アリア

綺麗に片付いた部屋。
無駄なものは一切なく、目立つものと言えば写真立てがたくさんあるぐらいです。

資料のようなものが机の上に散乱しています。

アリア「……………」（微弱な呼吸のまま寝ています）


ベトレイヤー「…やはり、か。意識が戻らない…生存意欲も希薄だ…。何も知らないままに…辛かっただろう…」（枕元に佇んでいます）

ベトレイヤー「…この羽根で少しは良くなるはずだ…。」（光る羽根を一枚取り出しアリアの身体の上に乗せます）

アリア「う、んっ…」（僅かに血色が良くなります）

ベトレイヤー「しかし、私一人でやっていては、間に合わないな…くそ…せめて、この身体が正常であれば…」

ベトレイヤー「どうにも、ならないの…？いや、諦めるのは早い、か…まだやれる事はあるはず…」

アリア「ぅ…ぁ…」（低くうなされています）

ベトレイヤー「…羽根を、早く集めなくては……手遅れになってしまう…。早く、早くしなければ…」

………ん、っと…(金属の形を変えて錠破り/ぅ

…失礼、入らせてもらうよ？アリア…


……着いたけど、どうしろと…(ベトレイヤーさんを背負ったまま入口付近で佇み


[書きこまさせていただきました…削除は2906ですので、はい…]

………ぅ……っ…（安定しない寝息を立てています）

あの子の側まで、頼む…（こちらは落ち着いた様子…？）

［お待ちしておりました〜。毎日寝不足ですが頑張ります。］

……あ…あぁ、解った…(今すぐにでも駆け寄りたい気持ちを抑えつつ、ゆっくりと言われた通りに


[寝不足…だ、大丈夫なのですか？；]

ベトレイヤー「すまないな…っ、ふぅ…見てのとおりだ。この子は今眠っている…普通ならば二度と起きあがることの無い眠りだ…」（アリアの枕元で淡々と説明します）

……普通ならば、か…
普通じゃない方法…例えば、あの羽根。あれなら…起きるのか？(じっとアリアさんを見ながら

ベトレイヤー「残念だが症状の緩和は出来るが、根本的な解決には繋がらない…。この子を蝕んでいるものは『聖櫃』と呼ばれたもの…血塗られた歴史を幾度となく繰り返してきたものだ…」

…悪いが、名前にあんまり興味は無いな…どうすれば、この子は起きるんだ…！？

ベトレイヤー「そう急くな…この私が集めた羽根３枚を使えば意識ぐらいは戻るだろう…ただし、何かしら影響が出る…。」

影響…記憶障害とかか？
…まさか、あの時みたいに…人格が変わっていたり、とか…か…？

ベトレイヤー「それも普通ならばな…私もこれで魔法には自信が有る。やれるところまでやる…」（羽根を３枚取り出しアリアの身体に乗せます）

ああ、頼む…私に今出来ることは、祈る事だけって感じか…？
何か、出来ないのか…(乗せられた羽根をじっと見続けて

ベトレイヤー「ならば祈れ。私の右手を握って、想いを伝えるんだ…きっと温かい光になってこの子に届く…」（右手を差し出します）

……あぁ…解った…(差し出された右手を両手で握り

ベトレイヤー「では、いくぞ……………………」（３０秒程詠唱すると羽根が光輝き始めます）

ベトレイヤー「陽光よ、降り注げ…生命の風よ、吹き荒べ…想いの奇跡よ…………届け…！」（羽根がアリアの身体に溶けるように消えていきました）

……っ…(ぎゅっと目を閉じながら手を握りしめています

ベトレイヤー「………ふぅ…どうやらお前の想いは、届いたようだな…。だが、完全ではないだろう…あと１０分もすれば意識が戻る」（アリアの血色が良くなります）

ほ…本当か？本当に起きるのか…？
……有難う…(軽く頭を下げた後、アリアさんの様子をじっと見ていて

礼はいらないさ…お前の想いがあったからこそだ…

この子が起きたら私はただの占い師だ…後は話を合わせてくれ。

〜１０分後〜

アリア「う、う〜ん…？」（もそもそと体を起こします）

占い師、ね……いいのか？
いや…わかった、言う通りにするさ。


っ……アリア…？(心配そうに見つめながら

アリア「ん〜、ふぁ…紗香さん？あ、れ…なんで電気が消えてるんですか…？」（目が見えていない様子）

ベトレイヤー「…お嬢、最近疲れていたんじゃないか？」

アリア「ふぇ…？占い師さんも一緒なんですか…？」

ベトレイヤー「あぁ、そうだ…たまたまこの子がお嬢を運んでいるのに出会して、心配になったので部屋まで上がらせてもらったよ」


アリア「そうだったんですか…ところで、あの、運ばれたって事は私、倒れたんですか？」

……あ、ぁ…全く、いきなり倒れるから驚いたよ？
ほら、この人にちゃんと礼を言いな？(手を握りながら


………。(ベトレイヤーさんの方を向き「これでいいのか？」と声に出さず言い

に〜…御迷惑をおかけしました…（ぺこり）

んに〜、何だか目が開いてるのに前が見えないですよ〜…それに体に力が…

ベトレイヤー「お嬢は今、少し悪い菌にやられているんだ。目が見えないのだがそんなに大袈裟なものじゃない。すぐに治る。ただし薬が出来るのに少し時間がかかる…その間は我慢してくれ」（無言でコクリと頷きます）

ん、良く出来ました…(そっと手を乗せて、頭を撫で…


…だとさ。必ず治るみたいだな…良かったね、アリア…(

むぅ〜、何だか子供扱いされてます〜…だけど何だか安心します♪（ふにゃふにゃ）

ベトレイヤー「…食事の用意をしよう。あと魔力エーテルを作る。食材と準備があるので小一時間ほど外す…お嬢を頼むぞ…」（そう言うと部屋を出ていきました）

あ、行ってらっしゃいです…。

何言ってんの…子供だろ？(くすくす笑いながら撫で続け


あぁ、解った。任された……またな(暫く扉を見つめたまま

ふに〜…♪（超ふにゃふにゃ）

………あ、あの…紗香さん…そ、その…（いきなりソワソワ）

［↑直前までなのはの話でメールしていたせいか名前間違えました…］

……ん？どうした、アリア…
何か、どうかした？(撫でる手を止めながら


[なのはの話なら仕方ないですねっ(ぇ]

に〜………と、トイレ…（もじもじ）

［はいです♪］

……あー…
病院みたいなアレがある訳じゃないし、な…私がアリアを抱えて連れていくしかないか…？(僅かに考え込み


[です♪…まぁ、Asまでしか見てない私が言うのもなんですがι(ぁ]

にゃあ？！
そ、それって…でも…（もじもじ）

［それでも十分熱い想いは伝わったはずなの♪］

だって、それ以外に方法ないじゃないか…ほら、おとなしく…(アリアさんを抱き抱えようと…


[あれは…燃えでした。素敵でした…♪]

に〜…ぅ〜（力なく抱えられます）

［カッコイいですよね〜♪感動しますし…♪］

さ、て……
…適度に急がないとねι(お姫様だっこに抱え直し、すたすたとトイレへ向かい


[はい…ラストのリィンさんとか、アリシアとか…いろいろ]

あ…紗香さん…し、振動が…ぅ…（ふるふると震えます）

［名前を呼んで…♪］

ごめんな？ι
頼むからもう少し待って……よし(トイレの扉をなんとか開けて…


[あれもよかったです…なのはさんかっこいい…]

み〜…は、はやく…させてください…お願い、します…っ（ふるふるっ）


［素敵に無敵ですよね…無印だけで３回は泣きました〜…］

ま、待ってってば………よしっ…(座らせて下ろして…なんとか準備を終わらせて…


[ですね…自分はAsの方がツボりましたが…。まぁ両方凄くよかった乃です…]

ふぁ…駄目…！
見ないで…聞かないでぇ…っ…（チョロチョロと…）


［劇場版は絶対チェキするデス♪］

わ、わかったから、な？
終わったら言って…少し離れてるから、さ？
(言ったように少し離れて壁に寄り掛かり


[Σ四葉！？(ぇ]

うぅ…ぐすっ…（終わったようです）

［兄くん……約束、だよ…？］

な、泣かないでって…私が悪かったから、さ…；
ほら、ね？(目線合わせたあと頭をぽんぽんと撫でて


[千影……というかいきなりのシスプリにびっくりですわ]

うくっ…ひく…っ、紗香さんは、悪くないよ…
私が、いけないんです…っ

う、ん…ぐすっ…紗香さん…目、見えないの…怖いです…


［誰が一番好きですかぁ〜？］

馬鹿。見えない原因はアリアにはない…そして、それにちゃんと配慮して対処出来てない私が悪い…

…そうだよな、怖いよな…私に、何か出来ることはない…？(屈み込んだまま抱き寄せながら


[四葉と亞里亞で…悩みます…]

ごめん、なさ、い…ふぇぇ〜ん…（泣き出してしまいました）

しばらく…このままでいてもらっても、良いですか…？

［良いところを突きますねぇ…アニキ♪］

だから、謝らないでってば…泣かないで、アリア…？(抱きしめたまま撫でながら

ああ、お安い御用だ…それだけでいいの？


[あぅ…書き込まれているのに気付かないままこんなιすみませんでしたっ…]

紗香さぁぁ〜ん……（えぐえぐ）

んにゅ…あったかい…これだけで、満足です…（徐々にふにゃふにゃ）


［いえいえ、お気になさらずに〜］

アルバイトはじめました+．(・∀・)．+＄ http://s.64n.co/