海岸
▼過去ログ329
2008/6/23 0:46
★本城正義
(耳に届く優しい声に喉奥に込み上げ痞えるものを飲み下し、握り返す掌の温かさにふっと力を抜くと眉間の皺を解いて頷き)――有難う。翔は…優しいな。いつか恩返し出来たら良いと…思ってる。(感謝の気持ちを伝える言葉を上手く紡げずに訥々と口にしては、困った様に苦笑して手を離し。波音が近くなると体を起こして肩の砂を払い、相手へと片手を差し出し)俺が…一番自分を赦せないのかもな。――そろそろ帰ろうか。潮が満ちてきたみたいだ。
6/23 0:46
★木崎 翔
正義くんはそう思ってるかもしれないけど、俺は充分癒されてるんですよ?弱い人間が人にそんな事は与えられません…自信を持って下さい。(指を髪に絡めるように撫でながら優しい声音で耳元に告げ握り締められた手を握り返しては相手の胸に届くようにと逸らしていた視線を相手に向け、真っ直ぐに告げ)…俺はただ、正義くんの力になりたかっただけですよ。…情けないなんて思ってませんから…あんまり深く自分を追い込まないで下さい。
6/23 0:36
★本城正義
俺は…翔みたいに何も与えられないよ…弱くてちっぽけな奴だ。(目許を腕で押さえたまま掠れる声で小さく首を振ると息を呑んで声が揺れるのを収め、撫でてくれる掌に身を委ねて鼻を啜ると呼吸を整えて相手へ寝返り打ち。縋る様にその手を取ると両手に握り締めて額押し付け、きつく眉を寄せれば己自身に対する悔しさを滲ませて吐き出し)――俺を縛るものから逃げたくて挫けそうな時、いつもこの手が癒してくれた。だけど俺は…まだ何も出来ず…前にも進めずにいる…情けないよな。
6/23 0:21
★木崎 翔
正義くんの俺に和むって言うのと同じで、傍に居ると癒されるんですよ(クスッと喉奥震わせては感じる事は同じだと優しく相手に告げ、瞬く星からは流れ星は得られず肩を竦めて相手の方に視線移し)……赦されたい?(長い沈黙を破って告げられた言葉には何処か重みを感じ取り、顔を隠す様子を見据えると見られたくないのだと察し相手から視線逸らして落ちつかせようと頭撫でやりそっと耳を傾け)
6/23 0:09
★本城正義
(おどけた物言いにくすりと一つ鼻を鳴らして体を震わせ緩く下弦の月に唇沿わせて頬緩めると、隣に寝転ぶ衣擦れの音に瞼を持ち上げて横目に見遣り)俺にか?…さして特別な事はしていないがな…。――願い事……過去は幾ら願っても変えられないのなら…せめて赦されたい、かな。(空へと視線を馳せて星の瞬きを見詰めると長い沈黙の後に消え入りそうな声で一つ漏らし。言葉にすれば瞳揺らして耐え切れないのか滲む視界を遮る様に目元に腕を乗せて隠し)
6/22 23:52
★木崎 翔
…和みますか?それなら良かった、たーんと俺の姿を見たまえ。……なーんてな。俺も、正義くんにはいつも癒されてますよ(告げられた言葉に一瞬目を瞬かせては相手を横目で見据え、擽ったさと嬉しさに微かに表情緩めては誤魔化すように茶化して見せると己も相手と同じように砂浜に寝転がり広がる夜空を眺めて)願い事か…正義くんは何かありますか? 俺は、こうしてるだけで満足…かもしれない。 (煌めく星の中で流れ星を探そうと目を凝らすも何処か曖昧に言葉濁して)
6/22 23:29
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