臨海公園

▼過去ログ219
2008/11/18 0:08

★本城正義
ええ、よく例えに「母なる海」とか「命の揺り篭」って使われるでしょう?そんな母性的な包容力を感じるのは、やはり海ならではなのかなと思いますよ。(相手の笑みに釣られる様にくすりと小さく鼻を鳴らし、手摺りから身を引くと拳を顎先に添え。方言は初めてではないものの懐かしさすら覚える鈍りに頷けば顎に添えた手で山手の方を指し、自分自身の言葉へと振られた話題に今度は己が苦笑浮べる番となり)そうですか?俺の通う学校が…この坂の上にある青藍学院ですが、そこにも何人か地方の言葉を話される方がいるんですよ。それぞれ鈍りは違いますが、やはり暖かい感じがしますね。――ええ、まぁ…同級位ですね、普段通りに話すと言えば。
11/18 0:08

★城戸劉生
…弁当?――…あぁ、そうやったんか。(相手の言葉に軽く首を傾げそのまま視線辿りベンチの上にあるコンビニ袋に気が付けばなるほどっと小さく呟き。海を覗き込み放った相手の意味深な言葉には少し目を丸くするもすぐに感心したようふっと口許緩め)…はは、お前面白いこと言うきね。でもま、それも海を見て落ち着くっちゅう一番の理由なのかも。――…暖か味?そうか……そんなん初めて言われたぜよ。…お前の敬語は癖?(初めて耳にする言葉に目を丸くし視線は海に向けたまま小さく呟いて先程から気になっていた相手の言葉遣いにはちらっと横目で見て問いかけ)
11/17 23:40

★本城正義
そんな事は…俺も冬の海が見たくて、ついさっきまでそこで弁当食ってたんです。(先程まで食事を取っていた背後の)ベンチを肩越し振り返り視線で示し、人の良さそうな相手の応対に穏やかな笑み浮かべると展望台を仕切る柵に片手を掛けて僅かばかり海を覗き)そうですね。そんな海に惹かれるのは、遠い祖先が海で生まれた本能に起因するんでしょうか。――やはりそうでしたか。いえ、大河ドラマなどでしか聞いた事はありませんが、やはり生で聞く方言と言うのは良いものですね…何だかとても暖か味があって。(海に憧れを交えた瞳で水平線を見詰めながら同意する様に双眸細め。照れた様な仕草を横目に見遣りながら唇弓形にしならせて、地方の言葉が持つ人間味溢れる好感を伝え)
11/17 23:16

★城戸劉生
…え?あー…いえいえ。全然邪魔やなか。それはどっちかっちゅうと俺のほうやき、すまんかったのう。(邪魔じゃなかったかと問う相手の言葉に目を丸くし、意味を理解すればふっと微笑み片手をひらひらと振りながら否定し)―…冬の荒波かぁ。海はよう見とったらころころ表情変えるで飽きんし面白いが。(荒い海が好きだと言う相手に共感するように頷き、次いで土佐と言う単語が耳に入れば相手振り向き少し照れ臭そうに頬をかき苦笑しながら俯いて)あー、出身は別んとこやけんどあっちに長いこと住んじょったから。直したくてもしっかり癖になっちゅう。
11/17 22:57

★本城正義
いえ、俺の方こそお邪魔しませんでしたか?(少し驚いた様にも見えた表情にフッと短い笑息を唇に逃がして肩を竦め、景観を楽しんでいたであろう所に物音を立てて、邪魔しなかっただろうかと眉尾垂れさせてぺットボトルを掲げて見せ)――そうですね。俺は……冬の荒波の海も好きですよ。もしかして…土佐の方のご出身ですか?(黒く広がる大海原の水面へと視線を移し、今は凪いだ穏やかな海を見ながら荒れた海も好きだと口にしては耳に残る方言を心地良く聞きながら笑みを深め)
11/17 22:28

★城戸劉生
(ぼーっと海を眺め不意に何かが落ちる鈍い音がし振り向けば見知らぬ人物と目が合い、ようやく先客がいたのだと気付けば少し驚いたよう瞬きを数回させ軽く苦笑し)……おぉ、人がおったんか。気付かんかったぜよ。(少し特徴のある方言で申し訳なさそうにぼやき、先に相手から放たれた言葉には頷き再び海へと視線を向け)…あぁ、いい眺めだ。昼の海もええが夜の海のほうが静かで落ちついとるし俺は好き。…お前は?
11/17 22:14


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