管理人の独り言

過去ログ172 2013/1/3 9:35

▼真鍋周平
2012年 予想の振り返り
年後半の安倍相場以外が
ほぼ予想通りの展開だったが

為替や日経平均の振れ幅は
予想よりも小さい一年だったと思う.

個人的にはユーロと資源国通貨で稼がせていただいた一年だった.
1/3(木)9:35

▼真鍋周平
2012年経済見通し(過去録抜粋)
2012年 経済の見通し
今年一年の流れは
春までに決まると思う.
欧州経済の行方が株価と為替を左右する一年になるだろう.

まずは1〜3月に国債の大量償還期限を迎える
ギリシャとイタリアが一つのポイントとなる.
ここでデフォルトの不安再燃となり
格付け会社による欧州国債格付けの一斉引き下げの検討も影響し
金融市場が混乱することで日銀も早々に金融緩和に乗り出すだろう.
各国中央銀行と協調し金融緩和が実施されることで
なんとか景気は持ちこたえると考える.
この問題はそう簡単に解決する問題ではないと考えている.
米欧の大幅な金融緩和が影響し

1〜3月
1ドル75円水準
1ユーロ90〜94円水準
株価9100〜9400円
を予想する.

次に欧州銀行の自己資本比率の引き上げ期限となっている
6月が二つ目のポイントになるだろう.
既にイタリアの大手銀行の増資計画苦戦の情報が伝わっており
(ウニクレディトの増資計画)
年明けのユーロ急落の引き金になった.
市場の目はその先に待ち構える中小銀行の自己資本比率増強の成否に着目している.
大手銀行がここまで苦戦したことからも見通しは暗く
リーマンショック負債をどこまで消化できているのかも極めて不透明であるため
結果の予想は暗い見通しとなる.
日本経済は年中盤には混乱の極みに達して株価,為替ともに乱高下するだろう.
日本経済は一種の軽いパニック状態に陥ると考えている.

株価は9000円を割り込む水準
為替は1ドル70円台前半
ユーロは90円を割る可能性もある.

>>>

年後半については
日本の景気は持ち直すだろうというのが
大方の財界人の予想ではあるが
私は選挙イヤーで各国で政権が一新し様子見の雰囲気が広がり
悪材料も好材料も出ずに「様子見」で推移するのではないかと考える.

PBRで見る日本株は確かにお買い得に見えるかもしれないが
会社の資産は長引く不況で目減りする公算が高く
今がお買い得だとは思わない.
(大きく下げることはないと思うが)

2012年の年末は
1ドル=73〜78円
1ユーロ=90〜95円
株価=8000円〜9300円
と予想する
1/3(木)9:26

▼真鍋周平
欲しい時計 その7
●GS
・SBGH019
\1890000

GSのアイデンティティともいえる
「極限までの精度のこだわり」を体現した時計である.

かつて腕時計の精度競争が行われていた
天文台コンクールで優秀な成績をおさめたメーカーが
今では名だたる老舗メーカーになっていることからも
「極限までの精度のこだわり」は時計の歴史そのものなのだと思う.
(天文台コンクールはその後のセイコーの躍進が原因で中止される)

SBGH019は36000振動/時のハイビート設計のムーブメントを搭載しており
高周波数を分周することで極限まで精度を高めている.
メーカー保証で静的精度が平均日差+4秒〜-2秒というのは
機械式時計では驚異という他ない.

ハイビートは輪列に負荷がかかり
時計の寿命が短くなるのでロービートの方がよい.
という人もいるが,そもそも
・頑丈であること
・精度がよいこと
だけであればGショックでよいのである.
(Gショックも実に良い時計だが)

機械式時計はメカへの「こだわり」がないといけないと思う.
その究極のこだわりがSBGH019にはある.
海外のメーカーではここまで精度の良い時計は作れないだろう.
GSの代表作であるとともに
日本の物造りを代表する一品でもある.
12/28(金)0:46

▼真鍋周平
欲しい時計 その6
●GS

・SBGR051
\367500

GS(グランドセイコー)はSEIKOの高級腕時計ブランドである.
SEIKOは世界で初めてクウォーツの腕時計の実用化に成功した会社である.

クウォーツ時計の会社のイメージが強いが
機械式に近い所だとスプリングドライブやキネティックといった
他社では真似できない圧倒的な技術力を有しており
当然のことながら機械式の腕時計のモデルも製作している.

GSの魅力といえば世界でも数少ない
完全な国産マニュファクチュールの会社ということだろう.
(マニュファクチュール=パーツから自社一貫生産を行う会社)

機械式の腕時計は基本機能では
圧倒的にクウォーツ式に劣っているが
それでも私のような機械式腕時計好きがいるのは
時計の中のムーブメント(駆動部)の歯車やバネに
熱い思いを抱くからなのだと思う.

そういう意味で完全な国産マニュファクチュールの会社が
作った腕時計というのは熱い!

SBGR051は前述した腕時計に必要な機能を全て満たしており
耐衝撃性、耐磁性に優れパワーリザーブも72時間と長い.
デザインもドシンプルで日本のビジネス時計らしい
平凡で目立たたない控えめなデザインである.
(青針のものもあるが,やはりオールシルバーがよい)

就職した頃はこれとよく似たデザインの時計を利用していたが
やはり飽きのこない良いデザインだと思う.
値段もこれだけの作りで40万を切ってくる辺りは
質実剛健な日本のメーカーらしい.
12/22(土)14:19

▼真鍋周平
欲しい時計 その5
●ランゲ&ゾーネ
・ランゲマティック デイト
(サクソニア オートマティック)
\2614500

「時分秒が分かること」「日付が分かること」「自動巻きであること」
この辺りはビジネス用の時計に要求される基本機能だと思う.

ランゲの時計でこれ等の要求を満たし
私の好きなスモールセコンドタイプでベゼルが丸型となれば
ランゲマティックデイトとなる.

ムーブメントの美しさは言うまでもないが
ガワのデザインもシンプルでカッコいい.

スモールセコンドタイプの時計にとって
カレンダーの配置は鬼門となるのだが(6時の位置は狭すぎる!)
ビッグデイトを採用しているため
カレンダーがすんなり文字盤に収まっている点が実に素晴らしい.

ビッグデイトは視認性の良さばかり注目されているが
スモセコというバウハウス基調のシンプルデザインの中に
カレンダーを無難に配置できる点にも利点があると思う.
(普通のカレンダー機構では外周近くに
小さなカレンダーを配置することしかできない)

そういう意味でもシンプルなスモセコのドイツ時計に
ビッグデイトという組み合わせこそ素晴らしいのだと私は思う.
そういう意味でランゲマティックデイトの魅力は大きい.

私の場合は仕事以外では時計を着用しないため
週末に必ず時計が一度停止する.
そして月曜日の朝のラジオを時報で時計合わせをするようにしている.
NHK第一ラジオの8時の時報で時計合わせをするのは私のちょっとしたコダワリだ.

8時のニュースが始まり,スッピンのスタートと共に出社.
PCや携帯でも時刻合わせはできるのだがそれでは味気ない.
このときゼロリセット機構も少しは役に立つ.
(少なくとも単純なハック機構よりは有用である)
12/21(金)23:06

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