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加虐性愛(R20)

一目見た時から頭の何処かで惹かれていたのかも知れない。いつか手合せした時に対峙した君の凛とした立ち姿、空を斬る時の鋭い眼差しが目の奥に焼き付いて離れない。立てば芍薬座れば何とかってよく言ったものだけど、その言葉は君を形容する為に在るんじゃないかって、ずっと思ってたんだよね。でも、若しもその花が、手折られ、踏み躙られたら──。


や/あ/や/あ、我/こ/そ/は……って、わざわざ口上を述べなくても僕が何者か何て君なら分かると思うから割愛。まあ今の所は取って食うつもりはないからさ、どうか気を張らずに。

扨。冒頭で少し語った通り、僕は君に惹かれている。と言っても生娘が抱く様な愛らしいものではないんだけれど。その上で君には餌食になってほしい。君を想うが故に醜く澱んだ感情を抱いてしまった僕の、ね。──ま、簡単に言えば君の初物を奪わせてほしいんだ。ほら、君も新参者とは言え顕現してから暫く経つわけだし、夜な夜な彼方此方でまぐわいに耽る他の刀/剣の声を聞いた事が無いとは言わないよね。そういう欲が生まれるというのは人の身を得てる以上断じて可笑しな事ではない、だけど君はその熱の発散方法を知らなかった。そこに偶然居合わせた僕が手を貸そうか、と親切に声を掛けた、それだけだよ。ほら、主には何かあった時には面倒見てやれって頼まれてるしね。だから君は安心して僕に身を任せてくれれば良い。快楽に歪むその表情は僕だけのものだよ。

条件
背後二十五歳以上女性
原作遊戯中(進行度不問)
被虐嗜好の属性刀側(所謂M攻め)
帯使用、一日一往復〜
打ち切り時は退室

条件に並べた被虐嗜好について、僕は表題にも記した通り少々歪んだ嗜好を持ち合わせているようでね。それに耐え得る刀が好み、かな。ああ勿論折る事はしないよ、その辺りは君の好み程度には調整するつもりだから安心して。
提供は僕、それから鶴/丸、加/州、山/姥/切/国/広、長/義、一/期、燭/台/切、シ工の者たち辺りが控えている筈。他も多分呼んでこれるだろうし、気になったら要相談という事で。その代わり君の方は関わり有る刀を優遇に誰でも歓迎するよ。最初に複数組合せを提示してもらえると此方からも擦り合わせ易いし助かるかな。

ここまで付き合ってくれて感謝するよ。もし僕に身を委ねてくれるのなら初回からその姿の口調で希望する組合せ、萌萎、質問要望を書き記した手紙を飛ばしてくれるかい?部屋は此方で用意するからその身一つで来てもらえれば。
それじゃあ、この立て札を下げるまで君を待つとするよ。またね。