結城 真帆

中等部３年生
結城 真帆さんのお部屋です♪

―部屋の様子―
一応綺麗に片付けてあり、所々にぬいぐるみが置いてあります
ベッドの側には１ｍほどの巨大な熊のぬいぐるみが………

―真帆の日記―
今日の晩御飯は楽しかったですの♪
葉月先生や小夜先生、霞先輩に冬狐さんと一緒に食べましたの、やっぱりみんなと食べるご飯は美味しいですの♪
でもユナさんには迷惑をかけてしまいましたの…反省ですの………

私の能力……あんまり役に立たいと思ってましたの……でも、冬狐さんと話している内に自信が出てきましたの、冬狐さんには感謝ですの♪
ふぁ………そろそろ寝ますの、お休みなさいですの………

眠いですの…でもちゃんと書かないと駄目ですの…………ぐぅ…
……はっ！、寝てないません！、寝てないですの！
あぅ……早く書くの…
えっと、今日は一人で特訓してたらリステア先生と冬狐さんが来ましたの
リステア先生には失敗する所を見られてしまいましたの…少し恥ずかしいですの……
でも失敗は成功のお母さんと言ってましたの、良い言葉ですの
これからもいっぱい頑張りたいですの

それと、冬狐さんが怪我をしてしまいましたの…傷は浅かったですけど、ちゃんと応急措置をしましたの……あれ？、応急処置だっけ？、この際どっちでもいいですの
それと、美術館に誘われましたの、行ったこと無いですの、とっても楽しみですの


…………そういえば、リステア先生も冬狐さんもちょっと様子が変でしたの、何が何やらサッパリですの
…あぅ………もう限界ですの………これくらいにして寝ますの………

―真保の日記�B―

今日はグラウンドで冬狐さんと九条先輩に会いましたの

九条先輩は優しい人ですの、これは絶対ですの
でも九条先輩は一人でいるほうが好きみたいですの……
私だったら無理ですの……寂しくて死んじゃいますの………

それにしても今日は寒かったですの…油断してましたの……でも冬狐さんがコートを貸してくれましたの♪
とっても暖かくて、冬狐さんの匂いがいっぱいしましたの
少し返すのがもったいないですの………
あと、帰る時にくしゃみをしてましたの
少し心配ですの……風邪をひいてなければいいんですけど………

―真帆の日記�C―

今日はちゃんとコートを着てきましたの
同じ失敗は二度繰り返しませんの

今日は訓練所にいったら冬狐さんと初対面の人にあいましたの

まず一人目は美紗さん
なんだか面白い人でしたの
でもお話ってなんですの？
私と冬狐さんを見ながら言ってましたの…
よくわからないですの…

二人目は紗香さん
なんだか不思議な感じの人でしたの
そしてとっても凄い人でしたの
なんと星を四つも持ってましたの
私もそれぐらい強くなりたいですの
そのためには特訓あるのみですの

そして冬狐さん
なんだか冬狐さんにお世話になりっぱなしですの………
でも心配だって言ってくれましたの
なんだかそう言われた時にごめんなさいと嬉しいがいっぱい混ざった感じでしたの
もちろん冬狐さんは大好きですの
でも、なんだかみんなとは少し違う感じがしますの…
よくわからないですの…今日はもう寝ますの…

―真帆の日記�D―

今日はカフェで眠ってしまいましたの、つかれてるんでしょうか……

寝ていたらいきなりハリセンで思いっきり叩かれましたの、死ぬほどびっくりしましたの
起きてみたら凪刃先生がいましたの、凪刃先生は関西弁を喋りますの、だから冗談が好きなんですの？、謎ですの……

そして霞先輩とフィリアさんに会いましたの
霞先輩とは一緒にケーキを食べましたの、やっぱり誰かと一緒に食べると美味しいですの、でもチョコレートケーキを一緒に食べれなかったのは残念ですの……

フィリアは初めてカフェに来たみたいですの、だからケーキをおすすめしましたの、あそこのケーキはとっても美味しいんですの、フィリアさんも好きになってくれたみたいですの

―真帆の日記�E―


今日もカフェに行ったらまた人がたくさんいましたの
冬狐さんに枝葉さん、ユナさんにティーナさん

枝葉さんとティーナさんとは初対面でしたけど、お二人ともいい人でしたの
あとティーナさんはツンデレらしいですの、ユナさんに教えてもらいましたの
今日はユナさんと話し込んでしまいましたの、そのせいかとても眠いですの……
枝葉さんにはいっぱい撫でられましたの
嬉しかったけどすっごく目が回りましたの
そして冬狐さんからはパフェを一口もらいましたの、よく考えたら少し恥ずかしかったですの、お礼に私のケーキも少しあげましたの…………………あれ？
冬狐さんにケーキをあげて、そのあと私が食べて………って、よく考えたらこれって間接キスですの！？
あう〜、何だか今更だけど物凄く恥ずかしいですの、顔から火が出そうですの………

あと、私の秘密………いつか誰かに打ち明けられたらいい
そう思いますの

―真帆の日記�F―

ふえ…昨日は疲れていたので日記を書き忘れましたの…今の内に書いておきますの

昨日は色々なことがありましたの
お昼頃には公園で凪刃先生に会ってお話しましたの、おかげで色々ふっきれましたの
凪刃先生には感謝ですの
でもスピードはもう少し落としてほしいですの……

そのあと訓練所へ行ったら冬狐さんが来ましたの
冬狐さんが凪刃先生に怒られて罰を与えられるって聞いた時は凄くびっくりしましたの…あまり無理はしないでほしいですの……
冬狐さんから貰った本、とても役に立ちますの、これからも頑張っていきますの

枝葉さんは何やら勉強中でしたの、私は勉強は苦手ですの…テスト、どうしましょう……

リステア先生からは叱咤激励してもらいましたの、感謝ですの、やっぱり先生は優しいですの
私、リステア先生大好きですの

―日記の続き―

訓練が終わって、寮に帰ろうとしたら温室に誰かいるようなので行ってみたら葉月先生と冬狐さんがいましたの、その後に枝葉さんも来ましたの

ふえ……あの時は訓練で疲れてフラフラでしたの…皆さんに心配かけてしまいましたの…
そしたら葉月先生からハーブティーの葉っぱと作り方が書いてある紙を貰いましたの、今夜にでも早速煎れてみますの
枝葉さんは私を大切に思ってくれてる人がいると言っていましたの、いったい誰でしょう、知りたいですの……

そして冬狐さん
膝枕をしてもらいましたの、とっても気持良かったですの
そして私をいっぱい心配してくれましたの
そして………
……あれからドキドキが止まりませんの
冬狐さんに会いたい、ずっとそればっかりですの
なんだか胸が締め付けられるみたいですの……
……そろそろ授業が始まりますの、今日はこれぐらいにしますの

―真帆の日記�G―

冬狐さん……昨日からそればかりですの
冬狐さんから貰った本を読んでも全然頭に入りませんの…
抱き締められた時、心臓が痛いくらいにドキドキして、もっとしてほしくて……
どうしよう、私は………冬狐さんのことが好き…………

―真帆の日記�H―

昨日は旧校舎で影の制御を訓練していましたたの
誰もいないと思っていたらいきなり枝葉さんが現れて、しかも物凄く具合が悪そうでビックリしましたの
その後、シエラさんとリオンさんが来ましたの
シエラさん、なんだか普通の人とは違う感じですの、なんだかとっても面倒くさがりですし
リオンさんはなんだか面白い人でしたの
枝葉さんが辛いって言ってましたけど

枝葉さん…とても心配ですの
それに……枝葉さんが言っていたのはきっと冬狐さん…
駄目だ、今のままでは駄目だ
今のままではきっと私は冬狐さんを傷付けてしまう、もうあんな思いは嫌だ………

―真帆の日記�I―

昨日は色々ありましたの
まず一つ言えること、私は、とても幸せです
冬狐さん、私の全てを受け止めてくれるって言ってくれましたの
それがとても嬉しくて……帰った後ちょっぴり泣いてしまいましたの
必死に呼び掛けてくれた霞先輩、、一緒に頑張ってくれた叡那さん、リオンさん、そして、あのロープはきっと枝葉さん………
皆さんにはとても感謝しています
次に会ったときにちゃんとお礼を言わなくちゃ………

―真帆の日記�J―

枝葉さんにあんな辛い過去があったなんて……
でも、過去なんて関係無いですの、私は枝葉さんが好きだから助けたいですの
もちろん冬狐さんのほうが好きだけど………
あぅ、話がずれましたの、何だか恥ずかしくなってきましたの
とにかく、枝葉さんには助かってほしいですの
私に出来ることなんて何もないかもしれないけど…
もしかしたらソフィア先生なら何か知っているかもしれない
私は、私に出来ることを精一杯やりますの

―真帆の日記�K―

冬狐さんの過去を話してもらった
傭兵時代の暗い過去を
たくさん人を殺し、汚い仕事をしてきたと言っていましたの
でも、そんな過去も罪も全部一緒に背負いたい、そう思いましたの
姉妹の件、すぐに返事をしたいですの

あと、枝葉さんの妹の夏葉さん
夏葉さんは、本当に死ぬ気なんだろうか？
そうだとしても、私は諦めたくない
私には何も出来ないだろうけど、でも諦めない
こんな時、自分の無力さが嫌になる………

―真帆の日記�L―

今日はとびきり嬉しいことがありました
冬狐さんと『姉妹』の絆を結びましたの
『姉妹』として、『妹』として冬狐さんを愛したい、冬狐さんと一緒にいたい
冬狐さんも、私を愛してくれるって、私を守ってくれるって言ってくれましたの
これ以上に幸せなことは他にあるだろうか？
冬狐さんの唇の感触がまだ残っている
今日は、この幸せを噛み締めながら寝ますの
お休みなさい、冬狐さん

―真帆の日記�M―

今日は何か温室から素敵な音色が聞こえると思ったら枝葉さんがハーモニカを吹いていましたの
そしたらユナさんも来て、二人で演奏を始めたんですの、二人ともとってもお上手で、思わず聴き入ってしまいましたの
また、聞かせてほしいですの

―真帆の日記�N―

今日はカフェでパフェを食べていたら少し気になる人が来ましたの
名前は茂木千怜さん
実は後輩ですの
その後アリサさんも来たけど、もう遅かったからすぐに帰ってしまいましたの
また今度ゆっくり話してみたいですの

―部屋の中で―

天姫選挙か………まさか私が出ることになるなんて………
でも、冬狐さんと一緒なら、トップも狙える気がしますの♪
でも………いきなり誘われたときはちょっとびっくりしてしまいましたの
私と冬狐さんが天姫になったら………どうなっちゃうんだろうな
気が早いかもしれないけど、何だか楽しみ♪

―真帆の日記�O―

なんだか昨日は廃墟で色々あったな………
冬狐さんが入っていったからついていっちゃったけど、入ったらいきなりナイフを投げられるんだもん………
アリカさんと流月ちゃんか
またナイフを投げられるのは嫌だけど、また会ってみたいな、もちろん流月ちゃんにも♪