92 田暮◆VEIM2c
79 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/11/30(木) 23:05:09.67 ID:Aqiiunno0
俺さ、こないだ飲み会でさwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
夜中に帰ってきたんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そしたら母親が部屋で横になってんのwwwwwwwwwwwwwwwwww
相手にするのめんどくせぇからそのまま寝たらさwwwwwwwwwwww
朝になってもおんなじ格好してんのwwwwwwwwwwwwwww
おかしいと思って起こそうとしたら、母親死んでやがるwwwwwwwwwwwwwwwwww
意味分からんかったけど、とりあえず役所に死亡届け出そうと思ったらさwwwwwwwwwwwww
「あなたのお母さんはあなたが生まれてまもなくお亡くなりになってます」だってよwwwwwwwwwwwwww
じゃあ俺を25年間育ててきたコイツ誰だよwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺さ、こないだ飲み会でさwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
夜中に帰ってきたんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そしたら母親が部屋で横になってんのwwwwwwwwwwwwwwwwww
相手にするのめんどくせぇからそのまま寝たらさwwwwwwwwwwww
朝になってもおんなじ格好してんのwwwwwwwwwwwwwww
おかしいと思って起こそうとしたら、母親死んでやがるwwwwwwwwwwwwwwwwww
意味分からんかったけど、とりあえず役所に死亡届け出そうと思ったらさwwwwwwwwwwwww
「あなたのお母さんはあなたが生まれてまもなくお亡くなりになってます」だってよwwwwwwwwwwwwww
じゃあ俺を25年間育ててきたコイツ誰だよwwwwwwwwwwwwwwwwwww
94 田暮◆VEIM2c
802 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/06(日) 09:11:07 ID:HdsLqKzQ0
無心論者が神を自覚させられた話
床から突き上げるような音と、上下にがくんとゆすぶられる感覚。
目の前の電車の全面の硝子にピンク色や赤い滴が飛び散って。
運転手が電車をとめたあと両手で頭を抱え、運転席と乗車席の間を塞ぐ扉伝いに、
「うぁあ」
と呻く声が聞こえた。
小さい何か変な機械をいじっていた母親が、
乗車席の中を覗きこんでいた子供が泡を吹いて倒れて、泣き叫んだ。
小さい頃からこの夢を何度もみた。
小さい頃は単なる怖い夢。
大きくなるにつれて、妙なリアリティに悩み。
高校の頃、電車の人身事故の際の話というのを収拾してみると、
どうも本当に、人間を轢き潰した時の電車というのは、
上の描写であげたような状態になるらしい。
見たことも聞いたこともない事の筈、であれば正夢なのか?という問いは自然に浮かんできた。
或いは記憶に残らないような幼い頃遭遇していたのか。
どちらにしても、ただの夢だと考えるのは無理な話だった。
803 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/06(日) 09:11:30 ID:HdsLqKzQ0
JRのある駅を出発する時、扉が閉まった瞬間に背筋が凍りついた。
乗車席の中をのぞこうとする、背伸びした子供。
お母さんは携帯電話をいじりながら、子供をちら見していた。
この二人の顔に見覚えがあった。
子供はひくひく震えながら口からぽこぽこと泡を吹きこぼし、
親は髪をかきむしりながら半狂乱に叫びまわった人だ。
俺の夢(=未来?)の中で。
なんで自分がそのときまで、その親子に気づかなかったのかもわからない。
気づいてたら、下りてる。
俺は臆病な人間だし、スプラッタ映画ですら吐くのに、現実に目の前で、そんなことが起こったらどうなるか。
でも現実に、目の前にいたその二人にその時まで気づかず。
閉まった扉の向こうの景色がゆっくり後ろに流れていってしまってた。
804 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/06(日) 09:11:55 ID:HdsLqKzQ0
俺は、未来を本当に見ていたんだと理解した。
俺がその電車に乗る所まではどうやら宿命だったと、諦めた。
そして、人が線路に飛び込むのも宿命だとしたら、
俺はもう逃げ隠れがきかないんだろう。
デジャヴュなんてものじゃない強い感覚。
知っている景色が運転席の向こうから迫ってくる。
俺は、その景色から逃げるように後ろを振り返ったんだが。
ニ両目、いや最後部を目指したいのに足が動かなかった。
俺は、見届ける事も俺の義務なんだなと把握した。
目を瞑るくらいの自由は許されているものかと目を瞑ってみたが、
簡単に出来た。
でもソノ時に出来るかはわからない。
ばくばくと跳ねるような心臓の音が、列車のがたごとに負けず耳に響いてくる。
ものすごい動揺状態におかれている自分。
回りの人が俺を不審者でも見るようにちら見した。
俺は、彼らにいますぐ後ろの車両に言いたかったが。
口は開いても音になりきらない呻きがこぼれるばかりだった。
806 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/06(日) 09:34:27 ID:HdsLqKzQ0
景色の中のプラットフォームが拡大されるに従って。
俺は一番みたくないものをみた。
そのプラットフォームの手前に佇む一人の人間。
減速が少し急に訪れて、俺は前に少しつんのめって。
自分の意思によらず数歩よろめくようにしてあるかさされた。
結局、夢が現実に起こる寸前、
俺にできたのは子供の目を両手で塞ぐことだけだった。
つんのめったから手が届くようになった。
母親は、当然俺に対して罵詈雑言浴びせかけた。
まるで変質者だからな。
けど、事故が起こるや、俺の意図に気づいて。
俺が目隠しをし、母親が手をひいて、列車の外に出て、駅の改札口へと三人で向かった。
無心論者が神を自覚させられた話
床から突き上げるような音と、上下にがくんとゆすぶられる感覚。
目の前の電車の全面の硝子にピンク色や赤い滴が飛び散って。
運転手が電車をとめたあと両手で頭を抱え、運転席と乗車席の間を塞ぐ扉伝いに、
「うぁあ」
と呻く声が聞こえた。
小さい何か変な機械をいじっていた母親が、
乗車席の中を覗きこんでいた子供が泡を吹いて倒れて、泣き叫んだ。
小さい頃からこの夢を何度もみた。
小さい頃は単なる怖い夢。
大きくなるにつれて、妙なリアリティに悩み。
高校の頃、電車の人身事故の際の話というのを収拾してみると、
どうも本当に、人間を轢き潰した時の電車というのは、
上の描写であげたような状態になるらしい。
見たことも聞いたこともない事の筈、であれば正夢なのか?という問いは自然に浮かんできた。
或いは記憶に残らないような幼い頃遭遇していたのか。
どちらにしても、ただの夢だと考えるのは無理な話だった。
803 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/06(日) 09:11:30 ID:HdsLqKzQ0
JRのある駅を出発する時、扉が閉まった瞬間に背筋が凍りついた。
乗車席の中をのぞこうとする、背伸びした子供。
お母さんは携帯電話をいじりながら、子供をちら見していた。
この二人の顔に見覚えがあった。
子供はひくひく震えながら口からぽこぽこと泡を吹きこぼし、
親は髪をかきむしりながら半狂乱に叫びまわった人だ。
俺の夢(=未来?)の中で。
なんで自分がそのときまで、その親子に気づかなかったのかもわからない。
気づいてたら、下りてる。
俺は臆病な人間だし、スプラッタ映画ですら吐くのに、現実に目の前で、そんなことが起こったらどうなるか。
でも現実に、目の前にいたその二人にその時まで気づかず。
閉まった扉の向こうの景色がゆっくり後ろに流れていってしまってた。
804 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/06(日) 09:11:55 ID:HdsLqKzQ0
俺は、未来を本当に見ていたんだと理解した。
俺がその電車に乗る所まではどうやら宿命だったと、諦めた。
そして、人が線路に飛び込むのも宿命だとしたら、
俺はもう逃げ隠れがきかないんだろう。
デジャヴュなんてものじゃない強い感覚。
知っている景色が運転席の向こうから迫ってくる。
俺は、その景色から逃げるように後ろを振り返ったんだが。
ニ両目、いや最後部を目指したいのに足が動かなかった。
俺は、見届ける事も俺の義務なんだなと把握した。
目を瞑るくらいの自由は許されているものかと目を瞑ってみたが、
簡単に出来た。
でもソノ時に出来るかはわからない。
ばくばくと跳ねるような心臓の音が、列車のがたごとに負けず耳に響いてくる。
ものすごい動揺状態におかれている自分。
回りの人が俺を不審者でも見るようにちら見した。
俺は、彼らにいますぐ後ろの車両に言いたかったが。
口は開いても音になりきらない呻きがこぼれるばかりだった。
806 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/06(日) 09:34:27 ID:HdsLqKzQ0
景色の中のプラットフォームが拡大されるに従って。
俺は一番みたくないものをみた。
そのプラットフォームの手前に佇む一人の人間。
減速が少し急に訪れて、俺は前に少しつんのめって。
自分の意思によらず数歩よろめくようにしてあるかさされた。
結局、夢が現実に起こる寸前、
俺にできたのは子供の目を両手で塞ぐことだけだった。
つんのめったから手が届くようになった。
母親は、当然俺に対して罵詈雑言浴びせかけた。
まるで変質者だからな。
けど、事故が起こるや、俺の意図に気づいて。
俺が目隠しをし、母親が手をひいて、列車の外に出て、駅の改札口へと三人で向かった。
95 田暮◆VEIM2c
60 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/25(木) 23:30:07 ID:9YY4Sl/p0
俺らが中学生のとき、校内で行方不明になった奴がいた。
場所は、サッカー部の部室として使われてたガレージ。
うちの中学は、有料駐車場のガレージみたいな建物がグラウンドの隅にあって
それらの一つずつが部室として運動部に割り振られてた。
事件当時は、どこへ行ったのかより(部室から)どうやって外へ出たのかが謎だった。
事件以来、全てのガレージ型の部室が顧問の監視下以外での使用を禁止された。
俺らも、ここ15年ぐらい事件のことは忘れていた。
同じ学年ってだけで俺らのグループとも接点なかったし、
在学当時からいわゆる「学校の怪談」的な伝聞情報ぐらいにしか思ってなかったんだ。
62 本当にあった怖い名無し 2010/03/25(木) 23:31:45 ID:mzViQN0G0
>>60
部室に閉じ込めたってこと?
63 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/25(木) 23:33:57 ID:9YY4Sl/p0
その行方不明者が実は、2年ほど前に中学で姿を現したらしい。
これも伝聞だから実態は定かでないんだけど、出現当初は不審な生徒として捕まったらしい。
それから生徒の保護者宅へ連絡が入り、そこからは上へ下への大パニックだったそうだ。
バケモノだ工作員だ、引き取る引き取らないの大騒ぎ。
2年前に在学してた生徒の一人で現在は工業高校生の奴がデュエル・モンスターズ仲間で情報をくれるんだが
その日は昼休みになる前から3階廊下を体育教官が歩哨してたり人の怒鳴る声が響いてきたりで
とにかくダダゴトじゃない様子だったと。
しかも彼の担任が「テレビ番組のドッキリだから」と称して生徒間の平静を取り繕おうとしてたと。
元行方不明者、当時は施設へ送られたが今は戸籍も元通りになって来月から専修学校の寮に入るらしい。
らしい、というのは福祉関係の仕事してる友達から聞いただけの情報だから。
65 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/25(木) 23:37:57 ID:9YY4Sl/p0
うお、レスがついてる。
>>62
いいえ、閉じ込めなくてもシャッター以外の出入り口は換気扇のところのみ。
それさえ、太い金網か格子みたいなのがあったし
そもそも中学生の通れる大きさではありませんでした。
顧問の教諭が下校時に人の出入りを確認してる時、異変が明るみになったみたいな感じです。
(続き)
近々、昔のグループで臨時同窓会を開いて元行方不明者に会って
詳しい話を聞いたりしたいと思ってる。
聞いて欲しいことのリクエストがあったら、受け付けるぞ。
ただ、工作員云々のくだりが気になって職場の上司にこの話をしたときには
「タネが特アとかの浸透作戦なら、むしろ微笑ましい」
「もしガチネタなら、事件の原因が確かになるまで半径1kmには近づくな」
という内容の回答をもらった。
こういうのに詳しい方、居られましたらご意見をください。
66 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/25(木) 23:39:04 ID:37CtHicX0
>>60
>俺らも、ここ15年ぐらい事件のことは忘れていた。
>その行方不明者が実は、2年ほど前に中学で姿を現したらしい。
当然十数年分の歳はとっている姿ですよね?服装は制服のままでも。
それとも若いまま???
67 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/25(木) 23:42:17 ID:9YY4Sl/p0
>>66
ジャージも本人も、当時のままだから内輪が祭り状態なんです。
確認するまでは、断定できませんが。少なくとも、報道等の公表はされていません。
俺らが中学生のとき、校内で行方不明になった奴がいた。
場所は、サッカー部の部室として使われてたガレージ。
うちの中学は、有料駐車場のガレージみたいな建物がグラウンドの隅にあって
それらの一つずつが部室として運動部に割り振られてた。
事件当時は、どこへ行ったのかより(部室から)どうやって外へ出たのかが謎だった。
事件以来、全てのガレージ型の部室が顧問の監視下以外での使用を禁止された。
俺らも、ここ15年ぐらい事件のことは忘れていた。
同じ学年ってだけで俺らのグループとも接点なかったし、
在学当時からいわゆる「学校の怪談」的な伝聞情報ぐらいにしか思ってなかったんだ。
62 本当にあった怖い名無し 2010/03/25(木) 23:31:45 ID:mzViQN0G0
>>60
部室に閉じ込めたってこと?
63 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/25(木) 23:33:57 ID:9YY4Sl/p0
その行方不明者が実は、2年ほど前に中学で姿を現したらしい。
これも伝聞だから実態は定かでないんだけど、出現当初は不審な生徒として捕まったらしい。
それから生徒の保護者宅へ連絡が入り、そこからは上へ下への大パニックだったそうだ。
バケモノだ工作員だ、引き取る引き取らないの大騒ぎ。
2年前に在学してた生徒の一人で現在は工業高校生の奴がデュエル・モンスターズ仲間で情報をくれるんだが
その日は昼休みになる前から3階廊下を体育教官が歩哨してたり人の怒鳴る声が響いてきたりで
とにかくダダゴトじゃない様子だったと。
しかも彼の担任が「テレビ番組のドッキリだから」と称して生徒間の平静を取り繕おうとしてたと。
元行方不明者、当時は施設へ送られたが今は戸籍も元通りになって来月から専修学校の寮に入るらしい。
らしい、というのは福祉関係の仕事してる友達から聞いただけの情報だから。
65 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/25(木) 23:37:57 ID:9YY4Sl/p0
うお、レスがついてる。
>>62
いいえ、閉じ込めなくてもシャッター以外の出入り口は換気扇のところのみ。
それさえ、太い金網か格子みたいなのがあったし
そもそも中学生の通れる大きさではありませんでした。
顧問の教諭が下校時に人の出入りを確認してる時、異変が明るみになったみたいな感じです。
(続き)
近々、昔のグループで臨時同窓会を開いて元行方不明者に会って
詳しい話を聞いたりしたいと思ってる。
聞いて欲しいことのリクエストがあったら、受け付けるぞ。
ただ、工作員云々のくだりが気になって職場の上司にこの話をしたときには
「タネが特アとかの浸透作戦なら、むしろ微笑ましい」
「もしガチネタなら、事件の原因が確かになるまで半径1kmには近づくな」
という内容の回答をもらった。
こういうのに詳しい方、居られましたらご意見をください。
66 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/25(木) 23:39:04 ID:37CtHicX0
>>60
>俺らも、ここ15年ぐらい事件のことは忘れていた。
>その行方不明者が実は、2年ほど前に中学で姿を現したらしい。
当然十数年分の歳はとっている姿ですよね?服装は制服のままでも。
それとも若いまま???
67 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/25(木) 23:42:17 ID:9YY4Sl/p0
>>66
ジャージも本人も、当時のままだから内輪が祭り状態なんです。
確認するまでは、断定できませんが。少なくとも、報道等の公表はされていません。
96 田暮◆VEIM2c
>>95続き
937 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 17:34:26.27 ID:yG5UcKCK0
3年前のID:9YY4Sl/p0で話題になってた人と、某作業所で知り合った。
場所は三重県、作業所は就労継続A型です。これ以上は特定対策で秘密。
質問、あったら答えます。
943 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 18:57:32.46 ID:0FO/b9N10
>937
消失→出現した当人は何て言ってるの?
947 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 20:29:37.53 ID:yG5UcKCK0
>>943
最初のうちは「スウェーデンに留学してた」「天地療養してた」等とウソをついてたらしいです。
でも今では、「部室から出たら21世紀になってた」と言っています。
作業所のみんな(俺も含めて)は、彼の言う事を信じてます。
彼は、いかにも「まだ成長期の後半」って感じの体付きをしてます。
肌の質感も、長期の引きこもりや中東等に住んでて肌を外気に晒してこなかった人等とは全然違うんです。
三十路過ぎの男には有り得ない若々しさだけは、彼の言葉以外に説明がつきません。
948 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 20:41:09.08 ID:0KWFW64d0
>947
彼にとっては、時間の経過はあったのかな?
こっちから見て消えてた間、彼の視点からすると、どーなってたの?
958 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 22:46:23.98 ID:yG5UcKCK0
転地療養の打ち間違いです。期待しないであげて。
>>948
時間の経過や異様な瞬間等は、全く感じてないそうです。
異変に気付いたのも「不審な少年」として先生方に囲まれた時だそうです。
そのときの先生方に、彼を知る先生がいたから「不審な少年」としての誤解はその場で解けたそうです。
しかしそこからが、「帰ってきた行方不明者」としての苦難の始まりだったそうです。
体の若々しさや、本当に中学生当時そのままとしか思えない受け答え(体は異状なし、当初は記憶障害と認められず)のせいで
家族にすらなかなか本人と信じてもらえなかったそうです。
960 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 23:07:31.31 ID:5/f5qoqG0
>>958
家族からも信じられないというのは、当人辛かったろうな。
家族側からしても、信じがたいのは解るけれどもさ。浦島状態。
964 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 23:16:43.80 ID:yG5UcKCK0
>>960
人間社会の闇を感じるよね。
せっかく無事に、年月も失わず帰ってきた男の子に家の敷居をまたがせない。
受給者証を取得して、精神障害者として扱われるまでは半ばバケモノ扱い。
彼の若い体にしても、ご家族は「精神障害者は実年齢より若く見えがち」だと言う事で徐々に受け入れた。
937 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 17:34:26.27 ID:yG5UcKCK0
3年前のID:9YY4Sl/p0で話題になってた人と、某作業所で知り合った。
場所は三重県、作業所は就労継続A型です。これ以上は特定対策で秘密。
質問、あったら答えます。
943 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 18:57:32.46 ID:0FO/b9N10
>937
消失→出現した当人は何て言ってるの?
947 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 20:29:37.53 ID:yG5UcKCK0
>>943
最初のうちは「スウェーデンに留学してた」「天地療養してた」等とウソをついてたらしいです。
でも今では、「部室から出たら21世紀になってた」と言っています。
作業所のみんな(俺も含めて)は、彼の言う事を信じてます。
彼は、いかにも「まだ成長期の後半」って感じの体付きをしてます。
肌の質感も、長期の引きこもりや中東等に住んでて肌を外気に晒してこなかった人等とは全然違うんです。
三十路過ぎの男には有り得ない若々しさだけは、彼の言葉以外に説明がつきません。
948 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 20:41:09.08 ID:0KWFW64d0
>947
彼にとっては、時間の経過はあったのかな?
こっちから見て消えてた間、彼の視点からすると、どーなってたの?
958 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 22:46:23.98 ID:yG5UcKCK0
転地療養の打ち間違いです。期待しないであげて。
>>948
時間の経過や異様な瞬間等は、全く感じてないそうです。
異変に気付いたのも「不審な少年」として先生方に囲まれた時だそうです。
そのときの先生方に、彼を知る先生がいたから「不審な少年」としての誤解はその場で解けたそうです。
しかしそこからが、「帰ってきた行方不明者」としての苦難の始まりだったそうです。
体の若々しさや、本当に中学生当時そのままとしか思えない受け答え(体は異状なし、当初は記憶障害と認められず)のせいで
家族にすらなかなか本人と信じてもらえなかったそうです。
960 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 23:07:31.31 ID:5/f5qoqG0
>>958
家族からも信じられないというのは、当人辛かったろうな。
家族側からしても、信じがたいのは解るけれどもさ。浦島状態。
964 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/27(水) 23:16:43.80 ID:yG5UcKCK0
>>960
人間社会の闇を感じるよね。
せっかく無事に、年月も失わず帰ってきた男の子に家の敷居をまたがせない。
受給者証を取得して、精神障害者として扱われるまでは半ばバケモノ扱い。
彼の若い体にしても、ご家族は「精神障害者は実年齢より若く見えがち」だと言う事で徐々に受け入れた。
97 田暮◆VEIM2c
272 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 00:49:05 ID:P5ay6fVK0
初投稿。
事実を有り体に書きますので、オチません。
怖い、というか、不思議、な話かも。
少し長いです。
母方の祖母が信心深い人だった。
幼い頃、群馬の母方の家に行くとよく子供だった自分の手を引いて山裾の神社に連れて行った。
群馬は視界に山が入らないところが無い
母方の家はすぐ裏がもう山だ
近隣の墓はほとんど山中にあって蜘蛛の巣みたいに細かな路が入り組んでいる
金比羅様と祖母が呼んでいた神社というのは
丸太の鳥居
破れた障子
抜けた濡縁
管理されているとはとても言えぬ有様
273 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 00:52:29 ID:P5ay6fVK0
でも祖母は何度となく私をそこに連れて行った
細い山路を、私は付いて行った
祖母は神社をすごく有難がっていた
7つか8つぐらいの時だと思う
「今日は特別」
そう言った祖母は
荒れ神社の裏手に私を連れて行った
初めて見る神社の裏は昼なのに暗い
夕暮れのようだった
そしてそこには人ひとりがようやく通れそうなくらいのすごく、細い路が続いていた
路を登り、下りけっこう進んだ先は開けた場所だった
明るくて、不思議な場所だった
ローマのコロッセウムを半分にしたような大掛かりな雛壇のような石積み
段には小さい、位牌のようなものがたくさん並び短冊のついた笹
折り紙飾り 仏花で彩られ そよぐ風で風車が回転していた
私は嬉しくなった
274 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 00:55:51 ID:P5ay6fVK0
手を合わせようとすると祖母は私を叱った
「ここは強い神様が居るだからお願いごとをしてはいけない
きっとそれは叶うけどここの神様は見返りを要求する神様だから」
そう言った。
そこにはそのあとももう一回だけ連れて行ってもらった
やはり変わらず、鮮やかに飾られた
とても、綺麗な場所だった
私が中学校に上がってすぐ祖母は亡くなった
事故だった
とても悲しかったが突然だったので実感が持てなかった
さらに時は過ぎて私も大きくなり母から漏れる情報から母の実家の状況が分かってきた
276 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 00:58:27 ID:P5ay6fVK0
祖母の死の前
母の兄は自動車整備の会社を辞めて独立していた
だが不況が重なり、相当苦労していたらしかった
驚いた
叔父は高校に進んだ私に
誰にも言うなとポンと10万円くれたこともある
事業だって順調そのものだ
母によると祖母の死を前後して
赤字続きだった叔父の工場はグッと持ち直したそうだった
私は例の不思議な場所を思い出していた
もしかして
祖母はあの場所でお願いしたんじゃないだろうか
わたしはどうなっても構いません
倅の会社を救ってやってください
って
きっとそうだと思った私は
もう何年も行っていないあの神社に
もう一度行きたいと思うようになった
次に群馬に行く事になったとき
一人で神社に向かった
久々で少し迷ったが
どうにかあの神社に辿り着いた
でも、私の行きたい場所は此処ではない
「あの場所」だ
私は裏手に回った
あの日と同じように
277 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 01:01:00 ID:P5ay6fVK0
だが
そこに路は無かった
あった形跡も無かった
信じられなくて何度も神社の周りを回った
それでも、無かった
信じられなかった私は
上記のような「あの場所」の様子を
母に、叔父に、祖父に、叔父の子どもたちに
聞きまくった
でも、答えは同じ
「そんな場所知らない」
私は怖くなった
すごく、すごく、怖くなった
今、思い出しながら書いていてもスゴク怖い
それ以来神社はおろか
裏の山自体にも近寄らなくなった
278 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 01:03:55 ID:P5ay6fVK0
いや、それどころではない
あらゆる山道に恐怖を覚えるようになった
「あの場所」があの群馬の山中の何処かにだけあるとは思えなくなっていた
いつか何処かで
突然あの場所に行ってしまうような気がするのだ
あの頃は
自分の命を引き替えにしなければならないのなら
どんな願いも叶わなくていいと思った
でも、今は必ずしもそうではない
もしそんな、切羽詰ったときに
またあの場所に行ったなら
そう考えると、恐ろしいのです
私の話は、以上です
似た体験した方、いらっしゃいませんか?
初投稿。
事実を有り体に書きますので、オチません。
怖い、というか、不思議、な話かも。
少し長いです。
母方の祖母が信心深い人だった。
幼い頃、群馬の母方の家に行くとよく子供だった自分の手を引いて山裾の神社に連れて行った。
群馬は視界に山が入らないところが無い
母方の家はすぐ裏がもう山だ
近隣の墓はほとんど山中にあって蜘蛛の巣みたいに細かな路が入り組んでいる
金比羅様と祖母が呼んでいた神社というのは
丸太の鳥居
破れた障子
抜けた濡縁
管理されているとはとても言えぬ有様
273 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 00:52:29 ID:P5ay6fVK0
でも祖母は何度となく私をそこに連れて行った
細い山路を、私は付いて行った
祖母は神社をすごく有難がっていた
7つか8つぐらいの時だと思う
「今日は特別」
そう言った祖母は
荒れ神社の裏手に私を連れて行った
初めて見る神社の裏は昼なのに暗い
夕暮れのようだった
そしてそこには人ひとりがようやく通れそうなくらいのすごく、細い路が続いていた
路を登り、下りけっこう進んだ先は開けた場所だった
明るくて、不思議な場所だった
ローマのコロッセウムを半分にしたような大掛かりな雛壇のような石積み
段には小さい、位牌のようなものがたくさん並び短冊のついた笹
折り紙飾り 仏花で彩られ そよぐ風で風車が回転していた
私は嬉しくなった
274 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 00:55:51 ID:P5ay6fVK0
手を合わせようとすると祖母は私を叱った
「ここは強い神様が居るだからお願いごとをしてはいけない
きっとそれは叶うけどここの神様は見返りを要求する神様だから」
そう言った。
そこにはそのあとももう一回だけ連れて行ってもらった
やはり変わらず、鮮やかに飾られた
とても、綺麗な場所だった
私が中学校に上がってすぐ祖母は亡くなった
事故だった
とても悲しかったが突然だったので実感が持てなかった
さらに時は過ぎて私も大きくなり母から漏れる情報から母の実家の状況が分かってきた
276 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 00:58:27 ID:P5ay6fVK0
祖母の死の前
母の兄は自動車整備の会社を辞めて独立していた
だが不況が重なり、相当苦労していたらしかった
驚いた
叔父は高校に進んだ私に
誰にも言うなとポンと10万円くれたこともある
事業だって順調そのものだ
母によると祖母の死を前後して
赤字続きだった叔父の工場はグッと持ち直したそうだった
私は例の不思議な場所を思い出していた
もしかして
祖母はあの場所でお願いしたんじゃないだろうか
わたしはどうなっても構いません
倅の会社を救ってやってください
って
きっとそうだと思った私は
もう何年も行っていないあの神社に
もう一度行きたいと思うようになった
次に群馬に行く事になったとき
一人で神社に向かった
久々で少し迷ったが
どうにかあの神社に辿り着いた
でも、私の行きたい場所は此処ではない
「あの場所」だ
私は裏手に回った
あの日と同じように
277 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 01:01:00 ID:P5ay6fVK0
だが
そこに路は無かった
あった形跡も無かった
信じられなくて何度も神社の周りを回った
それでも、無かった
信じられなかった私は
上記のような「あの場所」の様子を
母に、叔父に、祖父に、叔父の子どもたちに
聞きまくった
でも、答えは同じ
「そんな場所知らない」
私は怖くなった
すごく、すごく、怖くなった
今、思い出しながら書いていてもスゴク怖い
それ以来神社はおろか
裏の山自体にも近寄らなくなった
278 本当にあった怖い名無し 2010/03/14(日) 01:03:55 ID:P5ay6fVK0
いや、それどころではない
あらゆる山道に恐怖を覚えるようになった
「あの場所」があの群馬の山中の何処かにだけあるとは思えなくなっていた
いつか何処かで
突然あの場所に行ってしまうような気がするのだ
あの頃は
自分の命を引き替えにしなければならないのなら
どんな願いも叶わなくていいと思った
でも、今は必ずしもそうではない
もしそんな、切羽詰ったときに
またあの場所に行ったなら
そう考えると、恐ろしいのです
私の話は、以上です
似た体験した方、いらっしゃいませんか?
98 田暮◆VEIM2c
133 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/07/23 10:37
うちの姉が結婚しました。
姉の名前は圭〇で相手の名前は雄〇さんです。
私の父の名前も雄〇で義兄の母親は圭〇です。
姉と義兄は付き合っているとき偶然に驚いたそうだが
実際はそうでもなかった。
うちの父親と義兄の母親は20代の頃結婚を約束した仲だった。
偶然の再会だった。
自分の子供に昔付き合ってた人の名をつけるなんて。
うちの姉が結婚しました。
姉の名前は圭〇で相手の名前は雄〇さんです。
私の父の名前も雄〇で義兄の母親は圭〇です。
姉と義兄は付き合っているとき偶然に驚いたそうだが
実際はそうでもなかった。
うちの父親と義兄の母親は20代の頃結婚を約束した仲だった。
偶然の再会だった。
自分の子供に昔付き合ってた人の名をつけるなんて。
99 田暮◆VEIM2c
13 本当にあった怖い名無し sage 2011/11/09(水) 22:12:35.60 ID:gXPHehHj0
ちょっと書いてみる。
自分が使ってる携帯に間違い電話が来るんだが
頻度は年に一回くらい。
春ごろの平日、時間帯は午後の4時前後に掛かってくる。
いつも同じで『ママ?』と性別不明な幼い子どもの声がして
「違います」と切る。ただそれだけのやりとり。
なんとなくだけど、留守番している小さな子どもが寂しくなって
短縮ダイヤルでママの携帯にかけてる(間違いだけど)と勝手に思ってた。
でも、今年も掛かってきてふと気付いたんだよね
この携帯を買ったのは数年前でかなり古い。
当時『ママ?』としか言えない幼児だったとしても、だ
そろそろ大きくなって普通に喋れる年頃だろう
ていうか、短縮ダイヤルに入れとく番号が間違いだと誰か気がつかないのか?と
14 続き sage 2011/11/09(水) 22:13:39.01 ID:gXPHehHj0
そんな矢先、つい最近また電話が掛かってきた。
おいおいw春にも掛かってきただろwと思いつつ出る。
『ママ?』
甲高い幼児特有の声で何度聞いても性別がわからない。
いつもだったら「違います」とだけ言って切るけど、相手をつきとめてみようと思った。
なるべく時間を稼ぐ為にゆっくりと、穏やかに
「ええと、違いますよ〜。ママじゃないけど あ な た は 誰 で す か」
『……………』沈黙が流れ、ガチャリと電話が切れた。
その間、向こうからは何の音もしなかった
生活のざわめきも、TVの音も、何ひとつ聞こえなかった。
あんなに静かな部屋で小さな子どもが一人きり、留守番できるもんなの?
一応ぐぐってみたら市外局番は実在しているけど、先の地震で被害の大きかった場所だ。
何年経っても成長しているか怪しい子ども。
リダイヤルしてみようか、とか、いっそ番号を変えてしまえと思った。
でも、もし先方に「ウチに子どもはいません」と言われたら?
もし、変えた番号にも掛かってきたらどうしたらいい?
たぶん拍子抜けするような真相であって欲しいと思いながら、確認するのが怖い。
ちょっと書いてみる。
自分が使ってる携帯に間違い電話が来るんだが
頻度は年に一回くらい。
春ごろの平日、時間帯は午後の4時前後に掛かってくる。
いつも同じで『ママ?』と性別不明な幼い子どもの声がして
「違います」と切る。ただそれだけのやりとり。
なんとなくだけど、留守番している小さな子どもが寂しくなって
短縮ダイヤルでママの携帯にかけてる(間違いだけど)と勝手に思ってた。
でも、今年も掛かってきてふと気付いたんだよね
この携帯を買ったのは数年前でかなり古い。
当時『ママ?』としか言えない幼児だったとしても、だ
そろそろ大きくなって普通に喋れる年頃だろう
ていうか、短縮ダイヤルに入れとく番号が間違いだと誰か気がつかないのか?と
14 続き sage 2011/11/09(水) 22:13:39.01 ID:gXPHehHj0
そんな矢先、つい最近また電話が掛かってきた。
おいおいw春にも掛かってきただろwと思いつつ出る。
『ママ?』
甲高い幼児特有の声で何度聞いても性別がわからない。
いつもだったら「違います」とだけ言って切るけど、相手をつきとめてみようと思った。
なるべく時間を稼ぐ為にゆっくりと、穏やかに
「ええと、違いますよ〜。ママじゃないけど あ な た は 誰 で す か」
『……………』沈黙が流れ、ガチャリと電話が切れた。
その間、向こうからは何の音もしなかった
生活のざわめきも、TVの音も、何ひとつ聞こえなかった。
あんなに静かな部屋で小さな子どもが一人きり、留守番できるもんなの?
一応ぐぐってみたら市外局番は実在しているけど、先の地震で被害の大きかった場所だ。
何年経っても成長しているか怪しい子ども。
リダイヤルしてみようか、とか、いっそ番号を変えてしまえと思った。
でも、もし先方に「ウチに子どもはいません」と言われたら?
もし、変えた番号にも掛かってきたらどうしたらいい?
たぶん拍子抜けするような真相であって欲しいと思いながら、確認するのが怖い。
100 田暮◆VEIM2c
209 本当にあった怖い名無し 2012/03/21(水) 21:38:23.50 ID:OMwqxLGS0
数年前知り合いAが「ワケあり物件」に引っ越した。
立地はいいもののちょっと手を伸ばせば隣の建物の窓が開けられるぐらいの間隔で
真横にアパートが立っていて家賃は2万円ちょっと。
隣のアパートと隣接した部屋は日当たりも悪いためずっと物置部屋の様にして使っていた。
ある日その物置部屋に置いたであろう何かが必要になって久しぶりに部屋の中へ入った。
しばらく物探しをしていた最中にふと窓に目をやると隣のアパートの窓の向こうに人がいて、こっちを見ていた。
Aの部屋の窓は普通のガラスで、隣のアパートの窓はくもりガラスだったため
実際はこっちを見てたかはわからないらしいが取りあえず顔はAの部屋の方を向いていたらしい。
その後数十分そこにいたらしいが、部屋を出る際にまた窓に目をやると
まだその人は窓の向こうにいて、全く動いた様子が無いからAはマネキンかな?と思ったらしい。
翌日また用があって物置部屋に入った。案の定隣のアパートの窓の向こうには人の顔。
マネキンだとしても気味悪いからこっち向けて置いておくなよとか思いつつ
気にすることもなく用を済ませて物置部屋を出た。
それから3日後ぐらいの夜、仕事から帰ってくると
隣のアパートの前に救急車とかパトカーとか停まっていてなんだか物々しい雰囲気になっていた。
その日は疲れていたため何が起こったのか気になったが寝てしまった。
次の日隣のアパートの住人に「昨日何が起きたんですか?」と聞いた。
「あーあの部屋で男の人が首吊って死んでたみたいだよ。」みたいな感じで教えてくれた。
あの部屋と行った時にその人が指を差した部屋は、Aの物置部屋と隣接していた部屋だったらしい。
しばらくしてAはあれってもしかして・・・とマネキンの事を思い出し凄く怖くなりすぐ越したそうだ。
人から聞いた実話ではこれが一番怖かった。
数年前知り合いAが「ワケあり物件」に引っ越した。
立地はいいもののちょっと手を伸ばせば隣の建物の窓が開けられるぐらいの間隔で
真横にアパートが立っていて家賃は2万円ちょっと。
隣のアパートと隣接した部屋は日当たりも悪いためずっと物置部屋の様にして使っていた。
ある日その物置部屋に置いたであろう何かが必要になって久しぶりに部屋の中へ入った。
しばらく物探しをしていた最中にふと窓に目をやると隣のアパートの窓の向こうに人がいて、こっちを見ていた。
Aの部屋の窓は普通のガラスで、隣のアパートの窓はくもりガラスだったため
実際はこっちを見てたかはわからないらしいが取りあえず顔はAの部屋の方を向いていたらしい。
その後数十分そこにいたらしいが、部屋を出る際にまた窓に目をやると
まだその人は窓の向こうにいて、全く動いた様子が無いからAはマネキンかな?と思ったらしい。
翌日また用があって物置部屋に入った。案の定隣のアパートの窓の向こうには人の顔。
マネキンだとしても気味悪いからこっち向けて置いておくなよとか思いつつ
気にすることもなく用を済ませて物置部屋を出た。
それから3日後ぐらいの夜、仕事から帰ってくると
隣のアパートの前に救急車とかパトカーとか停まっていてなんだか物々しい雰囲気になっていた。
その日は疲れていたため何が起こったのか気になったが寝てしまった。
次の日隣のアパートの住人に「昨日何が起きたんですか?」と聞いた。
「あーあの部屋で男の人が首吊って死んでたみたいだよ。」みたいな感じで教えてくれた。
あの部屋と行った時にその人が指を差した部屋は、Aの物置部屋と隣接していた部屋だったらしい。
しばらくしてAはあれってもしかして・・・とマネキンの事を思い出し凄く怖くなりすぐ越したそうだ。
人から聞いた実話ではこれが一番怖かった。