音楽室

▼過去ログ638
2015/1/14 21:34

★一ノ瀬氷里
(丁寧に楽器を磨きあげ、仕上げにキーオイルを垂らしてしまえば元あったように楽器をしまってしまい、ケースを床に置いて机の上のファイルをまとめて)エジプトですか…ハトホルといえば、エジプト神話に出てくる女神ですね。素晴らしいお名前ですね(以前読んだエジプト神話に関する書に出てきた名前と同様の名をもつ相手に納得した様子で一つ頷き、相手からはフルネームを教えてもらったのに自身は教えていないことを思い出せば背筋を伸ばして)私は氷里と申します。母が私を妊娠しているとき、氷が食べたくなったのが由来だそうです。
1/14 21:34

★榊・ハトホル・恵寿
(少々鋭さを感じる相手の顔立ちが笑みを浮かべる様は何とも朗らかな心地になり、手慣れた動作で楽器を片付けて行く姿を見ると聊か名残惜しく思いつつ先程腰を下ろしていた椅子に己も簡易椅子を軋ませながら座し。脚を組むと左手側にいる相手の問いに其方へと顔を向け、アラブ系の顔立ちが色濃く出ている我が身に対する当然の質問に一度頷いて肯定を示し)はい、母がエジプト人です。フルネームは榊・ハトホル・恵寿と言います。
1/14 21:22

★一ノ瀬氷里
ありがとうございます。榊先生のお言葉は、暖かく嬉しいです。(飾りのない相手からの言葉はじんわりと心に沁み、悪人面と称されてきたキツイ目を細めて嬉しそうに笑い、演奏し終えた楽器のネックを外して楽器ケースに入れ本体も分割してしまえばケースに戻して椅子に深く腰掛けて)つかぬ事をお伺いいたしますが…榊先生は、ハーフですか?(日本人然とした苗字ではあるものの、相手の彫りの深い顔の造形に不躾とは思ったもののやはり気になったのかそう問いかけ、手元では楽器の水分を拭ったり磨いたりして)
1/14 21:10

★榊・ハトホル・恵寿
すみません…どうも不器用なもので…。……アルトクラリネット、ですか…。(笑われてしまえば少々気恥ずかしそうに首の後ろを手で摩り、楽器が相手の手元に戻ると密かに安堵を浮かべ。クラリネットは知っていたが、其れでも派生するものがあるのかと感心したように其の名称を呟き。続いて演奏される曲は一曲目はCMなどで耳にした事があったが、二曲目は耳馴染しない曲ゆえに、じっと耳を傾け。どちらもリズミカルな曲調故に、クラシックのようにじっと耳を傾けるでなく体が自然に動き出してしまうような感覚を抑えるために、相手の傍らの机に腰を預けると腕を組み。僅かに双眸を細め、片足の爪先がリズムを自然と取り。演奏を終え此方を見上げる相手へと視線を流すと、我知らずリズムに乗っていた己の身を恥じる様に軽く咳ばらいをした後に緩やに笑みを浮かべ)一曲目は聞いたことがありますが二曲目は知りませんでした…でも、素敵な曲ですね。一之瀬先生の演奏だからでしょうか…何ともわくわくするような心地になりました。
1/14 20:56

★一ノ瀬氷里
(差し出した楽器を遠慮する、といった動作をする相手にクスリと喉奥で笑い楽器を手元に戻して再びストラップをつけて)これは…あぁ、この楽器はアルトクラリネットと言うのですが、吹きやすいので試してはと思いましたが…。では、榊先生もわかる曲を…。(先ほどのようにマウスピースを咥えれば、楽譜を見ずに「茶色の小瓶」という有名な曲を軽やかに演奏し始め、一通り吹き終わればそのまま、次は「A列車でいこう」を演奏し、今度は吹き終わったところでマウスピースを口から外して)ご存知でしたでしょうか?
1/14 20:44

★榊・ハトホル・恵寿
(相手の嬉しそうな表情に此方も目元を和ませていると、愛おし気に手荷物楽器を見つめる眼差し、手つきに眼前の教師の心情が伝わりくる心地となり。不意に振られた内容に双眸に驚きを滲ませれば、拍手をしていた両の手を軽く上げ左右に振り)いや、そんな…。大切な楽器に、オレの様な初心者が気安く触れることはできませんよ。一之瀬先生の大切な楽器なのでしょう?(依然楽器の名前すら分からぬも、吹奏楽で奏される楽器は高額であるものが多いという程度のことは知識として有り、それ以前に先程の相手の楽器に触れる指先の優しさを思えば己がおいそれと気安く触れられるような代物ではないと苦笑を滲ませ)
1/14 20:23


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