満天下別館

過去ログ42 2008/5/23 10:40

▼真鍋周平
休日
たまの年休で週末は三連休になっている.
古い友人と
「桃太郎電鉄をしないか」
という話になっているので大阪に帰ろうと思っている.
(決して副次的な意味合いや目的はない・・・)



見ないテレビのために受信料を払うのも馬鹿らしいので
家のテレビを処分しようかと考えている.

高跳びの特集のときに
「テレビの受信料を払ってきたことが報われた」と書き込んだのだが

代わりに雑誌でも買おうかと思っている.
薄情な私.



休日の読み物として
村上龍さんの「69」「限りなく透明に近いブルー」を買った.

読んでいると私の学生時代の頃が思い出される.
フィッツジェラルドもいいが
ウィットに富んだ小説も好きだ.

なんせ,今日は「桃太郎電鉄」の日であるから
学生気分に戻りたい.
5/23(金)10:40

▼真鍋周平
経過報告4
怪我をすると本当に元通りに戻るのだろうか?
と毎度毎度思いつめるものだが
今は気長にリハビリを行うしかない.
十分な力もないのに無理をしすぎて再発と云うのが最も愚かな行為である.



足首の跳ね出しの力が弱い.
力は戻ってきているのだが特に動作中の跳ね出し動作が弱く未だにバウンディングがまともにできない.
プライオメトリクス的なトレーニングが足りないということなのだろう.
単純にできるはずの動作を無意識のうちに躊躇している可能性もある.

単純な「力」は戻ってきたのだから
そろそろ急激に方向転換を伴うプライオメトリクス的な動きをトレーニングに加える時期だろう.

ボックスジャンプやゴムを使った補強トレーニングでなどで
対処できるだろうと考えていたが
ボックスジャンプでは足首の伸張反射トレーニングには刺激が弱く
ゴムを使ったトレーニングでは動的な動きには対応できない.

そこでボックスでは高すぎるので階段を片足で跳ねながら登る負荷トレーニングをすることにした.
なるべく膝を使わないようにして跳ねるようにした.

予想通り左足に比べて右足の動作は鈍かった.
少しは考えてトレーニングをしていかなくてはならない.



細かいリハビリ動作のトレーニングに時間が取られて
まとまった走練を行う時間が少なくなってきている.

こちらも時間をつめて効率良く量をこなさないと
基礎体力自体が低下してしまう.

目下,悩みの種だ.
5/21(水)0:27

▼真鍋周平
経過報告3
今回の怪我の原因は以下の2つだろう.
・内傾動作に頼りすぎた重心コントロール
・踏切り位置の近さ

冬季練習の課題をふり返ると,今年の課題は
・助走に必要な走力を得るために走練習を工夫して行う
・ハイクリーンを練習に取り入れ体幹の強化を意識し,上半身のトレーニングも行う
・「前傾の防止」→「後傾動作」→「踏切り位置の調整」の流れ強く意識し踏切りが間延びしない足運びを 跳躍練習やハードルジャンプで身につける

であった.
冬季練習の結果,走力は随分改善され曲線助走部での体の前傾も抑えることができていたと思う.
踏切り位置の調整でも依然に比べれば踏切り位置は遠くできていたと思う.
しかし,高さが上がるにつれて踏切りは近くなり昨年の悪い癖が出る傾向があった.
「高さ慣れ」をする必要があったが気温が低い冬季では無く,春季にやるべきトレーニングだろうと考えていた.

「踏切り位置の近さ」が今回の怪我の原因になったと思う.
踏切りが近くなるということはそれだけ足首に対して水平方向にかかる力が大きくなるということである.
クリアランスに繋げるためには水平方向の助走スピードを抑えるためには踏切り時に水平方向の大きな力積が必要となる.
踏切り時間はどの位置で踏み切ろうがたいして変わらないのだから(多少は調整できるが)
足首水平方向(足首側面方向)にかかる力は踏切り位置が近くなれば大きくなる傾向にある.
大きな力がかかれば捻挫はおこりやすい.
人間の足首は鉛直方向の力に対しては強いが水平(側面)方向の力に対しては弱い.
こんなことは直感的には分かっているのだが,体をうまくコントロールしてこれを回避することは難しい.

もう一つの原因は「内傾動作にたよりすぎた重心コントロール」にあると思う.
助走→踏切りが曲線的になれば踏切り時に側面方向の負荷が大きくなる.
助走→踏切が直線的になれば踏切り時に爪先-踵方向の付加が大きくなる.

日本人は助走を内にふり曲線的な助走をする選手が多く,
海外の選手では助走を外に取り直線的な助走をする選手が多い.

再発防止のためにも助走に対する根本的な考え方を見直す必要があるように思う.
助走を外にふり直線的でスピードのある助走を意識していったほうが方向性としては正しいかもしれない.
5/18(日)11:11

▼真鍋周平
経過報告2
今回は中部実業団までの私の取組みをまとめようと思う.

相変わらず左足に比べれば右足が太い.
底背屈方向のストレッチは風呂場や練習で十分に行うようにした.
前回の今回もストレッチ運動について医者も概ね同じようなこと云っていた.
可動域の回復は当面の課題だ.
固定・安静の時期は終わり,ストレッチとリハビリに入る.

一般的に関節を構成する軟骨・靭帯組織は再生しないと云われているが諸説あり,
私にはどの説に妥当性があり医者がどう考えているのか分らない.
私と同程度の捻挫の程度ではギブスを用いた固定を用いる治療が一般的なようだ.
http://www.pref.kochi.jp/~taiiku//Syougai/tosa-net/04koramu/02shougai/0204/0204.pdf
ただ受賞直後にRICE処置を確実に行うことは一般論として正しいと云えるだろう.
今回はその点では処置は完璧であったと思う.
私には残念ながら
http://hone.ninpou.jp/seikei/anklesprain.htm
程度の知識しかないし,怪我を診断することはできない.
症例は自分自身の3件+5件程度しか知らない.
ただ今回の怪我は前回と似ているし,見せた医者も概ね同じ意見であるようなので
前回と同様の治療方針とリハビリ方法で対処することになるだろう.
手術の選択肢も訊ねてみたがこの程度の症例で行うことはまずないとのことだった.

リハビリ動作としてはタオルギャザーやゴムを使ったトレーニングを行うことにした.
ゴムについては以前の病院でリハビリに利用したものと同じものを購入した.
ゴムを用いて足首の底背屈動作,内外反動作のトレーニングを行うことにした.
リハビリ運動,トレーニング後には幹部のアイシングを徹底して行い腫れや浮腫みにならないように配慮した.
トレーニングについては受傷2週間後に軽いジョギングを開始し三週間後からテーピングで固めて跳躍練習を開始している.
テーピング方法については
http://www.hone.co.jp/study/study_sport03.html
http://www.wasedaclub.com/blog_detail/id=333
に紹介されている一般的方法とほぼ共通のテーピング方法を用いている(足先のアンカーやサーキュラーは省略している).
高跳びの踏切り動作は外反動作を制限すればよいのだが,私は内外反動作を制限するテーピング方法で問題はないと思う.
ただし底背屈動作についてあまりきつい制約をつけると跳びにくいので工夫している.
経験的に知られていることであるがテーピングはウォーミングアップ後,跳躍練習前に巻くようにした.
以下のサイトなどが参考になる.
http://www.ahs.kitasato-u.ac.jp/~pt/thesis/2002/pdf/m_sato..pdf

ストレッチ動作については底背屈動作は正座姿勢や片足に体重を乗せて伸ばす方法で行っており,
練習の前後や風呂場で行うようにした(いずれもアイシング前に行う)

次回は今の怪我の原因についての考察と,今後練習プランについて考察したい.

今日の跳躍練習では力強い踏切り戻ってきており180以上の跳躍は可能な状態まで回復した.
ただ底背屈方向の急激な力の変更にはまだ体が慣れておらず
ボックスジャンプや立ち高跳び,三歩両足踏切りなどを積極的に練習に取り入れている.
バウンディングについてはまだまともに動作を行うことはできない.
5/17(土)23:16

▼真鍋周平
経過報告1
ノートを捲ると長い厭味が書かれた後に
私が苦労無く読める範囲の単語でこう書かれてあった.

Theoretician sits in a bare room
before a blank sheet of paper,
while the experimentalist fiddles with
expensive apparatus in a laboratory ...

競技力の向上が目的なのだから
あまり考えすぎても意味のないことは分かる.

しかし現状,私のおかれた状況を考えると,短時間で可なりの考えをまとめて
「短時間」で「効果的」な練習を
「効率良く」,「集中して」行わなければならないはずである.



だから,一日30分だけ寝る前に競技のことをまとめる時間があっても良いはずだ.

生活の中でまだまだ無駄な部分を削れるはずである.



受傷して一月経つ.
状況を総合して考えると私の捻挫の程度は第二度の捻挫の中でも
重たいものなのだろう.

外反捻挫は二度目の経験であり,受傷後の腫れ,痛み,出血の程度を考えると
前回と同程度のものと推測される.

ノートを捲ると
前回の受傷後初の練習開始日の記述がある.

「受傷後1か月余り,右足腫れ未だひかず.
7番底背屈動作(上下動)に問題有.稼動時に関節部に引っ掛かりを感じる.」

と記載されている.
このときの練習記録は165であった.

現在の足首関節(7番)の状況も当時の状況に酷似しており
跳べる高さもよく似ている.
前回と同じ過程を辿りながら回復しているのだろう.

さらにその一月後の記録の記載を読むと記録は180,185と記載されている.
前回の受傷日時が冬季であることを考えても
私が一月後に跳べる高さはせいぜい190〜195ということになるだろう.

これは大変見通しの暗い結果だ.

そして前回はさらに回復後の春先の練習で肉離れを起こし長期間の低迷期に入っている.

今,選択肢を間違えば前回の二の舞いになるだろう.
5/11(日)22:56

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