海岸
▼過去ログ698
2010/5/7 0:15
★日比谷恭介
その言い方じゃ、帰っては来ない、か。(小さく呟けば静かな砂浜には想像以上によく響き渡って。その唇は弧を描き、宣言通りの笑みを浮かべるもやはり赤い目許からは滴が零れてしまい、咄嗟に拭う指先は砂にまみれているお陰で頬には泥がついてしまうも、涙が器用にそれを流して)うん。‥‥うん、確かに、仕方ない。仕方ないよな。(自分にも言い聞かせる様に笑みを浮かべたまま呟けば己のポケットに手を突っ込んで。次に抜いた時には掌にオレンジ色の御守りを握っており、それを差し出して)‥‥あげる。この際だから言っとくと、やっぱり初めて会った時劉生の髪はキレイだった。今もだけどさ。
5/7 0:15
★城戸劉生
(薄暗い中相手の表情ははっきりとは見えず、けれど口調や仕草で想像出来てしまうその表情を掻き消すように一度双眸静かに閉じ。“笑う”という言葉が嘘か誠か、それでもその言葉は一つの答えを待っているのだろう。閉じていた瞳を開き相手を真っ直ぐ見据えると視界に映るその姿に困ったような苦笑が零れ)…来月で退学する。此処には大切な人ややっと会えた人がいて…でも、これ以上引きずると何もかも中途半端に終わってしまいそうじゃき。わんこにも、ほんと世話になったと感謝しちゅう。
5/7 0:04
★日比谷恭介
‥‥(相手の挙動や仕草一つ一つを目で追い口を真一文字に結びながら、単調に紡がれる台詞を聞いているもやがて堪えられなくなったかジワリと目尻が潤み。それを押さえつける様に砂にまみれた部分を避け手の甲でギュッと片目を拭い)笑う。ちゃんと笑うから、‥‥ハッキリ言って?(主語は付けない問い、赤くなった目許を相手に向けて尋ね)
5/6 23:45
★城戸劉生
あはは、さすがわんこじゃのう。(鼻を鳴らし悪戯な笑みを浮かべる相手を見れば思わず笑みが零れ、うんうんっと納得するように数回頷いて返し。次いで答えを返さない自分を疑問に思ってかもう一つの答えを導き出す相手の言葉に一瞬手の動きを止め)俺は別に、元々この話しはもっと前から決まっちゅう。それを俺の我が儘で今の今まで延ばし続けてただけ。…これ以上は“仕方ない”で片付く話しぜよ。(こちらを向く相手に自分も視線合わせると迷いのない言葉を淡々と口にして)…でも、わんこにそういう顔をさせたくて言った訳じゃない。だから流して。
5/6 23:25
★日比谷恭介
うん。でも本当俺こういうの敏感だしー(わんこさんと呼ばれる事に対しての僅かな抵抗か、そう告げつつクンクンと鼻を鳴らして悪戯に笑ってみせ。休学という言葉に肯定しない相手に業を煮やしてかバッと上体を其方に向け、砂を掴んだ拳を震わせれば真っ直ぐに相手を見据え)‥‥じゃあ、退学?(小さな声で尋ねたその台詞は自分自身にも軽い目眩を覚えさせたか、双眸を伏せればゆっくりと息を吐き出して)俺の話、より、やっぱりこっちだろ。だって、そんなの‥‥苦しい。
5/6 23:05
★城戸劉生
あー…だからかのう。元々こういう訛りじゃと思うが。まぁわんこさんがそう言うんならそうなのだと。(再び枝を持つ手を動かしお世辞にも上手いとは言えない犬の絵を描き続け、自分の訛りの変化に気付いた相手に軽く感心するよう口を開き。そして自分の話しを聞き終えた相手が放った“休学”という言葉には軽く肩を竦めるだけで、視線は相変わらず足元の砂へと落とし。次いで話題を相手に戻すも“どこから言えば”と悩む様子にいつもの緩い笑みを浮かべ)はは、何だそりゃ。いいよ、わんこのペースで話してくれたんで。俺の話しは掲示板に書いた通り軽く流して。
5/6 22:45
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