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(誘いに応じて家へ訪れた相手を自室へ案内するとさっそく睡眠薬を溶かしたジュースを出して裏にある企みなど露とも見せずに暫く談笑を交わし、急に訪れる睡魔に戸惑いながら眠りに落ちた相手をやさしく抱き上げわざわざ新調した清潔なシーツを敷いたベッドへと寝かせるとまだ起きる様子のない相手の頬に手を添えて唇を触れ合わせるだけの口づけを贈り)……ああ、いよいよだ、ついにお前を愛することができる。足の爪の先から髪の毛の一本まで、存分に愛し尽くしてくれよう。(執拗に頬を撫でながらうっとりと呟いたその表情は先程まで相手を前にして見せていた友人としてのなりをすっかりと潜め代わりにあからさまに狂気を湛える笑みを薄らと浮かべており。衣服に手を掛けようとしたが、少し考えこんでから結局衣服はそのままに、相手の両手両足を広げさせて大の字にするとベッド下から取り出したロープを手首と足首に巻きつけそれぞれをベッドの支柱に縛りつけて拘束してから相手が目覚めるのを待つ間、コップや菓子皿を片付けたローテーブルをベッド脇に寄せてその上にいくつかの刃物や電気ポッドなどを用意し)
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