海岸
▼過去ログ473
2009/3/25 2:59
★黒江 佳春
(長く続く沈黙、静かな時の中で空気を抜くように息吐く音が混じり始めれば確認するまでもなくひとつの結論に至り。ふふ、と小さく声漏らしながら笑いつつ、傍目にはにっこり笑って見えても僅かに皺を刻ませた眉間と引き攣らせた頬に機嫌の降下を訴え)…〜〜今から俺の盛大な謝罪とずっと友達でいてね宣言が繰り出されるところだったと言うのに!ナツメグのせいで無駄に恥ずかしいじゃん。ちょっとー(相手を砂上に横たえ立ち上がると片付けを手早く終え、荷を持ったまま寝ている人の身体の重さに耐えて帰宅する元気もなかったので地元の先輩に連絡をつけ迎えを呼び。海岸の駐車出来るスペースに見知った車が一台入って来るのを見れば安堵して手を振り、年上とはあれ友人である彼と二人で起こさないように車の中に運び込み)
──学校…は、春休み中だもんな。どうだろ?まぁ俺んちに運べば大丈夫な気がする。朝、説明するし。…送ってくし?(助手席に乗り込むと運転席に戻った友人と行き先を検討し、既に夜明かしする心積もりである其の人と己の家で相手の目覚めを待った後に藍沢邸へ送ることを決めれば友が急ぎエンジン掛けるのを横目に見守り)>退室
3/25 2:59
★黒江 佳春
…えー、だよ。ほんともう(頭の中で焦ったり盛り下がったりと色々な感情を自己完結し、疲労を理由に反応するのが面倒になると億劫そうにのろのろと動き出して。同じく危機感のない相手の腕を掴み引火してビニールの焼けた臭いが漂う其の現場から少し離れた所に連れて行き、適当な場所に座らせると最初のように隣通しに腰を下ろし。音だけは立派ながらも意外と範囲狭く、長々と続く花火の様子をまるで関係ない世界の出来事のように無感動な目で見ていれば、ひらりと待ってきた火の粉をさっと手で払って溜息を吐き)…夏目っちさぁー…あのさぁーこういうの、その。ころころ変わる奴…(言い淀みながら相手の方に身体傾かせると犬猫を真似て肩にごりごりと頭擦り寄せ、この数分で態度が一転二転している己を暗に指し話切り出そうと試みるものの少しして口ごもり、申し訳無さそうに小さくなる声で再度名を呼ぶと改めて口を開き)…パンとか作れる?
3/25 1:08
★藍沢夏目
あ、そういうこと言っちゃう?ならまぁしょうがないよね。うん…(自分でふっかけときながらいきなり豹変した相手の態度に特に憤慨するわけでもなくピタリと足を止め、未だピュンピュン火の粉をまき散らしている花火を持つ降り上げていた手を下に下ろし)あ…。(線香花火をするだのと言った言葉を耳に流しつつ暫く手元をじっと見ていたが不意に何かに気付いたの如く声を上げ)あら、なんか火ぃ着いちゃったよ、御免ね。わざとじゃないんだよ?(先程相手が置いて行った線香花火のみ抜き取られた花火セットに手に持っていた火が引火しあらゆる着火線をジジジジと徐々に短くしていけば上のような発言を残し)
3/25 0:43
★黒江 佳春
(宙を舞う度に火の粉が振りかかるので慌てて避け、これから開始されるであろうことを察して「えー」と嫌そうに唇尖らせるとテンションの上がった相手からフイと顔を逸らし)だめだめ、夏目。そういうのはあんまり好きじゃありませーん。火で追いかけるんじゃなくて火は追いかけるものなんだから(今までのことを棚に上げ自分なりの危険な行いのボーダーラインを告げると下に向けて花火をくるくる回しながら刹那の時ではあるが砂浜を飾り)てか、ちょっと疲れたから線香花火してていい?夏目は派手系処理班ってことで。ね?
3/25 0:26
★藍沢夏目
な、あの動きはまさに不死鳥と言われた伝説の大技…!?(七色に咲き乱れる光の洪水を彷彿させる花火をバックに何故か大股開きポーズをとっている相手にこう発言するが、不意に左斜めに俯くと“ち、避けたか…”とボソリと呟き)
ん、なにわのチャンバラ王と世にうたわれた江戸っ子をナメて貰っちゃ困るねぇ。いざ尋常に勝負、隙アリぃ!(次は設定ガン無視の日本侍を気取り始めると受け取った花火を持ち直し先程のマッチを再び取り出すと素早く着火。そのままフェンシングの要領で突きにかかり)
3/25 0:10
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