海岸

▼過去ログ267
2008/4/24 20:14

★桐谷朱鷺
(白い長袖Tシャツに黒いパーカーを羽織り、ジーンズを履いた姿。海風に煽られ顔にかかる前髪を避けるように下を向き、ジーンズのポケットに指を引っ掛けのんびりと歩いてくれば砂浜に降り立ち顔を上げ、波音を聴きながら辺りに姿勢を巡らせて)>入室
4/24 20:14

★渡辺夏比古
だってまだ子供だろ?―…ありがとな。(困惑する姿を微笑ましいものでも見るように眺め遣りつつ忍び笑い漏らし、去っていく背中を遠く見送れば さて、と独り事呟き己も家路へと緩慢な足取りを進め始め)>退室
4/21 3:29

★如月 詩音
エート、良い子って年じゃないんだけど(不意に頭にかかる掌の重みにおわ、と小さく呻いて首を竦めると、続け様幼子にかけるような台詞にとまどったように頬を掻き。桜の話には静かに耳を傾けて)ふーん、新しい命を芽吹かせるために散ってく、ね…それが強さかどうか俺には分かんないけど(相手に続いて腰を上げると、尻についた砂を払い、コンビニ袋を拾って)おう、気ィ付けます。つーか終始子供扱いでちょっと不満…なんて。お兄サンも気を付けてね(己の身を案じる言葉はやはりどこか教育者のようで口先を尖らせるすねた素振りをひとつ。それを悪戯な笑みへと代えつつ、ひらひらと手を振って踵を返し)>退室
4/21 3:20

★渡辺夏比古
(渋々ながらも了承する旨を示す相手にふわりと表情柔かいものにすると相手の頭へと手を伸ばしてくしゃりと軽く撫で)良い子だ。…そうか、なら友達とでも飲んでくれ。(ほんの僅か相手の瞳に陰が射した事を見受けるも何に対するものなのかを推し量る隙なく消されれば手を下ろしつつ言い直し、侘びるような色を含んだ瞳を横目で捉えるとフフという息と共に笑みを深め)でも、桜は散ってすぐに来年の準備を始めるんだぞ。強い花だ。(手に持つビール缶を空けてしまうと近くのくずかごへとゴミと共に片付け、散らばる酒缶を全てしまうと立ち上がり衣類に着いた砂を掃い)これからか?気をつけなさい。…俺も帰るよ。
4/21 2:59

★如月 詩音
げ、そー来たか(さすがに為す術無いだろうと踏んでいたにも関わらず、相手もコンビニ袋持参だったことには思わず目を丸め、浅く息を吐きながらしぶしぶ右手をあげて)…あい、りょーかい。まぁ交換ってトコまでは良かったけど、親父に飲んでもらうってのは見当違いだったり。俺ひとり暮らしだし(袋の中を覗き込んでは相手が丁寧に詰めてくれた炭酸飲料のペットボトルに眉尻を下げる情けない表情、父親との単語を耳に入れた途端一瞬瞳に嫌悪の色を滲ませるが、直ぐさま緩めた表情の下に押し隠そうか。海風に揺れる桜に視線を移してはどこか憂いを帯びた表情でゆるりと頷き)…うん、終わるね。マジで儚いっつーか……と、俺行くトコあるしそろそろ帰んなきゃ。お兄サンは?
4/21 2:45

★渡辺夏比古
(砂の上に転がったビール缶の数に大きく溜息を漏らし暫く思案げに眉を寄せたかと思えばおもむろに己のコンビニ袋から炭酸飲料水のペットボトルを数本取り出し相手のコンビニ袋へと突っ込み、次いでビール缶を己の袋へと収めて行き)…酒は余り強い方じゃないんでな、全部は無理だからそれと交換。残りは父親にでも飲んでもらいなさい。(言いながら砂上に転がる数本のうちの一つを手に取りプシュという空気の音立てながらプルタブ開け、月光に照らされ昼とは違う魅力を放つ桜に双眸細め)ああ、綺麗だ。…もう桜の季節も終わるなあ。
4/21 2:20


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