海岸
▼過去ログ1080
2014/7/19 3:49
★木下 朔也
(大きな柳が開き消えて行くのを最後まで見送ると、暫しの沈黙の後にざわめく会場。繋がる手のひらが少し動くのに隣へ視線をやれば目が合って、花火を見ていた興奮がいきなり湧いたように満面の笑みを浮かべて)…うん、すーごかったなあ!!やっぱ柳きれいだー。見に来れて良かった!…ん、帰ろっかー。まだ屋台出てねえかなーかき氷食いたい…(少し名残惜しそうに重なった手を持ち上げれば離れるだろうか、簡単にゴミを纏めながらまだ残る食欲を申し出て)
7/19 3:49
★桐谷朱鷺
(確かに体内に響いてくる音を感じなくなるのは不可能に近いかと花火を仰ぎ見ながら思案し、花火の音や周囲で起こる感嘆の声に混じり隣でごく微かな呟きが聞こえれば一度流すように瞥見してから時折ラムネで喉を潤しつつ鑑賞し、やがて大きな柳が夜闇に浮かび上がれば目を見開き、声こそ発さないまでも火筋が落ち消えて見えなくなるまで瞳を奪われ。それが最後だったのかそれきり上がらなくなればチラホラと観客達が立ち上がり帰る支度を始め、消えていた照明が再び灯されると相手を見遣り漸く口を開き)デカかったなぁ、今の。…帰るか、終わったみてぇだし。
7/19 3:31
★木下 朔也
耳栓してもダメじゃねーかな…なんつか…身体に響くもん、この音…(見ているうちにだいぶ慣れて来たのか、小さめの花火は反応しなくなったものの、尺玉や重なる花火の音はどうしても恐いらしくてピコピコ跳ねてしまい。掴んでいた袖を外されてしまうと一瞬相手へ顔を向けるも、その手の甲が、自分より少し体温の低い手のひらに包まれたのに驚いたように視線を向けて)……あ…ありがと朱鷺さん…(ふわりと表情が緩み、花火の音に紛れそうなくらいの小さな声で礼を言えば、そのぬくもりに先程よりは落ち着いたのか、咲いては消える花火を二人共無言で眺めて過ごし。やがて沢山の花火を使ったスターマインや大きな花火が会場を賑わせた後、ひときわ大きな音がして、一瞬の暗闇の後に大きく開いた花火が長い尾を引いて金色の柳を描きシャラシャラと細かくはぜる音を響かせて)………わ、すげ…きれー………
7/19 3:18
★桐谷朱鷺
(相手が瓶を受け取れば色とりどりに夜空を彩る花火へと目を向け、不意に袖に小さく引かれるような重みを感じ以前同様音がする度に跳ねる相手を見遣り)やっぱ耳栓持ってくるべきだったんじゃね?(小さく笑ってしまいながら己のラムネ瓶を手に取り蓋を開け零れる前に口を付け炭酸の爽快感を味わえば傍らに置き、片手で相手の指を袖から離させてから掴まれていた側の掌で何かしらの頼りになればと相手の手の甲を覆って握り。花火へと意識を向ければ華やかな空を眺め、そのうち上がっては消える儚さも感じてくると黙して見入り)
7/19 2:59
★木下 朔也
うーあー…うん、最後のひとくち〜(抑えた照明で既に見えないお好み焼きを見下ろしながら悲し気な声で呟くも、次々上がり出す花火に顔を上げ、パックを脇に置き『おお…』と嬉しそうな声を漏らしつつ眺めて。しかしやはり音は苦手らしく、少し大きめの花火が上がるたびに軽く揺れる身体。そっと隣の浴衣の袖を頼りに握り締めれば、ヌッと差し出されたラムネを反対の手で受け取って)……あ、ありがと朱鷺。……わぁ…きれー………っく(受け取ってすぐ口に運んでひとくち。カランと転がる瓶の中のビー玉とラムネ瓶と花火が重なる綺麗さに感嘆の声を上げるも、やはり音にはいちいち小さくビクンと反応し、口端にラムネを少し零したりしつつどんどん盛り上がっていく花火を夢中で眺めて)
7/19 2:34
★桐谷朱鷺
まあでも夏はしょうがねぇんかもだけどなぁ(相手の視線の先に在る女性達の姿を見れば言わんとする事は理解できるようで小さく肩を竦め、己の食付きに対する抗議は予測しており、告がれる前に相手のラムネを手に取り食事に忙しいであろうと蓋を開けた刹那耳に届いた音につられ己も空を仰げば大輪の花が咲いたように花火が上がり、感嘆の息を洩らした直後大きな破裂音がすると同時に視界の端で相手の身体が跳ねれば視線を移し、何やら落ちたらしい暗がりと相手を見比べ)あ?お好み焼き?…って、うわ、零れてる(いろんな物に気を取られていたため手元で少し溢れたラムネが指を濡らしており、最初のを皮切りに次々に花火が上がり始めれば相手に瓶を差し出し)取り敢えず飲め。
7/19 2:18
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