音楽室
▼過去ログ208
2008/4/23 22:36
★桜井優雅
(上下黒の作業着と化した絵の具が染み付いたTシャツにカーゴパンツ姿で廊下を担当教科の教室から携帯弄りつつゆっくりと歩いてきて。降り続く雨に眉寄せて小さな溜息つくと進む先に明かりを見つけ、片手でカラリと扉を開ければ中に見知った生徒を見つけ後ろ手で扉を閉め)……葉月君?あー…楽器の練習か?>入室
4/23 22:36
★葉月 奏
(制服の上にクリーム色のカーディガンを羽織り、薄暗い廊下を歩きながらしとしとと春の雨に濡れる窓ガラスを時折眺め。楽器ケースを片腕に抱えて音楽室の扉を開くと明りを教壇回りだけ灯し)>入室
――よう降るねぇ…(誰ともなく呟いて窓際の席に楽器ケースを置くと椅子を逆向にして跨ぐように腰を降ろし。背凭れに顎を乗せて抱き締めるように腕を回し、窓から見える木々の葉に雨粒が流れるのをぼんやりと眺め)
4/23 21:38
★司馬秋次
(再び夜の音楽室には静寂が訪れその静けさの心地よさを楽しむようにゆっくと時間をかけて瞳を開き。弾き出しはゆったりとしたテンポから始まるのだがそのスピードは徐々に上がっていき)――…(まるで鞭のようにしなやかに弓が弦の上を動き、最後には今までで一番の速さでフレーズや音階を細かいスタッカートで弾いていくのだが指の動きが一気に鈍くなり一番得意だったフレーズ直前に自分の意思で演奏を止め)…クソっ、全然駄目だ。気にくわねぇ(自分の演奏に満足出来ずに歯痒さからか唸り声を上げ忌々しそうに表情を歪めながら自分の指を眺め)…もう今日は帰るか。明日も練習しねぇとな(暫く自分の手を見ていたが踵を返してケースを置いていた机へと向かい、ケースにヴァイオリンと弓をしまいそれを片手に音楽室の電気を消して部屋を出て行き)>退室
4/21 3:11
★司馬秋次
…あんな演奏でいいならいつでも聞かせてやるよ。(聞こえた言葉に一瞬瞳を見開くもすぐにそれを細めて音楽室を後にする本城の背中を見送り。間近の机の上に腰掛け握っていた指の力を抜いて手のひらを見つめ)――音楽まで嫌いに、か。結局音楽は俺の一部だからどんなに嫌になっても切り離すことなんて出来ねぇんだよな。(考えもしなかったと呟きヴァイオリンを見つめるも、ふと自然に浮かんだ笑みに心は落ち着き瞳を閉じ姿勢を正してヴァイオリンを構え)
4/21 2:36
★本城正義
司馬が音楽まで嫌いにならなくて良かったよ。――…さっきの音色、俺は好ましいと感じたよ。(器用に弓を操る手先を眺めながら音楽に対する知識は無いものの素直に感想口にし。ファイルを抱える反対の手を軽く掲げて別れの挨拶とし)ああ、それじゃまたな。機会があればまた聴かせてくれ…有難う、お休み。(フッと微かな笑息を鼻腔に逃がして微笑むと掲げた手を軽く振って扉を潜り、寮の自室へ引き上げて行き)>退室
4/21 2:18
★司馬秋次
一歩間違えたら虐待だっつーの。ピアニストにしたかったらしいけど俺どっちかと言ったらヴァイオリンのが好きだし、今じゃ趣味程度のレベルだからな(相手の複雑そうな表情に気が付き、気を遣わせてしまったことに気がつけば瞳を細めて弓をくるくると回しながら昔の話だと笑い飛ばし)…そっか、本城も大変なんだな。俺はまだ練習してくからさ、…じゃ、おやすみ。またな?(ファイルに書かれている生徒会の文字に思った素直な感想を口にし。まだ練習に納得出来ていないのか視線をヴァイオリンに落とし頷きながら気を付けて帰るようにと忠告を入れ)
4/21 2:09
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