臨海公園
▼過去ログ540
2012/7/14 4:18
★桐谷朱鷺
(相手の朗らかな笑みにつられるように己も深い笑みを浮かべるも、不意に黙り込む相手を窺い見つつ腰を上げようとした刹那呟かれた言葉が耳に届けばほんの一瞬動きを止めてから立ち上がり)何が、…(振り向き様に問い掛けるも右手が取られ相手の掌の温もりと重なれば相眸を瞬かせ、状況を把握する間を持ってから頬に触れる柔らかな髪の感触に穏やかに笑み)どうした、おねむか?(のんびりとした口調で尋ねつつ空いている左手をそっと相手の頭に添え)
7/14 4:18
★綾瀬裕夢
(全てを受け入れて呉れる温かな優しさ感じ無意識弛む頬引き締める事無く一度頷く後向けられる双眸真っ直ぐ見据え笑み深め、次ぎ予想外の詞鼓膜響かせ己届くと其れ切っ掛けに一人静かに思案為始め無言の侭暫くの時過ごし続けて)――…何時もさ、嫌だなァって思う。(静寂切り裂き漸く呟く台詞は何処か曖昧な内容で在り其れ以上の説明せぬ侭再び口唇閉ざす刹那、立ち上がる彼へと距離詰める一歩踏み出すと同時素早く相手の右手と己の左手掌同士合わせる様重ねては指先絡める動作施して緩慢彼の肩へと触れる程度添える様に額預けて)
7/14 3:59
★桐谷朱鷺
(暫しの間を置いた後己と視線を合わせた相手の表情が和らげば己も小さく頬を緩め)…そうだな。夏は海行って、秋は紅葉見て、冬は花火しよう。それができたら、その次の春や夏にしてぇ事をまた考えて…って、できたら良いな(相手が挙げた先の願いを1つずつ丁寧に反芻していき頷いて承諾すれば穏やかな眼差しで相手を見遣り、伸べた手の意図への相手の予想を聞き小さな笑いに変え)はは、甘い物はそれほど好きじゃねぇんだけど、貰えるなら一口だけ(己から未開封のものを欲して手を伸べるほど好物ではないと軽く首を振り、一度きり己に赦した動作であったか差し出す事をやめて引っ込め、その手を膝に当てベンチから腰を上げれば相手と目を合わせ)そろそろ帰ろうか。
7/14 3:44
★綾瀬裕夢
(一片すら名残滲ませず消え入った刹那の輝き確りと瞼の裏刻み付ける為緩り双眸伏せる後下唇柔く噛み締めて口唇開くと同時呼気一つ、次ぎ合わせず過ごした目線漸くと彼へ向け淡く微笑み掛けては一度同感の意込める所作頷き以て成し夜風胸一杯吸い込んで)…夏は一緒に海で遊んで、秋は一緒に紅葉見に行って、冬は…――線香花火を一緒にしたい。(一つ一つ大切に紡ぐ未来への願望押し付ける様にで無く何処か自身の心中落とすかの如く響かせ一笑、不意此方伸ばされる手先不思議気見遣った後微々首傾ければ握り締めていた林檎飴を欲しているのかと其れ差し出し視線再び相手へ送って)半分こ、する?
7/14 3:22
★桐谷朱鷺
(只互いに黙し夜空を見上げるも会話が途切れた事すら苦ではなく、再び自然と言葉が生まれるまでの時を過ごし、己の呟きに対する返答か独白か判断つかぬ相手の言葉が耳に届けば視線が合わないなりにも相手に目を向けつつ頷き)…俺の中では、花火って冬のものだったんだけどさ…夏の花火も特別になりそうだよ。思い出ってのは、こうして増えてくんかな(花火が終わりを迎えた事で帰宅の途につく周囲の人の流れが視界に映り込み、己の中にも覚える寂寞の感情により思案するより先に林檎飴を握り締める相手の手元へと言葉なく掌を差し伸べ)
7/14 3:01
★綾瀬裕夢
(一度は彼の隣腰掛けるも直ぐ花火に魅せられ無意識の内立ち上がる体勢其の侭一つ落とした呟き以上の台詞無く暫くの時間唯何を為るでも無し漆黒の上見事に咲き誇る夜空の光見上げ続け、次第林檎飴握る両手の力強まるも其れ気付かず只管折り重なる色彩に目線送り軈て全てを静める様火花の線描き最後の花火が落ち消えれば何処か寂し気濃紺に包まれる夜空から背後へと振り返り両眼彼へと向けずに同じく聞こえるか否かの声量以て詞紡ぎ出して)――…好きだよ、夏。暑いのは苦手だけど、好き。
7/14 2:35
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