音楽室

▼過去ログ137
2007/12/12 1:04

★萩野 硝子
(相手の拍手に迎えられながら椅子から立ち上がり丁寧に一礼をし。べた褒めに少し照れながらも目はどこか虚ろに空いたまま先の自分の演奏を反復し)そんなに誉められても。ピアノは浮気ですから。本命はホルンなんですよ。(家の自室に置いてある愛器を思い起こし緩く口角を持ち上げて。傍らに置いていた楽譜とコートを取り上げ壁にかけられた時計をちらりと見やり)……あぁ、こんな時間ですか。先にお暇させて頂きますね。寄るところがありますので。
12/12 1:04

★弩 鋼夜
…―流石。音楽のセンセー(余韻の音が消えてからようよと静かに言葉を紡ぎつつ軽く両手を打ち拍手を捧げ、今にも耳に残る曲調、強弱などなどに感心しつつ口端を上げ笑みを浮かべ)上手だったよ。センセーの『エリーゼのために』は耳に残るよ。本当にどこか切なそうだし胸に穴が開いたような衝動が聞いてて起こったくらい。
12/12 0:55

★萩野 硝子
(メロディを刻む十六分を軽やかに鍵盤に叩き。思い出に捧げられた小品を終盤へと導きメゾフォルテからピアニッシモへと静かに落ち着かせ。最後の八分音符をペダルで余韻を漂わせそっと音立てぬよう足首を上げ。閉じていた目をぱちりと開け呆けるように視線を上空に流したまま)―――いかがでした?
12/12 0:49

★弩 鋼夜
俺は見本にならない大人を目指します。というか見本にする子はいないって(どこか言い聞かせるかのように捉えれる口調にわざとらしく口を尖らせ片足を上下に揺らし、頷いたのを視界の端に捉えれば僅かながら口端を上げ、静かに紡がれはじめた音に耳を傾けつつ膝に顎を乗せ小さく纏まると目を細めその姿から目を離さず見やり)
12/12 0:34

★萩野 硝子
そうですか?大人は子供の見本なんですからね。(愛は解らない、と相手の宣う言葉には微かに同意を示す頷きを送り、言葉を切ると記憶の底に淀み溜まる記憶をすくい上げるように目を閉ざし。ペダルをゆっくりと浅く踏み、音をなぞるように指を這わせ切なく甘やかさを帯びた旋律をゆっくりと紡ぎだし始め)
12/12 0:29

★弩 鋼夜
だって伸ばす方が言い易いしさ。もともと格好付いてないし(自身の仕草に笑う相手を視界に映し若干なりと打ち解けたかな?と内心思いつつ格好つかないと苦笑いを浮かべながら頬を掻き)ハハッ、それは俺も同じかな。愛なんて明確に分からないもの捧げる方法も知らないし『エリーゼのために』は曲調が好きなんだ。 (明るく笑うもどこかすっきりとしない様子を瞳に捉えるが追求する事もなく鍵盤へと指を下ろす姿を机の上で片膝を立て腕を置き眺め)
12/12 0:18


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