管理人の独り言
過去ログ151
2012/3/22 23:33
▼真鍋周平備忘録 新婚旅行編 その47夜も遅く遠出して食事する元気も無かったので
初日の夜は近くのスーパーで夜食を買うことにした.
スーパーには一通りのものが揃っていたが
冷蔵庫の中のように寒く
店員の愛想が悪かった.
胃に優しいヨーグルトとカマンベールチーズ,
世界中どこで食べても美味しい
プリングルスのポテトチップを購入し
昼間食べられずにホテルに持ち帰った
機内食と一緒に食べた.
ほとんど食欲が無かったが
プリングルスだけは美味しく食べられた.
さすが安心のジャンクフードである.
食後はシャワーを浴びて
次の日の予定を確認し,さっさと就寝した.
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次の日の最初の目的地はシテ島にある
セント・シャペルだった.
嫁がぜひ行ってみたい教会ということだった.
まずはモンパルナス駅に向かい帰りのバスの時刻を確認した.
退路の確保は旅行の基本である.
ただし日本のバス停とは違い「時刻表」というものは
存在していなかった.
「朝6:00〜夜10:00まで大体30分おきに出ている」
とだけシンプルに表現されていた.
日本とは違い極めて曖昧な表現であり
当然ながらバスが定刻通り来ることはない.
(そもそも定刻という概念もない)
バスの運行状況を確認した後は
駅で電車の回数券を購入した.
通常は1チケット1.7ユーロのものが
10枚つづりで12.7ユーロであった.
駅では不思議なことに無人券売機があるのに
平日にも関わらず有人切符売り場に長い行列ができていた.
(日本ではこのような光景は見られない)
なんだか不思議な光景であった.
3/22(木)23:33
▼真鍋周平備忘録 新婚旅行編 その46車から降りると雨が降っていた.
雨といっても霧雨で
傘をさす人はほとんどいない.
ヨーロッパは日本と違い雨といっても
小雨や霧雨がほとんどらしく傘を使う文化がない.
ほとんどの人はコートのフードで凌いでいるようだ.
ちなみにパリの初日は雨模様であったが
降っても霧雨程度で全く傘は必要無かった.
防寒対策をしっかりしていたので寒いということも無かった.
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ホテルはローマのホテルから一転して
モダンでモノクロトーンな室内で
清潔で「近代風」なトイレとバスがついていた.
ホテルに到着すると送迎してくれたガイドが
パリの説明を一通りしてくれ
帰りの空港までのバスも近くのモンパルナス駅から
乗れば便利であることまで教えてくれた.
ローマの教訓から
ガイドにお勧めのレストランを尋ねると
シャンゼリーゼ通りで食事をするなら
ムール貝の料理を出す「レオン」がお勧めであることと
ホテルの近くにあるモンパルナス駅は
クレープで有名なブルターニュ地方への
列車発着地となっていることから
周囲に美味しいクレープ屋さんが多いということを教えてくれた
(ついでに美味しいクレープ屋さんを地図にマークしてくれた)
ガイド本に記載されていた
幾つかのレストランについても訊いてみたが
ガイド本記載の目安の値段は「最低限」の値段であり
星の付くレストランでそれなりの食事をしたいなら
数万円は覚悟しなきゃダメよという話だったので
2人で相談してリーズナブルな店で済ませようという結論に至った.
3/21(水)0:46
▼真鍋周平備忘録 新婚旅行編 その45パリの空港には案の定遅れて到着した.
迎えの車は相当待っていたようだが
飛行機の到着が遅れたのだから仕方ない.
空港からホテルまでは高速道路で移動した.
雨の日の高速道路は混んでおり
高速の混雑と飛行機の到着が遅れたことで
パリ初日の夜は何もすることが無くなった.
体調が悪かったこともあり
外出する時間が無くなったことは
私にとってむしろ幸運なことだった.
道中に凱旋門を通ったのだが
正気の沙汰とは思えない
信号無しのロータリー式の12差路で
ガイドは「入る車は回転の内側に行って
出て行く車が外側に移動するんですよ」と
意味不明の解説をしており
交通ルールが全くの「カオス」であった.
豊田市で最も人身事故の多いのが
アピタ前の5差路であることは有名であるが
それとは桁違いの危険度である.
横断歩道がないことがまだ救いだが
地元の人以外は運転は不可能だろう.
遠くに見えるのがナポレオンの墓のある
アンヴァリッドですぅ〜
などとガイドを聞いていると
あっという間にホテルに到着した.
3/20(火)0:46
▼真鍋周平備忘録 新婚旅行編 その44次の日はフランスへの移動日である.
前日に荷作りでスーツケースの重量が気になったため
重たい荷物は手荷物に全て移動した.
機内受託手荷物が20kgを超えれば
超過分が有料になるのだが
一通り荷物を詰めたスーツケースは
明らかにいつもウエイトトレーニングで扱っている
20kgのプレートよりも重たかった・・・.
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移動日の体調は最悪であった.
食事の後にホテルに戻った後に
スーパーで買ったワインやらビールやらを
捨てるのが勿体無かったので
生ハムをつまみにして一気に飲み干した.
食事中に飲んだワインの量も多かったため
次の日は二日酔い気味であった.
しかもそれに追い打ちをかけるように
次の日の朝に苦手なカフェインを多く含むカプチーノを
飲んでしまい体調は最悪になった.
ホテルに最初に送迎されたときの
バスの揺れを考えると
これ空港に移動する間に吐くかも・・・と思っていると
帰りはEクラスのちゃんとしたベンツが迎えにきた.
ベンツのサスペンションは流石の出来で
ローマの石畳の上でもほとんど振動を感じなかった.
流石である.
車はローマの市街地を覆う城壁を抜け
ミニピラミッドのように見える
ガイウス・ケスティウス・エプロの墓の横を通り
フィウミチーノ空港に向かった.
空港では飛行機が遅れており
直前の乗り口変更を経てフランクフルト経由で
フランスのシャルルドゴール空港へ向かった.
天候が悪く飛行機はよく揺れた.
〜ローマ編終了
3/18(日)9:59
▼真鍋周平備忘録 新婚旅行編 その43夜はいったんホテルに戻って休憩し
夜遅くに食事のために外出した.
前日の食事の失敗を反省し
駅近くのそこそこ流行っていそうな店を選んで
2人で入った.
日本語メニューのある店で
店の棚には所狭しとワインが並べられており
バーのように落ち着いた雰囲気の店だった.
(バーなら常温でワインを晒すようなことはしないだろうが)
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店では赤白のハウスワイン,スープ,
ムニエル,肉料理を注文した.
スープは「餃子入りコンソメスープ」と日本語表記されており
何のスープかよく分からなかったが
確かに肉を何かで包んで入れたスープであった.
まずまず美味しい.
舌平目のムニエルは
軽くソースがかけられたもので
表面カリカリでさっぱりして美味しかった.
肉料理は薄くスライスした豚肉の上にハムがのったもので
間にはトリュフのようなものがスライスされて挟まっていた.
肉自体はこってりとしており豚肉のいい味が出ていた.
餌のよい豚が出す味わい深い豚肉の味である.
肉には酸味がほどよいソースがかけられており
ワインによく合う料理であった.
注文では少量のハウスワインを頼んだつもりだったが
結構な量のワインが出てきて少し驚いたが
赤も白も軽くて飲みやすく,どちらもスルスルと飲めた.
いやらしい渋みや飲みにくい人口的な甘さを感じないワインで
付きだしもフランスパンとワインだけでも
なかなかいける組み合わせであった.
2人とも食事に満足してホテルに帰った.
当たり前だがちゃんとした店で食事をすれば
それなりに美味しいものが食べられる.
3/17(土)13:40