海岸
▼過去ログ485
2009/4/10 1:20
★綾織光流
(若干固さのあるキャップ越しにも相手の仕草は伝わり、その間黙してはボトルを下げて胡座した膝の間にそれを置いて)…ありがとう…(帰路を辿る後ろ姿を見送りながら呟けば、その姿が見えなくなる頃砂浜の細かい影を辿り水平線へ視線を巡らせて)…秋の月かぁ………なんで…頭に浮かぶ言葉が口から出ないんだ…(幾度と無く押し寄せては退く波の音を聞きながら過ぎた時の感覚も無く深いため息混じりに呟いて、ペットボトルを片手に立ち上がればもう片手で簡単にジャージを叩いて砂を落とすが、ふと気怠げな動作を止めれば思考を巡らせるよう今しがた恋人が去った方向を見つめ、細かい街灯の輝きを暫し眺めた後薄く笑めばゆっくりと歩き出して)>退室
4/10 1:20
★神居孝行
(ジーパンに付いた砂を両手で軽く払い落とせば、恋人の言葉に小さく息を吐いて月を見上げ)秋の月は…今日の月と同じかな、それとも違って見えるかな?(相手に向き直り上体を屈めてキャップの頂きに軽く口づければ、ずり落ち掛けたバッグを背負い直し)光流も気を付けて。おやすみ、また明日。愛してるよ(二、三歩後ずさってから軽く手を振り、踵を返して時折砂に足を取られながら月明かりの砂浜から街灯の輝く道へと去って行き)>退室
4/10 0:35
★綾織光流
…だから、心配したんでしょ?(押し退けられた手を下げて浅く息をつけば再びボトルを口につけてのんびりとお茶を飲み、立ち上がる相手を見上げた後海を眺めては再び相手へ目を向けて)うん、俺もたまには勉強しないとね…おやすみ、帰り気を付けて…俺、もう少ししたら帰るから(砂浜の上に胡座し緩く笑めば浅く頷いて)
4/10 0:18
★神居孝行
俺ばっかり光流に心配かけて、そんなの不公平じゃん。俺にも光流の心配させてよ(頬を摘まれたままで不満そうに口を尖らせては頬を摘む指を片手で押しのけ、残りのお茶を勢いよく飲み干し)…お互い様、か。そうだね。ごめんね、今日だって本当はお泊まりするはずだったのに。…月見に秋桜の花見、秋は秋で風情があるから良いだろうね(空になったペットボトルをバッグにしまいながら、申し訳なさそうに眉を下げて告げ。月を見上げる相手の横顔をにこやかに見つめ、その言葉に相槌を打ちながら緩慢な動作で立ち上がり)…明日テストだし、今日はもう帰るよ。
4/9 23:48
★綾織光流
…しなかったよ…心配するだろうと思ったから(ペットボトルを口につけ一口、二口と、上の空に少しばかりお茶を飲めば、口の中に液体がなくなった後もボトルを口から離さないままで悪びれもなく呟いて、月明かりの下それを眺める恋人の姿を見ては、もう片手の指先でその頬を軽く摘まみニィと口端歪めさせて)…寂しいのはお互い様…(ボソッと独りごちるよう言えばキャップの鍔を僅かに上げて月を見上げ、ペットボトルを口から離し軽く振りながらのんびりとした口調で言い)秋になったら月見したいな、後、花見…秋桜で。
4/9 23:25
★神居孝行
ホントに?(ペットボトルを手渡してしまえば相手の言葉にクスリと小さく笑みを溢し、バッグからもう一本ペットボトルを取りだして蓋をキュッと捻り)…メール来ないから心配した。凄く…寂しかったよ(薄く笑い告げれば、歪みそうになる唇にペットボトルを押し付けるようにしてお茶を一気に半分ほど飲み)…はぁ、身体の隅々まで潤う〜(戯けた口調で言いながら、お茶で濡れた口許を片腕の袖で拭い、顔を上げて)…やっぱり光流がいなきゃ、きっと今日のこの景色も味気なかったよ。
4/9 23:01
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