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【信じる、信じない】の内観報告(笑)

これが、現在のあなたの認識なんです(笑)

先に、知識が認識をつくるといいましたが、過去の出来事を思い返してみて下さい。
過去の出来事は変えようがありません。しかし、過去の出来事の意味付けは、その時と、現在とでは違う場合が多々あります。
例えば、恋愛に失敗したときには、そのときには相手の責任にしていたものが、時間の経過とともに、実は相手よりも自分にのほうに非があったのではないかと思えるようなことはあるかもしれません。

なぜか？
それは、事象の解釈に新たな文脈を付け加えたからだと思われます。
ここでの文脈とは、ある刺激の認識に影響を与えるその刺激以外の情報です。

もともと持っていた情報が思い出されたのか、新たに獲得した情報なのかの違いはありますが、新しい情報によって、同じ出来事の意味付けが変化したんです。
そして、この情報こそが知識なんです。
情報＝知識が増えれば、事象の解釈も豊かになるでしょう。
例えば、【リンゴは赤い果物】という知識しかない場合と、【リンゴは赤い果物で直径10cmくらいの大きさで、こんな味で、ある地方で生産され…】といった場合では、明らかに後者のほうがリンゴに対する認識が豊かだと言えるでしょう。
これは、リンゴについてよく理解しているということです。
ここで、ある法則が見いだされます。
【知識が少ないと頑固になる＝狭い視野になる】ということです。

長くなりそうなのでまとめますが、現在のあなたは白ありに対しての情報＝知識が乏しい。
しかし、ここにいるかぎり時間の経過とともに、なんの努力をせずとも、ほぼ自然現象的に白ありの情報が蓄積されていくことでしょう。
おそらく、そこで得られた新たな情報によって、あなたの認識も変化していくのでしょうね。

しかし、その認識の実際と、言語による内観報告の整合性は別物です(笑)

【中卒という属性は一般的にはバカ】だと内心思っていても、表面的には【そんなことないよ】と言語報告することはよくあることですから(笑)