1 楪
バラバラ。
君はいつも手の届かない存在だった。
夢の君も、現実の君も。
僕はそんな距離が凄く嫌で、藻掻いては吐いて藻掻いては自身の首を絞めたくなった。むしろ月と僕の方が距離が近いかと思えるぐらいの距離感、それが堪らなく嫌だった。
毎日必死に近づいては自ら落ちていく、その繰り返しだ。自爆妄想。
引き出しに入れたあのクッキーがいつかは腐るように、僕の君に対する意識もいつかはきっと薄れる。
あのクッキーが腐るまでに、僕はこの感情に蹴りを付けなくてはならない。
クッキーが腐った時、僕は君のことを「いい思い出」としてクッキーを捨てるだろうか。それとも君のことを忘れたくなくて飢餓のようにクッキーを貪るか。
クッキーは腐ってしまった。
(オリジナル長編恋愛小説あります)
夢の君も、現実の君も。
僕はそんな距離が凄く嫌で、藻掻いては吐いて藻掻いては自身の首を絞めたくなった。むしろ月と僕の方が距離が近いかと思えるぐらいの距離感、それが堪らなく嫌だった。
毎日必死に近づいては自ら落ちていく、その繰り返しだ。自爆妄想。
引き出しに入れたあのクッキーがいつかは腐るように、僕の君に対する意識もいつかはきっと薄れる。
あのクッキーが腐るまでに、僕はこの感情に蹴りを付けなくてはならない。
クッキーが腐った時、僕は君のことを「いい思い出」としてクッキーを捨てるだろうか。それとも君のことを忘れたくなくて飢餓のようにクッキーを貪るか。
クッキーは腐ってしまった。
(オリジナル長編恋愛小説あります)