットボトルを片手に、相手はウトウトしているようで声をかけ、返事が有るようなら連れ立って屋上を後にして。)>両者退室


★椿冬真
(学校指定の制服にアメジストのイヤリング、いつもより軽いスクールバッグの姿で階段を上りきる。クラスの友人に屋上は行ったことがないと話すと、学校周辺を見渡せて気持ちいいと勧められ、今に至る。扉を押し屋上に出ると、橙色の空に引き寄せられる様にフェンスの方へと歩みより、見惚れる様に呟き)綺麗・・・・だ。>入室


★平良 智
(暑さで汗が張りついた白い学校指定のシャツにスラックス、背には黒いリュック。屋上に出てると陽が暮れる空が広がり夏に力強く鳴く蝉の音に深いためが唇から、漏れて。途中で購入した冷えた烏龍茶入ったペットボトルを首筋に当てながら日陰になっている箇所を見つけ、簡易ベンチに体重をかけるように座り、夕方の夏空を見上げ)…蝉も…必死……>入室


★妹尾 唯人
えー、やっぱり?いいね、そういうの。……ほんとに?うわ、もっと早く聞いとけば良かったー…、久万川先輩仲良くしてもらってて……実は何となく千歳と雰囲気?空気?似てるなって思ってたんだよね。……そっか、先輩なら安心して千歳のこと任せられる。ってちょっと上から目線だね。…ずっと仲良くね。(相手の姉に会ったことは無いもののぼんやりとした想像ではあるもその状況にクスクスと笑っていては自分の知る人物と相手の恋人が同一人物であると繋がり、驚きと同時に嬉しくなり二人の未来に安堵し肩の力を抜いて頬も緩め。写真を撮るとなればシャキッと背筋を伸ばし顔を寄せ合って同じくピースをして画面に写り次いで自らの携帯も取り出すと同じように撮影をさせてもらって)はーい…、俺のでもいい?いくよ、はいチーズ。……うん、俺も大事にする。写真だけじゃなくて貰ったものとか言葉とか…千歳との思い出全部宝物。……だね、寮まで一緒帰ろ。(共に泣いたのが良かったのか穏やかな気持ちで携帯の画面を見つめてからポケットにしまうと名残惜しさを感じながらも立ち上がり、寮までの短い道程は友人と話しながらであればすぐに終わってしまい部屋の前に到着するとまた寂しくなるも此方からも言葉を送り返し後髪を引かれる思いで部屋に入って)うん…、こちらこそありがとう。千歳と出会って友達になれてほんとに良かった。いつか再会した時に胸張って会えるように頑張るから、千歳も元気でいて。先輩にも俺の大親友の千歳のことよろしくお願いしますって伝えといてね。…じゃあ、おやすみ。またね。>退室



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