音楽室

▼過去ログ113
2007/11/11 2:23

★葉月 奏
(終盤の和音が増えて盛り上がる旋律に胸を高鳴らせ。いつしか膝の上で主旋律をフルート奏でる様に指が追いながら聞き入ると、高音域の弦が響きを残して曲を終え長い溜息が思わず零れ)
――…ッ…はぁ〜…やっぱりええなぁ…ピアノは重音出来るもんなぁ…(和音が織り成す美しい調べを思い返しながら笑み綻ばせると両手を叩いて満足げに頷き)
ごっつぅ良かったです〜。おおきに、先生のお陰で今日はええ夢見れそうですわ。
11/11 2:23

★萩野 硝子
(今にもフィードアウトしそうな空白を埋めるように音を接ぎ、頬を汗がなぜるのも煙草の熱もどこか遠くで認識したまま。頭の中で響く古い音と重ねるように白黒に指を這わせて絡ませて叩き、音の消滅と同時に足の力を抜き)……ッは、……如何でしたか?お客様?
11/11 2:15

★葉月 奏
(しんと静かな間を置いた後に、細長い指が鍵盤の上で流れる様に踊り、序盤のゆったりした甘い旋律にうっとりと聞き入りながら自然と身体を左右に揺らし。微かな呟きを耳に拾うも直ぐに音の世界に浸り中盤への力強いポジショニングには感嘆の溜息さえ零れ)
11/11 2:03

★萩野 硝子
(すうっと煙を大きく摂取し、火がついた煙草を再びくわえなおして鍵盤に指を伏せる。静謐な空間に同化するように目を閉じ)……忘れてない。(自分でもよく聞き取れない程小さな声で呻き、記憶に焼き付いた音符や記号の羅列と目の前の重ねて鍵を自然のままに押し始める)
11/11 1:59

★葉月 奏
あはは、やっぱり?俺も銀もええけど、ほんまはプラチナのとか欲しいですけど〜…そうなったらもう何百万って話になりますやろ?(今でも高校生の自分には充分に高価である楽器に更なる高望みを口にして苦笑零し。煙草への言い訳めいた言葉にクスと鼻を鳴らし)
あは、煙草って肺活量減るって言いますもんねぇ…わ、やたっ。おおきに〜萩野先生(目の前をひらりと横切る楽譜に小さな歓喜の声を上げると、胸の前で小さく手を叩いて嬉しげに笑み綻ばせ。食い入る様に鍵盤と楽譜を眺めながら始まりを待ち)
11/11 1:43

★萩野 硝子
楽器やる人間なら一度は体験するよな、あれは。もっとも、俺は教師でバイトは禁止だからもう出来ないが。(楽譜の束をかき分けて目当てのものを探すべく、奮闘しながら噛み締めた煙草の苦味に眉をしかめ)……吸ってるの、ピアニッシモだからそんなにきつくは……(だんだん加速する捜索の手をぴたりと止め。表紙をひらりと目の前に提示する)あぁ、座ったままでいい。立って弾けるから。後、期待すんなよ?ピアノは浮気。ホルンが本命だからな。
では、皆様お聞き下さいまし。リスト、『愛の夢』。
11/11 1:36


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