音楽室

▼過去ログ499
2011/1/30 14:01

★葉月 奏
――ふぅ…(意識は曲と演奏に集中するあまりに、扉が開かれる事で流れた気流や相手の声を五感で感じてはいるものの脳で理解するまでに至らず。曲を終えて静かに深呼吸しながらフルートを降ろすと、漸く先程感じた変化が自分以外の来訪を示すものだと気付き慌てて相手に振り向き)
!!…あ、ごめ…堪忍ね。すっかり夢中になってて。今日もしばれるねぇ(相手と視線がかち合った瞬間照れ臭そうにへらっと気の抜けた緩い笑みで相好崩し、自分がここを訪れた時と同じく寒そうに震える体を感じると眉知り垂れさせて窓の外へちらりと視線移し)
1/30 14:01

★安西遙
(黒色ピーコート、茶色のチェック柄マフラーを着込み。降り出した雪を横目に寒い廊下を肩震わせつつ腰を縮めては猫背にして少しでも暖かさを得ようとポケットに両手を忍ばせてゆっくりとした足取りで歩き、散歩にと歩いたつもりがいつの間にか寒い為暖かい場所探しへと変わっていて。ふと音楽室から綺麗な音色が聞こえては其方へと釣られて行くかのように足を進めては表情を緩めて音楽室のドアの前へと立ち尽くすも躊躇い。それでもゆっくりドアを開けて中へと入って)おじゃましちゃいまーす…って、ホントにじゃましちゃったー?(なるべく邪魔にならないようにとゆっくりと部屋の中へと入れば相手が気づいていないような気がして胸を撫で下ろしてはホッとして。暖房が効いているのか室内の暖かさにもホッとしつつまだ肩は微かに震えているものの少し相手から遠めの開いている椅子へとゆっくりと腰を降ろして演奏を眺めて)>入室
1/30 13:32

★葉月 奏
(パーツを繋ぎ合せ完成した楽器は使い込んではいるものの洋銀の眩い輝きは失う事なく蛍光灯の下で柔らかな銀の光を放ち、椅子を少し引いて背中伸ばすと唄口に唇を乗せて吐息吹き込みながらゆっくりと音階確かめるように3オクターブを行きつ戻りつし)
……ん、大丈夫。やっぱりこの曲…かな(自分の耳で全ての音階確かめ終えると机の上に置いた楽譜集のページを捲り、今の気分に相応しい曲を選び出してページを開くと、既に頭に空で描けるほど暗譜したその曲を大きく息を吸い込んで演奏し始め。どこか哀愁を帯びながらも優しいノスタルジックな旋律を、総銀製特有の柔らかい音色と温もりある響きで辿り)
1/30 13:07

★葉月 奏
そろそろかなぁ…(次第に温まって行く部屋の中でふと我に帰ると、数度指を開いたり握ったりを繰り返し。寒さにぎこちなかった指が滑らかに動くのを確認すると唇弓なりにしならせて、いそいそとコートの類を脱いで楽器ケースの中から取り出した愛用しているフルートのパーツを組み立て始め)
1/30 12:08

★葉月 奏
(小雪のちらつく窓の景色を横目に通い慣れた校舎の廊下、通学用の黒いPコートに犬の足跡が焦茶で刺繍された白いフワフワのマフラーを首周りに緩く巻き。楽譜集と書かれた冊子と黒革の細長い楽器ケースを胸に抱え音楽室へやってきて)>入室

はぁ…寒ぅ…雪降ってるやん。ちょっと温まるまで辛抱やな〜(廊下よりは若干緩んだ冷気に吐息漏らし、暖房のスイッチを入れるとピアノの傍の机に腰を降ろしてホント楽器ケースを置き。ケースを開けようと手を掛けたところで取っ手の端に揺れる銀のフルートを模した小さなストラップに指で触れ、暫くそれを愛しむように撫でながら部屋が暖まるのを待ち)
1/30 11:15

★葉月 奏
(何度目かの調整で漸く納得いく音程が揃うと気に入りの曲を幾つか演奏し、休暇中余り触れられなかった愛器を心行くまで堪能し)
――…ん?…ハイハイ〜。あ、もう着いた?ほな、今すぐ行きます〜(不意に鳴り響く携帯の着信音にフルートを机に置くとコートのポケットから携帯取り出して通話ボタンを押し。相手の到着を知ると手短に返事して電話切り、楽器と譜面台を片付け。元通り譜面台片付けると部屋の灯りと暖房を消し、急いで校門に向かって駆け出して行き)>退室
1/2 23:31


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