海岸
▼過去ログ221
2007/12/16 14:58
★萩野 硝子
(黒いスラックスに白のタートルネックの上に羽織った淡い暖色系のカーディガン、両手に大きな紙袋を一つずつ引っさげた姿で。柔らかで不安定な砂を踏みしめて歩き、荷物でバランスを取り波音に合わせるように小声で歌を口ずさみながら冷たい冬空のちぎれ雲を仰ぎ。ふいと波打ち際に目を落とすと立ち尽くす人の後ろ姿に気づいたのか歩みを止めず正体を見定めるべく切れ長気味の目を更に鋭くさせ)―――この前の人かな。>入室
12/16 14:58
★三鷹誠
(黒のハイネックにスラックス、ロングコートの私服のまま、砂浜へと下り。風は冷たいものの、まっすぐに海辺へと向かい目を細めて立ち止まり)>入室
12/16 13:39
★萩野 硝子
(何かをいいたげに口を開く様にまたもや握らせたカイロを突き返されるのではと心なしか顔色を伺うように首を傾け。幸いにも相手の口から出てきたのは感謝の意で、柔らかに微笑む姿に誘われたのか自身もつり上がっていた目尻を下げてほぅと真っ白い呼気を大きく吐き)どういたしまして。お蔭様でこちらも心が温かくなりました。(ぼんやりとした温もりを胸に抱えながら家で自分の帰りを待って居るだろう肉親の姿を思い描くと想像していたよりは憎しみを覚えず。この人のお蔭かと感謝しながら穏やかになった気持ちを湛えて)えぇ。では途中までご一緒に。(晴れてきましたね、と冬独特の澄んだ夜空を見上げ見知らぬ相手とぽつりぽつりと小声で話しながら帰路につき)>退室
12/13 1:25
★三鷹誠
あはは、心配してくれてありがとう。ホントに大丈夫…っ(カイロを戻すと、すぐに手の中へと戻ってきた温かい塊に、じんわりと染みた熱が冷えた指先に染み込むようで、何か言いかけるものの、相手の言葉通りそっとカイロを受け取ると、ありがとうと微笑んで)有り難くいただきます。心も体も温かくて、幸せ(染みるカイロは忘れていた寒さを自覚させ、芯までの冷えに身震いするものの、たなボタのように差し出された親切がこの上なく嬉しく目を伏せ幸せそうに微笑んで)今夜はぐっすり眠れそう。どうもありがとう。…ああ、そろそろ戻って明日の支度をしようかな、よかったらそこまで一緒に帰りませんか(自身のためを思っての言葉を有り難く受け取り、夜も更けた事に帰途へつこうと口にして、相手へもお誘いの言葉を掛け。同意が得られれば嬉しそうに目を細め、手の中のカイロで暖をとりながら肩を並べゆっくりと砂浜を歩いていき)>退室
12/13 1:03
★萩野 硝子
確かに良い音ですが。聴き過ぎて明日熱に浮かされる自分の唸り声聞いたりなどしたら笑い話にもなりませんよ。(吊られるように波の音に耳をすましつつ相手の行動をちゃかし。だが差し出した物を返され不服そうに口角を下げ、続けられた彼の言葉に少し照れくさくなり目を泳がせ。それでも話全体の内容には納得しなかったのか軽く眉を顰めて口を開き)駄目です。気持ちじゃ心が温もっても体は冷えたままです。(だから大人しく受け取って下さい、とわざと鋭く目を吊り上げて憤るような口調で相手の右手首を掴んで仰向けにしてもう一度手のひらの中のそれを運んで行き)貴方を気遣う自分がいい人なら、自分を気遣う貴方もいい人です。いい人が風邪をひいたら貴方だって悲しいでしょうに。
12/13 0:26
★三鷹誠
ごめんなさい、波の音を聞いていたら、すっかり時間が経っていたみたいで。(気がつく頃には血の気が失せた手ばかりがあり、尤もな相手の問いに、ぼけっとしていた、と少し前までぼんやりしていた頭が次第にはっきりしてきたことを自覚しながら笑い。親切に差し出されたカイロを思わず両手で受け取ってしまうものの、ほっそりとしたシルエットの相手が暖をとるためのものだとわかり、勿体なさに、初対面では失礼ながら冷たい手に驚かれないよう、差し出された手へとカイロを置いて嬉しそうに微笑んで)ありがとう、何て優しい人なんだろう。お気持ちだけで十分。あなたが風邪を引かないためのものだから、暖まってね(心配してくれた相手の優しさに触れ、幸せそうに目を細めると、丈夫だから大丈夫、と感覚が戻ってきた手をすりあわせて笑い)
12/13 0:07
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