ユナ・P・リデル

中等部三年生
ユナ・P・リデルさんのお部屋です♪

〜部屋の様子〜

大きな本棚と台で、部屋の半分を占めている
本棚には…神話・民話やあらゆる曲の譜面、音楽に関しての本がぎっしり……おさまり切らない分は床、机、台や棚に置かれている

台には、楽器やそれを手入れする道具が置かれている

机には作曲の本や紙やペンと、写真立てが一つ……

十月二十九日


………らしくない
一言で言えばそんな一日

温室にあんなに人が来るなんて有り得ない………一人二人ならまだいいが…………おかしい

それに、余計な事を喋り過ぎた
九条叡那…瑞木奈々穂…生方冬孤に御鏡霧子……あ、如月葉月は除外


おかしな奴等だ、と思う
そんな奴等とあんなに話をしていた私もおかしい……


………駄目だ、今日の私は変すぎる
本でも読んで落ち着こうと思う


取り敢えず……お休みなさい、愛する姉妹達……

十月三十日


今日は、温室でフルートを……幸いな事に誰もいなかったので、集中して演奏が出来た………だがその後に、物足りない……というか、そんな事を感じた………何故？


その後食堂へ………騒がしくなる、とわかっている場に自ら行くなんて……私は、まだどこかおかしいらしい

………冬孤(先輩)がやたらと絡んでくる気がする
小夜(一応、先生)に一曲聞かせる約束をしてしまった……まったく、あれは本当に教員か？すぐ泣くし


一人になろうと旧校舎に向かったけれど……案の定(？)人がいた

九条叡那……魔物を狩るとか言っていたけど………いや、昔を思い出すのは止めよう

冴草エリス……ツンデレ
強大な力を持っているみたいだ……昔の私とどちらが強いのか、少しだけ興味がある

霧碕霞……印象薄い

観月理沙……変
モデルにしろとか言ってきた……まあ、絵筆と楽器の違いはあれど、芸術仲間ではある……当然引き受けた


…………疲れた
もう寝ます、お休みなさい……愛する姉妹達

十一月一日


私としたことが、昨日は日記を書かずに寝てしまった

最近、私は少し乱れている……揺らいでいるような気がする

フィリア・ルーンフィリアといったか……歌は素晴らしく綺麗だった、だが……友達？
私が、友達……何かの間違いではないのか？

人と関わって、親しくなってしまったら……しかし、断ったことで泣かれると困るし………


………書く事を変えよう
あまりに良い月だったので、抜け出してヴァイオリンを弾いていたら……見つかった
観月理沙……やはり変な人という印象
絵を描いていたが……正直、見てみたかった

缶コーヒーを貰った
暖かかった

十一月二日


観月理沙に礼をしに職員室へ

自分でもよくわからないが、気付けば向かっていた

そこで、枝葉とかいうのに会った。無駄に煩い……冬狐二号だな

ブルースハープを持っていた
私はハーモニカは扱ったことが無い……明日、買ってみようと思う
戦場にいた経験があるらしい……興味深い


何故私は礼なんてしたのか……？わからない、全くわからない

明日、ブルースハープ購入のついでにお姉様に会おう……お姉様が毎日私の日記を見てる事は知っている


取り敢えずこの辺で……お休みなさい、愛する姉妹達

十一月三日


今日は疲れた


学校を出ると姉様がいた、予想通り。
いろいろと話をしていたら、気が楽になった気がする。そのままで良い、と言ってくれたのが凄く嬉しい。

姉様と喫茶店にいたのを理沙に見られた。
まあ……別に良いが。
その後、私がモデルになる時の服を選ばされた。ゴスロリだった。姉様に昔着せられた気がする。

車に始めて乗った。不覚にも緊張してしまった…

その後は訓練所で九条叡那、ティーナ・テリアに会った

九条叡那……相変わらずらしい。私は一人でいる事を諦め気味だ。多分彼女もそうなるだろう…

ティーナはツンデレ
あれはエリス以上かもしれない。妹を思い出す。


本当に疲れた……お休みなさい

今日は温室へ

音の気配を感じたからだ


霧子が演奏し、フィリアが歌っていた。良い歌だった。

日曜に、三人で演奏する事になった。割と楽しみだったりする


………最近、やっと普通に学校を楽しめるようになってきた

お姉様や、皆のお陰だろう……感謝だ


私の中の時間や、次元を歪めてまで入った学校だ……でも、私は人を避けていた
…………意外と臆病者なのだな、私は


……お休みなさい。愛する姉妹達と、お人好しと馬鹿ばかりの私の友人達

……旧校舎、あの場所は落ち着く。


過去を捨てることはできそうに無い
まあ、もとより捨てるつもりも無い


夜月倫………素敵だ、彼女は
実に面白そう……いや、別に危害を加えるつもりは無いが

あの様子なら言うことは無いだろう……


本当に楽しい場……また行こう
………今度は普通に

………………音が
私の音が奏でられない
違う、何回何十回弾いても違う違う違う戻らない


理由は簡単、心が乱れているから
……彼女の事を思い出すと胸が…
名曲を聞いた時も姉妹といた時にもこんな気持ちにはならなかった


伝えたい


でも拒絶されるのが怖い


臆病だな私……このままだとおかしくなりそう…

演奏会は無事に終了したが…………そのときにティーナが歌っていたらしい、まったく気付かなかった

素晴らしい歌だったから、素晴らしい演奏を……という思考しかなかった
逃げるように去って行ったが……すぐに追い掛けなかった事が悔やまれる……


数日後、旧校舎に結界のような気配を感じ行ったら………叡那とティーナが居た
自分の思いを伝えることが出来た………それだけでも先ずは充分だ
キスをしようとしたのだが………雰囲気？とかの理由で回避された………何の話だ？

(日記を書き終えて数秒後…)

？:ユナちゃん……もう少し雰囲気を大事になさいな……もう(呆れたような声、姿は無い)

ユナ:はあ………………姿が見えないという事は、お姉様の他にナイアも来てるのか(溜息)

アル:はぁい、お元気かしら………くすくす(姿を表す)

ナイア:し、仕方無いだろう……姉様の頼みだから断る訳にもいかんし…(姿を表す)

ユナ:で、雰囲気……とは？大事にしろと言われましても……何の事やら
アル:あらあらこの娘は………んー、取り敢えず二人きりになれる場所が望ましいかしら……

ユナ:何故なのですか？

アル:その方がいろいろと都合がいいのよ……♪(くすくす笑う)

ユナ&ナイア:…………？

アル:あらあらまあまあ……♪(二人の反応を見て愉快そう)
…………さて、そろそろ帰るわね

ユナ:………もう、ですか？

アル:私達は、ここにとってイレギュラーな存在だから………あまりに長くいると危険なの
………下手をすれば世界を敵にまわすことになる

ユナ:…………わかりました(俯く)

アル:………じゃあ、ティーナちゃんと頑張ってね……♪(二人の姿が歪んで消える)

ユナ:さよなら…………はあ、私も寝ようか……

結局、言えなかった………あれでは、ただ不安にさせただけのようなものだ……………


明日こそ……言う

〜姉妹勢揃い？〜

(ユナがティーナさんの部屋に言っている間…)


アル(長女):あらあらまあまあ……♪まさか妹が増えるとは思わなかったわあ…

エル(四女):全くだ……まあ、幸せそうで何よりだ……。

ナイア(末女):……………。

ステラ(五女):ん？どうしたのさナイア……なにそんな難しい顔して黙ってんのよ？

ナイア:……ティーナの方が私より年下なんだが………姉であるユナの姉となると、年下を姉と呼ばなくてはならないのか……？

メル(次女):…………考えすぎ;

リィナ(三女):あははー♪ナイアちゃんのばーか(にこにこ)

ナイア:な……っ！？き、貴様……

エル:……いつもの事だろ、落ち着け;

ステラ:……そんじゃ、まあ。

エル:新しい家族が出来た記念と……

メル:我が姉妹、ユナの幸せを願って……

アル:さ、みんなで………


一同(ナイア除く):乾杯っ！(酒を飲み始める)


リィナ:あ、誰かきた。

一同:ええっ！？

(空間歪ませて慌てて全員脱出。消えたあとに『お幸せに 姉妹一同より』とだけ書かれた紙が落ちていた)

………学園の様子がおかしい。
血の匂いや……強大な力……その中に、あいつの気配もあった………

昔……あいつを殺したのは命令でだったが……今回は、自分の意志で……………できれば殺したくは無いが…手加減して勝てるようなやつではないからな………


……何にせよ、ティーナには言えないな……余計な心配はかけたくない………

カフェテリアへティーナ姉様を探しに行ったら入れ違いだった……


一葉ときららと会った……一葉は…とりあえずいい娘だ……頑張ってる………きらら……不老だと言っていたな……友人が幻想郷にいた、とも……少し調べてみようか……

もっと欲しいにゃん♪+．(・∀・)．+☆ http://ylm.me/