音楽室

▼過去ログ223
2008/6/11 2:57

★生島虎太郎
(暫く紙上のベートーベンと睨めっこを繰り広げていたが飽きたのかフイと視線を逸らし、ゆらりと立ち上がると両手を上にあげて大きく伸びて)動かないじゃァん、七不思議ってやっぱ嘘?…また試してみるけどね!(息を長く吐き出すと共に一気に脱力させ、ぶつぶつと独りごちながら引きずるような歩調で帰途につき)>退室
6/11 2:57

★生島虎太郎
(のっそりとした足取りで近付き防音扉を押し開けると壁に片手を這わせて照明のスイッチを探し、パチリと音を立てて蛍光灯を点せば授業等で見慣れた室内が照らされ重たげな瞼の下の瞳を辺りに泳がせながら並べられた机の中を縫うようにして窓際の席に進み)なァんか楽器出来たら楽しーんだろォなー…よっこらせ(呟き一つ零したのち掛け声をかけつつ引いた椅子に腰掛けると壁に貼られた有名作曲家たちの肖像に目を止め)あれあれ、ベートーベンの目って夜中になると動くんだっけ?>入室
6/11 1:59

★葉月 奏
あは、そっか。最近は新幹線の窓も丈夫になったらしいですもんねぇ(相手の軽口に乗って軽く吹き出すも、ぎこちない笑みがもどかしそうな様子に無理もないと肩を竦めて苦笑に変え。扉に向かう道すがら演奏に対しての評価には嬉しさ感じてはにかみ、演奏会の話にパッと表情明るくして振り返り)
ほんまですか?是非誘って下さいよ〜。楽しみにしてますから(演奏会の名案に二つ返事で強請りながら部屋を出ると月明かりに照らされる廊下を一緒に歩いて校舎を後にし)>退室
6/8 2:23

★萩野 硝子
忘れやしないさ。……硝子、なんて名前の割にはしつこい質なんだ。忘れるものか。(茶目っ気を覗かせ肩を竦めつつ明るく微笑み返そうと口角を上げるも歪に崩れてしまい、引きつった表情から笑顔を作るのを諦めた途端に苦笑が零れ落ち。欠片程も思いのままにならない感情に狼狽えながら自身を宥め慰めるように握り締める手を見詰め)いや、礼を言うのはこっちの方だ。ありがとう。素晴らしい、心震える演奏だったぞ?ん、実は朱鷺ともホルンを聴かせる約束しているんだ。こうなったらささやかな演奏会でも開こうかな。(相手の温かな手のひらに包まれて温もった右手に触れながら要領良く片付けをこなして行く様を横目に椅子を仕舞い。彼が出たのを確認してから扉の脇の電気のスイッチを切り、校舎を出るまで並んで歩き冷たく光を放ち続ける細い月を見上げながら帰路を進んで)>退室
6/8 2:10

★葉月 奏
うん…萩野先生…先生は一人ぼっちやないよ。俺も、朱鷺君も…先生を知ってるみんな、先生が大好きやから。一緒に、覚えていようね…(俯いたその表情は読み取れないまでも、微かに震えているようにも感じる声色にそっと囁いて握った掌に力を込め。誘われるように壁を見上げると時計が指す時間に瞬きして)
――あ、ほんまや。すっかり遅うなってしもて…おおきに、先生。俺のフルート聴いてくれて。次は先生のホルン、約束ですよ〜?(少しはにかんだように微笑んで礼を述べると、そっと手を離し。照れ臭さにおどけた口調で舌先覗かせると銀の管を楽器ケースに、譜面台と楽譜を付属の袋へとそれぞれ片付けていき)
ハイ、おまっとさんです〜。ほな帰りましょうか(最後に金具を留めてしっかりとケースを閉じ、大事そうに胸に抱えると視線で扉へと促し)
6/8 1:45

★萩野 硝子
(そろりとゆっくりとした手つきで相手の背骨を伝うように上下に触れていた右手を取られれば重たくなった視線を上げ、胸に手を抱き込まれるに習い更に一歩前に出て。真っ直ぐこちらを見る様子に胸に詰まるような何かを覚え、時折途切れ途切れの言葉と優しさに耐えきれず頭を下に)葉月、本当にありがとう。ありがとうな……。(深々と頭を下げ脳裏に焼き付き浮かぶ人の背中を思い起こし唇を引き締め、流れた前髪を手荒くらい横に流し。不意に時間が気になり壁に掛けられた正確な時刻を見、それが予想よりも随分遅くを指していることに気づけば控えめに問い掛けて)……帰るか?
6/8 1:35


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