言葉で喋る時は「まとをえる」って発音する。みなさんはどうですか?

 ちなみに「当を得る」(とうをえる)というのは「道理にかなっている」という意味。念のために書いておくと「的を射る」というのは「物事の肝心な点を確実にとらえる」という意味です。どっちも広辞苑から。


一所懸命と一生懸命の例もあるし、言葉が時代と共に変っていくのは仕方がないので、意味が通じればぶっちゃけどっちでも構わない(笑)。
どっちがルーツかなんて関係なくて、普通に使われている方が正解でいい。
そういうのは学者にお任せしたい。ただし、「的ってのは得るもんじゃないだろ、意味的に。射るんだよ。そんなことも知らねぇの? バカじゃね?」などと言うと、それは間違いだよということになる。
慣用的に的を射るって言ってるからそっちが正解という以上の意味はないのです。

 で、問題になるのはどっちが普通に使われているかという話だ。今は「射る」方のような気がするけど、どうなんだろ。ここで最初に書いた発音の話になるわけだ。私は「える」と言っている。ということは、ちょっと前までは「得る」が使われてて、上記のような説明で多くの人が納得してしまい、「射る」になったという可能性はある。「的を射る」は「まとをえる」とは読まんよな? そうすると、的を射るは的を得るの誤用で、今は言葉が変りつつある過渡期なのかもしれない。

 とかなんとか言いながら、ATOKではっきりと誤用と出て、広辞苑にも載っていないとすれば、誤用だろうが何だろうが「射る」で正解なんだろうな。とりあえず今は。

 こういう例って、たぶん他にもたくさんある。知ったような理屈をつけて偉そうに説明するのはやめよう。

ttp://tamb.cube-web.net/monologue/mono050118.htm
(PC)