海岸
▼過去ログ817
2011/4/30 1:27
★桐谷朱鷺
…まあ、遠からず(前置きを置いての問いを聞けば相手と視線を合わせたまま僅かに動きを止め、いずれ問われる予感もあったか微かに頬を緩め。視線を足元の砂に移し、Tシャツの中であまり見えぬものの首に提げてある2つの輪が通されたネックレスを衣服の上から掌で覆えば小さく呼吸をしてから口を開き)
…もう恋愛はしねぇって思ってたんだ。あいつの…鷺の事も含めて…俺が覚えてなきゃ、覚えてる人間が誰も居なくなっちまうような事が沢山あるから…、これまでの事全部忘れねぇように、肌身離さず持っていようって決めてさ。…そん時はもう自分の気持ちに気付いてはいたんだけど、そんなんぶら下げた俺を受け入れてください、なんて、とてもじゃねぇけど望めねぇなって。…うん(上手く言葉に表せないもどかしさから眉間に皺を寄せ、頷いてみるも伝わったかの自信はなく小さく頭を掻き)結局、気持ち言っちまった訳だけど。
4/30 1:27
★有澤 彰
(海へと視線を向けたままゆっくりと言葉を探しつつ伝えられた相手の言葉を聞けば双眸を閉じ、話し終えたらしいことを悟ればゆっくりと双眸を開き相手へと視線を戻し)
答えたくなければ答えなくても構いませんけど…先輩が「受け入れて欲しいと願っちゃ駄目だ」って思うのは…やっぱり…その……東雲先輩のことがあるからですか?(此処まで訊いてしまったのだからと先日聞いてからずっと気に掛かっていたことを名前を出してもいいものかと少しの躊躇いの後に訊ね)
4/30 0:57
★桐谷朱鷺
(視界の端に相手が己を見る姿が映れば相手の手元から瞳へと視線を移し、問われた事に僅かに目を瞬かせてから双眸を細ませ)動いてる間は、ホント、ただ伝えてぇと感じて伝えてる訳だから…、「これは命をかけるような恋だ」とか「何を犠牲にしてもいい」とかって事に気付いて動いたってのとはちょっと違うかも。そういう事には後から気付くんじゃねぇかなとも思うし(ゆっくりと言葉を探しつつ述べ、足元にあった小さな小石を摘んで近くへと放り砂の上に落ちるのを目で追えばそちらを見たまま続けて口を開き)…俺さ、前に言ったじゃん?俺は受け入れてほしいなんて願っちゃ駄目だと思うって。今もそういう気持ちはあるんだけどさ、…彰に好きだって言った時は、どうしても伝えてぇと思ったんだ。「だけどそれでも」って気持ちがあったのは確かだと思う(話し終えてから相手へ視線を戻せば眉を下げて笑み肩を竦め)
4/30 0:43
★有澤 彰
心が…動く…(相手の言葉を反芻すればゆっくりと視線を海から相手へと戻し、僅かな躊躇いの後静かに問い掛けて)
……、…先輩は…何を犠牲にしても僕と一緒に居たいって…そう心が感じたんですか?…いえ、済みません。返事を引き延ばしておいてこの質問は狡いですよね。忘れてください。(問い掛けた後すぐにハッとしたように謝罪の言葉を述べると視線を再び海へと向けて)
4/30 0:19
★桐谷朱鷺
(単行本を受け取りページを開けば内容が記憶にある文章が並んでおり、所々に目を通しながら適当にページを捲っていき)まあ確かに、4日でなんてのは、周りからすれば早くてホントに恋なのかよって疑いたくもなるけどさ。…ホントの恋愛って、頭で考える前に心が動くもんなんじゃねぇかな。時間とか歳とかってあんま関係なくて、何を犠牲にしても一緒に居てぇって心が感じたんだろうと思う。たぶん、だけど(小さく動く相手の指を何気なく眺めながら作品中の2人の思いがどのようなものであったかは分からぬも推測しつつ静かに述べ)
4/30 0:06
★有澤 彰
(差し出された手に文庫本を乗せれば相手の言葉に頷いて、少し開いた両膝の上に両方の腕をそれぞれ乗せると両手を組み相手を見遣り)
ええ、ロミオも20歳とかになってます。…いえ、読んだことは何度もあるんですけど…あまり深く考えて読んでいなかったので。(僅かに困ったような表情で視線を海へと向けると波の音に耳を峙てながら組んだ手の指を動かしながら小さな声で)
これ…原作では僅か4日間の話なんですよね。この年齢で4日間で…どうして命をかけるような恋だって気付けたのかなって。
4/29 23:49
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