海岸

▼過去ログ572
2009/7/23 4:45

★藍沢夏目
――…ゲフっ。ちょ、おま、向こうの世界に逝きかけ…ゲホ!(ようやく海面に浮上するも今しがた自分に起こった出来事に頭が付いて行かず、しばし放心状態で気管に入りかけた海水を咳き込みながら排出しているとふと自分にかけられる人の声に気付き)……。(咳き込んだ際反射的に掴んだ相手の服から徐々に視線を上へと移動させ、目が合う位置までようやっと体制を整えるとと見開いた目はそのままにポタポタとしずくが前髪から垂れるのもお構い無し。マジマジと瞳を覗きこむとただ一言)…きみは、人間?
7/23 4:45

★生島虎太郎
――ぎゃっ!(予想を遥に超越した驚嘆ぶりを目の当たりにしては驚かす側であったこちらも吃驚、思わず声を上げて仰け反り後退り。派手な水飛沫立てて海に沈んで行った相手、一瞬何事かと硬直し目を丸くするも、サンダルとビニール袋を放り捨て慌てて濡れるのも構わず海の中へとザバザバと波蹴りつけながら踏み入って相手の元へと駆け寄って)…は?……え、何、マジで?ちょ、ちょっと、オニーサン大丈夫ー?
7/23 4:29

★藍沢夏目
スゥ…!!ギャァァアアー〜…ッ!!(背後を振り向くやいなや暗闇でぼんやり浮かび上がる人の顔とバッチリと目が合い…!尚且つ鼓膜を刺激する銃声音に目を限界にまで見開くと一気に息を吸い上げ、今が深夜だとかそんな遠慮は一切遙か奏多へ捨て去り耳をつんざく悲鳴を海辺に響かせば持っているサンダルを海岸線に吹き飛ばし。
そのまま足を滑らせばいまだ叫んだままに激しい波音と共に後方へと背面ダイブをかまし)…ァアアー!!ガボゴボゴボ…!
7/23 4:10

★生島虎太郎
オニーチャン、イッショニ、アソボォ………(思惑通りに接近が叶えば構えた水鉄砲そのままにした状態で抑揚がなく暗い声を相手の背へと掛け、その声に大きく戦慄く肩には思わず笑い込み上げ喉震わせそうになるもなんとか飲み下し平静を保ち。して、相手がこちらを振り向いた刹那、腹に力込めて軽く声を張り上げて銃の破裂音を模し)――バーン!
7/23 3:56

★藍沢夏目
……?(眉間にシワを寄せ、暗闇を喰いるように見つめつつしばしの間再度確認の意を込めて周囲の音に耳を澄ませていたが…先ほど感じた気配が嘘のように辺りは静寂を取り戻し、耳に入ってくるのは波音のみで。安心したのか再び進行方向水平線側に向き直るとバシャバシャと歩みを進め)や、ちょっとやめてよー。そう言うのは定番だけど夏夜の特番テレビなんかでやってるものであって…。っ…!!(夏の怪奇=霊。的な己の恐怖心を誤魔化すよう夏の特番を例にあげ自然と早歩きになるが、不意に妖しげな低音が耳をかすめ大げさにビクッと肩を揺らすと今一度足をとめ。やはり何かがおかしいと恐る恐る背後を振り返り)
7/23 3:45

★生島虎太郎
(独り言を敏く拾い聞き遂げればどうやら相手は未だ自分の存在に気付いておらぬ様子、悪戯心が湧き上がりそっとサンダルを脱ぎ素足で砂を軽くゆっくりと踏む事で足音は波の打ち寄せる音に掻き消される程度のものとなり。抜き足差し足忍び足、出来うる限りの気配の無さで徐々に距離を詰めて行き、相手に気付かれないよう近付く事が叶ったならコンビニ袋内に入っているピストル型の水鉄砲を素早く構えて日頃出さぬようなドスの効いた低い声音にて脅し文句で囁いてやるつもりで)
7/23 3:23


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