音楽室
▼過去ログ689
2018/9/12 14:25
★奥閑月
(スリーピーススーツ。肌寒くなってきたためジャケット着用。第一ボタンを開けたシャツの首筋にはネックレスのチェーンが光り、右手にはジャケットの袖からブレスレッドが覗く。授業での使用予定がないことを確認してから訪れた音楽室。校庭を見下ろしては、運動場で行われている体育祭の練習を眺めては小さく笑い。ピアノの椅子に座ると、ぽろぽろと適当にいくつか音を鳴らしていたが、やがてそのまま「水の戯れ」のメロディを奏で始め)>入室
9/12 14:25
★奥閑月
(気分良く演奏できた勢いでついどうでもいいことまで聞かせてしまったが、相手がどう受け取ったかは未知数。唐突に押し付けられた音楽室の鍵。投げかけられた言葉に目を瞬かせて、つい教室から出遅れてしまい。離れていく足音を聞きつつ、独り言ち)
……俺の人生の1割だと、3歳?いや、100歳目指して生きるって意味で1割なのかな。どっちが正解なんだろ。…ふ、それにしても、もしかしてかなり褒められたのかな。
(足音は遠く離れ、追いかけてまで聞くことでもない。また掲示板で聞いてみればいいやと思いつつ、ちゃりと右手の中で鍵を弄べば、戸締まりとクーラーの電源を切ってから、音楽室を後にし)>退室
7/13 0:59
★信楽 燕
嘘………そうかよ。(素朴に思った疑問、口にし続いた相手の返答聞けば「しまった」と思うも後の祭りで。聞いてしまった後では嘘と否定する相手の言葉はそれこそ嘘なのだろうと相手とその傷跡を見るも凝視するのは相手にとって不快なのではと視線を逸らし、帰宅するらしい相手に自分も帰るため荷物を手にし。暫し思案したように動きを止めるも相手に向き直れば相手に拝借した音楽室の鍵を無理矢理手渡そうとし最後に言葉を投げかけ。言い終えればこれ以上は相手の気分を害する事しか言えそうにないと先に音楽室を出て。そこから先相手と共に歩くならば気持ちを切り替え普段と変わらぬ無愛想な様子で相槌うったり相手の嘘に翻弄されながら見送られる中で帰宅するだろう)………おたくにとっては不快なのかもしれねぇし、寧ろ人生の1割ちょっとしか生きてねぇ小僧に言われたくはないかもしんねぇけど、俺は、持ってかれたのがおたく自身じゃなくて良かったと思うぞ。>退室
7/13 0:50
★奥閑月
ありがとう。拍手をもらえるのはやっぱり誇らしいね。
(両手を広げるお辞儀をしてみせると、今日用意した曲はすべて仕舞いと、ヴァイオリンをケースに入れ。彼の言葉には苦笑をするしかなく、いまさらであろうが右手を彼へ差し出すと、傷を指差し)
これ、雨の日や寒い日は痛いんだ。動かなくなる。いつもよりちょっとっていう程度だけだけどね。それでも、ヴァイオリンの演奏には致命的だ。できる、と言ってもらえて嬉しいけれど、食ってくには全然足りないんだよ。足りない部分を補えるだけの両手を、俺はもう持ってないんだ。……っていうのは嘘で、単に楽したいからだよ。演奏家なんてあちこち飛び回って落ち着く暇がないし、収入は安定しないし。やっぱり公務員が一番だな。
(肩を竦めて淡々と説明をすれば、しかし薄い笑みをたたえて自らの言葉を翻し。時計に視線を落とすと、もう零時過ぎている。そろそろ自分も切り上げて、明日からの採点と通知表地獄に備えなければならない。譜面台と楽譜を片付けながら、彼に視線を向けて)
さて、俺はそろそろ帰るけど、信楽くんはどうする?帰るなら出るとこまで送るよ。
7/13 0:31
★信楽 燕
(待っていた演奏が始まれば再び姿勢を正し、先程の2曲とは違い暗い印象のある曲が奏でられれば先程のように音に飲まれる事はなかったが真剣に旋律を聞いて。止まることも違和感もなく始終落ち着いて聞けた音が終わりを告げれば立ち上がり相手を休ませるために椅子を寄せて。相手が座ってくれたなら先程リクエストした曲の時よりも大きく盛大になるよう拍手を送り)…………満足どころか感動した。おたく、そんなにできんのに何で教師で留まったんだ?正直惜しいと思う。
7/13 0:15
★奥閑月
うーん、やっぱり弾けない曲を聞かせるのは恥ずかしいな…。じゃあ最後、これは弾けるよ。モーリス・ラヴェル、「ツィガーヌ」。
(ひとりごちてから再度ヴァイオリンを構える。唇に馴染んだ名前とタイトル。先程までよりも落ち着いた様子で奏で始める旋律は、どこか物悲しいもの。幾度も繰り返し、誰に聞かせるでもなく弾いた曲とあって、演奏は滑らか。おそらく先の二曲よりは出来がいいであろう。最後の一音を奏で終えれば、二曲連続の演奏で流石に疲れたのか、大きくため息を付いて)
以上。どうかな?ご満足いただけました?
7/13 0:05
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