音楽室

▼過去ログ207
2008/4/21 1:54

★本城正義
そうだったのか…それだけご両親の期待も大きいのだろうな。――有難う、こちらこそ。(子供心に強いられた期待との葛藤を思えば眉尾下げながら無理も無いと苦笑浮べ。差し出された掌を軽く握り返して口端を持ち上げると不意に視界に入る己の腕時計に視線移し)…、と悪いが続きはまた。そろそろ寮に戻るよ…今夜中にこの書類を纏めておきたいんでな。…司馬は未だ練習続けるのか?(生徒会と名前の入ったファイルを片手に掲げ、折角の出会いなのにと名残惜しげに断りを入れ。バイオリンの練習の様子に問いを返し)
4/21 1:54

★司馬秋次
そ。俺ん家って音楽好き一家でさ、音楽はいつも身近にあったんだよ。小さい頃なんて母親に椅子に縛り付けられてピアノの練習させられてさ、そんなんで好きになれるかって思うだろ?(苦笑を浮かべながら過去の出来事を口に出し。弓を持った手を腰にあて同意を求めるように相手の顔を眺め)本城って良い奴そうだよな。それじゃあこれからよろしくってことで(持っていた弓をヴァイオリンを持つ手の脇に挟め、空いた右手を相手に向けて差し出し握手を求め。深まる相手の笑みにつられて笑みを溢してふふと鼻を鳴らし)
4/21 1:35

★本城正義
…確かに。(ブランクの所為で思う様にままならないもどかしさには覚えがあるのか苦笑滲ませて視線を足元へ外したまま頷き。再び始まる音色を静かに聞き入り、一曲を弾き終えた相手の様子に釣られて薄く笑み浮かべ)…ああ、なんだ同級だったのか。…司馬は嫌々音楽を始めたのか?音楽の良し悪しは俺には感性が無いから解らないが…生活の一部と言える位なら、今ではもう嫌いではないのだろうな(同級と聞けば気安さから先程までの緊張を解いて肩を下ろし。再びファイルを閉じて小脇に抱えれば同意する様に笑みを深め)そうだな、同じ一年同士仲良くしてくれると嬉しい。
4/21 1:18

★司馬秋次
遅れっつーか弾けてたもんが弾けなくなるのは悔しいからな。…最初は嫌々やってたはずなのに今じゃ生活の一部になってんだから不思議だよ(再びヴァイオリンを構えさっきまで弾いていた曲の続きをゆっくりと弾き始め。音を確かめる指に少し違和感を感じながらも最後まで演奏を終わらせれば「やっぱダメダメだ」と笑いながら肩を竦ませ)…へー、こんな時間まで?偉いじゃん。本城正義な、俺はシバアキツグ。同じ一年に初めて会ったかも。(初めて会った同学年の生徒に自然と口元が綻び、唇に緩い弧を描かせながら笑みを浮かべ)
4/21 1:08

★本城正義
成程…新しく来られた方でしたか。環境が変わる時と言うのは雑務に忙殺されがちですからね。――いえ、遅れを取り戻そうと努力されてる方の演奏をみっともないだなんて思いません。(新しく来たばかりと言った風な相手の様子に納得したのか、小脇に抱えたバインダーをそれとなく二の腕に開くと閉じられた書類に目を通し。眼鏡を指先で押し上げながら相手へと視線を移せば僅かな笑みを口元に湛えて緩く首を横に振り)俺は…少し情報処理室で作業をしていた帰りです。一年の本城正義(ホンジョウ マサヨシ)と言います、宜しく。(暗がりでは認識出来なかった相手の顔を漸く確認出来、先輩であった場合非礼が無い様にと敬語で応対し)
4/21 0:48

★司馬秋次
全然邪魔なんかじゃねぇよ。…ただ、学校に入学してからここ何日か弾いてなかったから指とか動いてないし、みっともない演奏聞かせちまったかなぁと。(相手の質問は瞬時に否定してみせるのだが、暫しの沈黙の後に頬を掻きながら視線を彷徨わせて己の練習不足の言い訳をボソボソと小声で漏らし)こういうのって一日弾かないだけで指がどんどん動かなくなってくからさー。結局自分がサボってたのが悪いんだけどな(謝る必要はないと頭を左右に振ってから苦笑いを浮かべて大事そうに持っていた愛器に視線を落とし溜め息を吐きだすのだが、すぐに視線を上げてふと疑問に思ったことを口に出し)――で、アンタはこんな時間にどうしたんだ?
4/21 0:38


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