屋上

▼過去ログ987
2009/8/12 22:21

★崎守 双
ッ…さきもり そう…ですけど…(出てしまった間抜けな声はかき消そうにも消せるものではなく。挙げ句の果てに笑われてしまってはどうも居たたまれなくなってしまった。相手の笑みにカッと顔が染まればふいと視線を逸らしてぼそりと自身も名乗って)…あれ…暮、葉って確か…(逸らしていた視線を何か思い当たるような事があったのか。確認するようにもう一度視線を戻すもやはり思い出さないのか、眉を顰め首を傾げて)うぁ…えーっと……ッ(その後に続いた相手の言葉にまじまじと見ていた自分の視線に気がついたのか再び視線を下にやって)…先ー…せ、……無理です。判断しかねます…(ぼそぼそと言葉を紡ぐも諦めたように肩をすくめて)
8/12 22:21

★下槻暮葉
(暫く風を送っていたがそれに戸惑った様子の生徒の姿に、その扇ぐ手を休めることもなく耳に長い髪をかけ。一瞬間の抜けたような声にククッといった面白そうな声を漏らすものの、さして気にがいした様子はなくただ、口許を緩めた笑みを向け)
しもつき くれは。少年は?
(今だに顔の判別が出来ていないのか、それとも持ち前の記憶力の悪さか、そう尋ねてみると先に来た質問にいつものような意地悪げな笑みを称えると扇ぎながらも首をもたげ)
さーて、どちらでしょーか。当ててみな、少年
(当てたらいいもんやるよ、と相手をやる気にさせるような言葉を付け加えてやり)
8/12 22:07

★崎守 双
…へ?…え、あ(突如耳に飛び込んだ声に彼にしては珍しくどこか間の抜けた声を出し相手を見上げて。黒い扇子で風を送ってくれる相手に礼を言うこともなくぽかんと見上げるも暫しの事。じっと相手を観察するように見るもゆっくりと首を傾げて)…えぇっと…アンタ、誰?(普段からは想定できない自分の口調にも気がつくことなく相手の赤みの掛かった髪、暗いながらにも確認できる瞳の色。変わっていると思考を働かせるも自身にもやっと今の状況が把握出来たのか、慌てたように身を起こせば焦ったように外したボタンを留める。)あー、いやいや。失礼しましたっ!…えーっと…先――(先輩なのか、先生なのか。今の時期に制服姿ではない生徒も多数の中、相手の容姿はどうにも判断しにくいもので。ぷつりと切った言葉をつなげるわけにもいかずただただ相手に視線を向けて)
8/12 21:56

★下槻暮葉
(屋上を包む暗闇にその身体を溶け込ませるように佇みながらも唯一、反した赤髪が微かに吹く風に揺れ。ぱたぱたと扇子を扇ぎながら次第に暗闇に慣れてきた目で屋上を見渡すとフェンスにもたれている人影を一つ見つけ、多少覚束ない足取りで近くまでいくと病人とも思えるような荒い息を吐く姿を目にし、目を見開き)
おい、大丈夫か?
(顔まではわからないながらも身に纏っているのは間違いなく制服なので気にする様子もなく手にしていた扇子で風を送ってやり)
8/12 21:41

★崎守 双
…は、…ッ(瞳を閉じたままフェンスにもたれ掛かり額へと手を当て暑さを紛らわすように短く息を吐くもじりじりと上がる体温に再び力なく息を吐きだして)今、なら…死ねそうな…気ィす、る(細く吐き出した息と共にぼそりと言葉を落とせば額に置いた手をゆっくり動かし汗を拭って)…shit…気持ち悪ィ(静かに開いた扉。その音にも相手の呟きにも気がつかないのか、瞳を閉じたまま腰を落ち着け、生温い夜風に再び眉を顰める。閉じた瞳の上へと手の甲を当てぼそりと悪態を付けば再び浅く息を吐けば、気怠そうに額に置いていない手で胸元を引っ張り風を送って)
8/12 21:35

★下槻暮葉
(いつものように黒いスポーツウェア姿で、赤い髪を頭の後ろ側で軽く結いながらも久方に屋上にでてみようという気になったのか少し早足で一段ずつ駆け上がり。しかし、響き渡った壁を蹴り上げたような騒音と何かしらの大声を聞いて思わず足を止めて階段の先を見上げ。一瞬、どうするか躊躇するものの、まぁ言ってみるかという結論に辿り着き階段を更に速く駆け上がって扉を押し開けると身体に生温い空気が当たり眉を潜め)
あっぢー……曇ってるし
(と小声で呟き予め持っていた双頭の龍が絡み合っているような姿の描かれた黒い扇子を開き扇ぎつつ向こうの人影に目を凝らし)
>入室
8/12 21:20


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