音楽室

▼過去ログ464
2010/6/18 19:05

★葉月 奏
ふはっ、足音全然気付かへんやったわ〜…ほんまに猫みたいやねぇ。…んー練習…とは違うかな、気持ちの整理、っていうか(吐息に混じる相手の笑い声に釣られて小さく吹き出すと、情けない姿にへらりとした緩い笑み浮かべ。態々目線を同じくして語りかけてくれる優しさに唇しならせると、少し考える様に間延びした口調で答え)
しなくちゃいけない事、色々あって。でも、気持ちがざわざわして…落ち着かない言うか…集中出来ひんで…気持ばっかり焦るって言うか〜(なんとも形容し難い焦燥感と注意力散漫な自分に眉尻下げてふぅ、と一つ溜息零すと自分の気合を入れる様に片手で頬をピタピタと叩き)
あかんねぇ、俺。シャキッとしなきゃ。
6/18 19:05

★青目猫柳
(無事に相手に気付かれる事なく着席すれば机の上で肘を付き演奏する相手の後ろ姿を眺めて、奏でられる曲に瞼を伏せて耳を傾ける。ふと再び音色が途切れれば瞼を開き)……おおぅ?…―っふふ、無断鑑賞してました、ごめんねー。(その途端、こちら向いた相手の姿を捉えたかと思えば驚愕の声上げてしゃがみ込み視界から姿消してしまう相手に不思議そうに、一拍置いた所で考え至り吐息に笑み含ませては手を振り返しながら椅子から立ち上がり床に腰降ろしている相手の隣へしゃがみ込んで)練習中、だったの?
6/18 18:53

★葉月 奏
(再チャレンジとフルートを構え奏で始めるも今度は音符を追う事ばかりに気を取られて、感情の上滑りした演奏が気に入らないのか徐々に表情曇らせ。背後に相手が訪れたのも気付かず、演奏途中で止めると溜息交じり今度は天井を仰いでボヤき)
んなぁぁぁ…も〜嫌や〜…俺のアホ―。…曲変えよ(もはや選曲が理由ではない事を自覚しながらも、もっと明るい曲をと思いついたのか不意に振り返り机の上の楽譜を取ろうとして。振り返った瞬間、視界に入った人影が友人の姿と把握する間もなく驚き反射的に短い悲鳴あげながらフルート抱えて机の前にしゃがみ込み)
――?!んぎゃッ!!……ぁ…あ〜…猫君かぁ、びっくりしたわぁ(恐る恐るその正体を確かめようと机から半分顔を覗かせ、漸く友人だと分かると一気に気が抜けたのかヘナヘナとその場に尻餅ついて脱力し。照れ臭さに眉尻垂れさせ苦笑しながらその相手に軽く手を振り)
6/18 18:37

★青目猫柳
(放課後になり昼間の学校とは違い静寂に満ちた学校内、居残りでもしていたのか学校用のリュックを緩く背中に背負った着崩しのない制服姿で廊下を一人進み)……傘、あったけなー(窓の外見ればそれ程強くはないものの雨が降り注いでおり、曇った窓へぺたりと掌付けた所で不意に聞こえ出した音色に顔を窓から音色の聞こえる方向に向け)……誰、だろ。(興味から足を進めれば音色の出所らしい音楽室前に付いた所で途中で止む旋律に首傾げ再び始まるそれを耳にしながら静かに扉を開き)あ、……(旋律を奏でているのは友人である同級生、その姿に小さな声零せば自分の存在に気付いただろうか、気付いてなければフルートを奏でる相手の邪魔にならないよう足音殺し相手の近くの椅子に座ろうとして)>入室
6/18 18:19

★葉月 奏
……(静かな湖畔に舞う白鳥の姿を思い描いて流れる様に旋律を追い美しくも物悲しいストーリーの見せ場を彩る後半、盛り上がる曲調のヤマに差し掛かったところで不意に眉を寄せて一拍遅れ)
……っ、…(焦る心もさる事ながらいつもの集中力を欠いた演奏では脆くもリズムが狂い初歩的な音符で躓くとがっくりと項垂れてフルートを口から離し)
あかんやん〜俺…もー…ふぅ…も、一回。最初から…(自分に対してか不満そうに呟くと一つ深呼吸して気を取り直し、再び最初から音符を目で追いながら曲頭から演奏をやり直し)
6/18 18:07

★葉月 奏
(制服姿のまま黒く細長い楽器ケースを抱え音楽室までやってくると、扉を開けてしんとした室内の空気を肺に吸い込み。大きく吐き出して深呼吸すると、戸棚から折り畳んだ譜面立てを借りて)>入室

(机に楽器ケースを置き黙々と慣れた手つきで譜面立てを組み立て、楽器ケースの中にパーツごと収めた銀管をジョイントさせていくと控えめな輝きを放つフルートを組み立て。何度か指鳴らしの練習をした後、本棚から選び出した楽譜集を譜面台に開いて指先で"白鳥の湖"と書かれたタイトルを指でなぞり、暫く迷う様にページを行きつ戻りつさせるも再びそのページに戻り。漸く心を決めたのか背筋を正して唄口に唇を添え大きく息を吸い込み譜面の音符を目で追いながら旋律を奏で)
6/18 17:44


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