椎名　日和

ど、どなたか、一緒に話してくれませんか……？
は、初めてで色々わからなくて……教えてもらえると、すごくうれしいですっ。

ほ、本とかで散らかってますけど……。
（すぐ部屋に入って片付ける）

私の部屋は人形だらけよ？

えっと、これがミリヤちゃんです……。
（棚の上からミリヤを持ってくる）

大切にされてるのね
ふふふ。そう。いつも学園のことをお話に。
貴女はいい人と暮らしてるのね

（お茶を淹れる）
こんな夜中なのに、来てもらってごめんなさい。
ミリヤちゃん、このお姉さんは依白さんだよ。

お気になさらず
ふふふ。ミリヤちゃんは本当に日和さんが好きなのね。
（リアルでお話中）

ミリヤちゃんも、依白さんと会えてうれしそうです……。

そう見たいね。
ふふふ。ありがとうミリヤちゃん
あ、変でしょ？私は人形と話せるの

変じゃないです……。
依白さんは、私なんかに声をかけてくれたし……。

人形に興味持ってくれたからね
人形が好きな人に悪い人は居ないからね

ありがとうございますっ。
すごく……うれしいです。
こんなかわいい服まで作ってもらって。

この服、ほんとうにもらってもいいんですか？

（今日はもう終わりにしますか？）

気にしないで趣味と実益をかねてるからね

（本日はこれにて失礼いたします）

すごくかわいいから、着させてもらいますねっ。

（はい。おやすみなさい）