>>84
私も『神様は本当に居るのか？』と疑ってしまうのですが、そんな事を言おうものなら多くの宗教家の方々から猛烈に抗議されそうです。
この点については表だって、あまり色々と言わない方が良いのかも知れませんが、人間は自らの悪しき行いを宗教によって正当化してしまう悪い癖がありますよね。
間もなく65回目の原爆の日がやってきますが、マンハッタン計画成功を祈り、B29の乗員が離陸前に神に祈りを捧げたという話があります。
最近の話では、B29に従軍神父が乗っていたのではないか？という話もあります。
いずれにせよこの世に神が存在するとしたならば、大きな矛盾があります。
なぜキリスト教が根付き、多くのキリスト教徒が居るナガサキに原爆を投下する事を神が許したのか？という事。
同じ宗教を信仰する人々を、大量に殺してこい！などという事を許すハズがありません。
どう考えても、人間のエゴが起こした歴史上の大事件であると思います。
中東の国々とアメリカの戦争にしても、結局は宗教戦争というイメージが色濃いです。
お互いの正義と正義がぶつかり合っているという構図なのだと思いますが、お互いの違いを認め合い、尊重し合うのは難しいんでしょうかね…。
正義は必ずしも正しくないという事に、人類はそろそろ気付かなければいけないと思います。

虐待については、自分自身を愛せない人が自分の子供を虐待してしまうという説があるようです。
元を探っていくと、どうやら愛されずに育ったという所に行き着くようです。
虐待してしまった親も、なぜ虐待してしまうのか理由がわからないという事も多いようです。
障害事件ですから当然、罰は受けなければいけない事ですが、刑の執行にしても形だけで終わってしまっていた事が大きな問題を起こすのだと思います。
刑の執行が終わっても、根本原因を少しでも解消しようとしなければ、結局は同じ事を繰り返してしまうと思います。